2015年4月28日火曜日

京都大賞典 2015 出走予定馬:ラストインパクト、前目から早め仕掛けで活路を見いだせ

ワールド:天皇賞・春468-60

2015 5/3(日) 天皇賞春(GI) 京都芝3200m

出走予定・登録馬一覧
天皇賞春2015の出走予定馬


 昨年に小倉大賞典、京都大賞典、金鯱賞と重賞3勝、一気にブレイクしたのがラストインパクト。しかし残念ながらGIの舞台ではまだインパクトを残せていないのも現実だ。前走の阪神大賞典でも一定レベルのパフォーマンスは見せられたがデニムアンドルビーにも見劣ったあたり、菊花賞、昨年の天皇賞春の内容的にも距離不安は払拭しきれていないだろう。実力はあるが、この条件でどういう戦いを挑んでくるか。スランプから脱出した感のある川田とのコンビでGIでインパクトを残したい。


 勝ち負けを意識するのであればこの条件だと恐らく京都大賞典の競馬を狙うしかないだろうと思う。昨年もそうだが正攻法ではちょっと辛い。昨年の天皇賞春ではスロー気味から中弛みで12.9 - 12.9 - 12.3 - 11.7 - 12.0 - 11.1 - 11.7というラップ推移。L2最速でギアチェンジやトップスピード面を強く要求されたし、ポジションも重要なレースだったといえる。その中で積極的に先行策を取って進めていく。3~4角では中目から先頭列に並びかけるような形で2番手で直線。序盤の最速地点で2列目を出し抜くギアチェンジは見せたが、サトノノブレスとともに同じタイミングで甘くなって9着と結果を残せず。元々この馬はギアチェンジそのものは持っていたし、トップスピードの質も良いものをもっていた。ただ、トップスピード戦だと常にL1で甘くなる傾向があったといえる。


 例えば新潟記念でも59.0-59.3と平均ペースも12.2 - 11.9 - 11.7 - 11.1 - 12.4とL2最速11.1とトップスピードはそれなりに問われる競馬になりL1で落ち込む。TS持続力を問われているが、後方外目から追い出されて最速地点でグンと伸びてきて2列目に取り付き、呑み込むかなという勢いだったがそこから甘くなって伸び切れなかった。神戸新聞杯でもスローから13.0 - 12.0 - 11.1 - 10.8 - 12.6とL2最速10.8の流れで中団最内から直線でインに切り込み最速地点では内から抜け出してくる脚を見せてくるが、L1で甘くなってしまっていた。個人的にはTS持続力は並であると思っている。


 この馬のいいところはポテンシャル戦だと長く脚を使えるところ。スローロンスパ、或いは中距離での平均的な競馬に強い。スローロンスパではわかりやすく小倉大賞典があり、48.1-45.9と明確にスロー、12.2 - 11.3 - 11.3 - 11.4 - 11.4 - 11.8と2角過ぎでラストインパクト自身が捲って刻み切ったラップである。1000万下の1200m戦で7秒台が出るほどに超高速馬場だったので11.3をどう評価するかになるが、このラップをずっと踏み続けているしロンスパ戦でポテンシャル戦寄りであると判断すべきかなというところ。 巧者の中距離色強いレースと言えば昨年の金鯱賞で59.8-59.0とややスローぐらいで、12.1 - 11.6 - 12.0 - 11.9 - 11.6 - 11.9とトップスピードを要求されない流れになった。これを中団やや前、馬群の中で進めていく。3~4角でラブリーデイやサトノノブレスの動きをワンテンポ待ってから直線で追い出すと、最速地点でしっかり伸び、L1でのあ甘さなど何もないかのようにきっちり突き抜けている。この馬としてはトップスピードの質、ギアチェンジという器用さはあるが、トップスピードを持続する能力が足りない。一方でトップスピードが問われなければ非常に長く脚を使えるポテンシャルタイプという二つの顔を持っているといえる。


 ただ、阪神大賞典は阪神3000のポテンシャル勝負で、正攻法でどこまで伸びるかという競馬で、ポテンシャル勝負で明らかにデニムアンドルビーに見劣った。この辺りからも長距離でのポテンシャル勝負では分が悪いことは確かだろう。この馬自身は高速馬場の方が高い適性を見せているので、京都替わりは不気味にはなる。高速京都では京都大賞典でスローで前目に付けながら12.5 - 12.0 - 11.7 - 11.6 - 11.8のラップ推移で離れた3番手で3~4角で動いて後続を出し抜きつつ、番手から粘り込みを図るタマモベストプレイを何とかL1で捕えきった。この辺からも前々から後続を離しつつ進められればというところ。それでも昨年の天皇賞春でもそれでL1甘くなった。前目からもう少し早めにスパートする形でトップスピードを要求されない4F戦でどこまで粘れるかという競馬に持ち込めれば…というところだ。正直距離適性的には中距離が一番合っていると思うし、器用さは見せているものの京都の外回りだとTS持続力の甘さはかなり不安材料になる。前々から仕掛けを自分で主導してトップスピードを要求されない競馬に持ち込み、粘り込めるかに賭けるのが勝算としては一番高いだろうと思う。昨年の天皇賞でも同じような競馬をしているがラップ的にはL2最速11.0とコーナーではまだ緩い流れだった。コーナーから11秒半ばを連続させていくぐらいのイメージで進められればというところだ。条件的には厳しいとみているが、小倉大賞典の時のような強気な動き方を3角手前からできるかにかかっているかなと。ギャンブル的な競馬をしないとちょっと厳しいとみている。




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