続いてはボワルセル系。Bois Roussel はフランス産の競走馬で、すっかりセントサイモン系が衰退した英国ににおいて実に四半世紀ぶりにこの系統にダービーの栄冠をもたらしました。さらに産駒の Tehran が英リーディングに輝くなど、セントサイモン系中興の祖として Ribot とともに称えられるべき存在と言えるでしょう。その影響力は日本にも及び、輸入種牡馬*ヒンドスタンが7度のリーディングに輝く大種牡馬となったほか、持込馬として走ったヒカルメイジがダービーを制し、種牡馬としても多数の重賞ウイナーを送り出しました。残念ながら日本では父系は21世紀に入ったところで途絶えてしまいましたが、その名声は未来永劫消えることはないでしょう。 続きを読む
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