2015年4月1日水曜日

産経大阪杯 2015 出走予定馬:ラキシス、前走エリ女でヌーヴォレコルトを撃破した末脚を引き出せるか

ワールド:大阪杯468-60







産経大阪杯2015出走予定馬

産経大阪杯2015出走予定馬





 牝馬ながら混合重賞で活躍を続けていたラキシスが遂に昨年エリザベス女王杯でGI馬にまで上り詰めた。有馬記念でも見せ場を作るなど、力をつけてきてGI馬6頭が参戦するこの舞台にもまったく名前負けしない存在になった。阪神芝2000m戦で強敵相手にどういう戦い方ができるか。twitter事件で騎乗停止になりデビューお預けとなっていたクリストフ・ルメールにも注目したい。





 この馬の場合はやはり後半の総合力勝負が合っていると思っていて、ここに入っても面白い条件ではあると思う。同じように前々からスッと動いてくるイスラボニータが回避したのでこの馬としてもやりやすい面は出てきそうだ。





 まずオールカマーに注目したい。このレースでは60.5-59.5とややスローという範囲内で基礎スピードもある程度は問われた。12.2 - 12.4 - 12.1 - 12.0 - 11.4 - 11.6とある程度流れた分仕掛けが遅い2F戦の競馬で、2列目内目で前を向けずに直線を向くが序盤でスッと反応してマイネルラクリマに並びかける。しかしL1出はちょっと甘くなっての2着となった。ポジション差はあったとはいえ同タイプに近いクリールカイザーを抑え切っているのは評価できる。この馬のいいところはある程度緩い流れで余力を持ちながら加速する流れの中でスッと動けるギアチェンジ面と、その最速地点でしっかりと伸びてくるだけのトップスピードの質を持っている。半面で過去を見てもL1では甘くなる傾向で、中日新聞杯や京都記念でも最後は目に見えて、というほどではないにせよ伸び切れてはいない。もちろん混合戦で強敵が相手ということもあるが、基本的には要所の良さが持ち味であると思う。





 ただ、エリザベス女王杯ではヌーヴォレコルトをL1で捕えている。京都芝外2200m戦、ペースは60.3-59.2とこれもややスローだが、12.9 - 12.2 - 11.5 - 11.3 - 11.3と仕掛けが遅くL1を落としていない。実質的にはもっとスローだったとみるべきだろう。その流れの中で好位3列目の最内で立ち回りながら前を向けずに直線という流れ。最序盤でヌーヴォレコルトの方が要所の反応で良さを見せたが、L1でトップスピードの持続力でねじ伏せたという形だ。ヌーヴォレコルトも総合力タイプだとは思っているが、ポジション差、仕掛けの差があったにせよL1で差し切れたように牝馬レベルではTS持続力も高いものを見せてきたといえる。





 有馬記念ではかなりスローから仕掛けが遅い流れで13.0 - 12.3 - 12.4 - 11.5 - 11.2 - 11.9というラップ推移。この中で積極的に好位から進めつつ、3~4角でジェンティルドンナの直後を突いて直線最速地点ではジリッと伸びかけたがL1でちょっと甘くなってしまっていた。まあ相手関係的に見ても最速地点での強敵よりはL1のバテ差しタイプが多かったこともあったが、それでもここで見てもやはり要所の反応面、トップスピードの質といったところの方が良さがあったかなという印象ではある。





 ただ、牡馬一線級相手にとなると、基本的に脚をある程度出し切れる展開になると甘さを見せていて、中日新聞杯はラブリーデイには先着したがマーティンボロには敗れているし、京都記念でも一線級のトーセンラーのトップスピードの質、持続力に末脚勝負で見劣っている。有馬記念は流れ的には他の馬に比べて歓迎できたと思うのだがそれでもちょっと物足りない競馬になってしまった。現状一線級相手に正攻法では足りないと思っている。オールカマーのように仕掛けが遅く要所の反応が問われるレースだったり、ある程度速いラップを要所で要求されるような競馬が良い。昨年のような展開になると前にいたら基礎スピード的に優位に立てないし、後ろにいたら早仕掛けに巻き込まれるという感じ。ポジションをとって優位性を持ちたいが基礎スピード面に関してはどこまでやれるかは未知数。ある程度一段の流れの中で上手く各馬を出し抜く競馬ができないとこのメンバー構成では楽とは言えまい。その点でこのメンバー相手になるとオールカマーのような展開が理想かなといえる。2列目あたりで出来るだけ内を立ち回り、後ろの仕掛けをジッと我慢して内でスッと一脚を使えれば。器用な馬でポジションをとってレースを支配するのはルメールの真骨頂でもあり、イスラボニータが不在となった今、不気味な存在にはなるだろう。









今年も超豪華メンバーが集結!



第59回 産経大阪杯 (G2)





ダービー馬キズナ、皐月賞馬ロゴタイプ、イスラボニータ、天皇賞馬スピルバーグなどG1馬が勢揃いだが、実は……



G1馬だけで決着するケースはあまりない!



2014年はトウカイパラダイス、2013、2012年はショウナンマイティが台頭



たとえ実績が見劣っても、人気上位G1馬の間に入る穴馬は存在する!



今年、キズナやスピルバーグなどを脅かす超穴馬は……

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★毎週、毎週の大当たり★





中京6日目9R岡崎特別

◎ビッグアーサー

馬連1点目:830円

3連複:6210円

3連単:1万3760円



中山1日目5R

◎モンドアルジェンテ

馬連1点目:490円

3連複1点目:3410円

3連単:1万6690円



中京4日目8R

◎エアマチュール

馬連2点目:2620円

3連複:2550円

3連単:1万8760円



中京4日目10R豊橋特別

◎コウセン

馬連:1030円

3連複:3210円

3連単:1万3320円



阪神5日目3R

◎グランシュクレ

馬連2点目:490円

3連単:1万1110円



中山3日目1R

◎エグランティエ

3連複:7250円

3連単:2万9120円





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ワールド:大阪杯200-200





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