2015年5月6日水曜日

NHKマイルC 2015 出走予定馬:ミュゼスルタン、故障から立て直せたか、前走はやはり不安材料も…

七騎の会:NHKマイルC728-90 

2015 5/10(日) NHKマイルカップ(GI) 東京芝1600m
出走予定・登録馬一覧
NHKマイルC2015の出走予定馬

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 2歳戦線、夏に強烈な末脚を披露し新潟の王者に君臨したのがミュゼスルタンがNHKマイルCに参戦。新馬戦でソールインパクトを破り、割とハイレベルだった新潟2歳Sでアヴニールマルシェとの接戦を制してきたが、故障もあって長くにわたり離脱。今年初戦のスプリングSではドスローも骨折の影響もあったか、上がり最速でもリアルスティールと比べて最後は甘かった。夏の新潟で見せた末脚を府中で引き出せるか、持っている素質は互角以上のはずだ。


 個人的には今回のメンバー構成の中で最も面倒で読みにくい馬である。新潟2歳Sのレース内容が高いレベルにあっただけに余計に難しい。


 まず新潟2歳Sから振り返るのだが、新潟芝外1600m戦でペース的には47.1-46.3とややスローだがこの時期にしてはそこそこ流れてはいる。11.9 - 12.0 - 11.3 - 11.0 - 12.0というラップ推移でそこまで大きく緩まないままL3から加速、L2最速11.0からのL1落とす新潟外らしいTS持続戦になった。この流れでやや出負けしながらも中団で様子見、中団馬群が凝縮する中で徐々にポジションを落としつつ3角まで前が壁の状況で進めていく。3~4角も最内を立ち回ってやや後方で直線。序盤でそこから仕掛けられるとしっかりと反応して中団列から中目に持ち出して最速地点でスッと伸びてくる。そのままL1でニシノラッシュを競り落としてアヴニールの強襲は封じ切ったという形。まあ比較的どのタイプの馬でも力を出し切りやすい展開になったし、その中で12秒台の流れから加速する形でも内から外に進路を探りながらでもスッと反応したギアチェンジの一定レベルの高さ、そして最速地点での切れ味はやはり良いものを見せたと言って良い。L1ではアヴニールの強襲は許したが、あまり淀みない展開でアヴニールが脚を出し切りやすい展開であったことを考えればこれは結構評価していい内容だと思っている。ナヴィオン含めてトップスピード戦ではそれなりのパフォーマンスを見せている馬たちを問題としていないし、ニシノラッシュ以下は完封できた。


 もともと新馬戦から器用さは窺えた。新潟外1600m戦で新馬は流石にドスローから13.0 - 12.5 - 11.8 - 10.7 - 11.2と仕掛けも遅くL3でも11.8と緩いところから直線半ばで1秒近く加速、かつ最速10.7とトップスピード・ギアチェンジの両面で高いレベルのものを要求されたのだが、ここで中団の最内から団子だったとはいえ3列目で直線スッと反応して一気に先頭列に並びかけたし、L2の最速地点でしっかりとそこから前に出てL1でソール以下をねじ伏せた。まあソールインパクトはTS持続力という点では微妙なので、これに勝ったのはそこまで評価はできないが、ここで評価をしたいのはこのラップで前を向けな内ポケットから直線入りでスッと反応して楽にトップスピードまで持って行けたところにあると思う。そのうえでL1まで踏ん張ったのだから、まあ内容的には総合力の高さを見せた。


 スプリングSは少なくともNHKマイルCに繋がりにくい展開になったのでさっと振り返る。中山芝内1800m戦で49.8-46.5から12.8 - 12.0 - 11.8 - 11.2 - 11.5と2F戦でこれを前にいたキタサンブラックが刻み切ったわけでかなり仕掛けが遅いレースだった。この流れで出負けして最後方からの競馬、道中もそのまま。3~4角でブラックバゴの外からしっかり押し上げながら前を向いて直線。序盤でその分だけトップスピード面では良さを見せたがL1では甘くなった。正直骨折明けもあったが、置かれながら直線入りに入ったリアルと比較して3~4角のまだ遅い地点でエンジンをかけながら直線を向けたこの馬という立場でありながら直線半ばまで全く優位性を見せられない内容だった。まあリアルと比較すると苦しいとはいえ、ブラックバゴにも交わされてしまっているのでこれは正直内容的には乏しいかなと。少なくとも後半勝負では分が悪かった。もちろん骨折明けの影響は否定しないが。


 この馬は後半の総合力の高さが売りで、新潟2歳Sの内容的にもイスラボニータ的なイメージはあったがイスラと違うのはやはり前半の基礎スピード面での課題はちょっと残っている。新潟2歳Sでも流れていたとはいえ結果的に中団の内で閉じ込められて溜めたわけなので、そこからの反応という点では非常に器用だが、マイルの基礎スピードが要求されてそれについて行って一足を使えるかどうかが課題になる。まあアヴニールマルシェはTS持続力面では高いレベルのものを持っているとは思うし、L1でのバテ差しは新潟の方が聴きやすいので、個人的には平均ペースぐらいまででやれればチャンスはあるんじゃないかなと思う。ただ、あくまでこれは状態面がしっかりともどってくればという話。骨折明けのスプリングSは極端な競馬ではあったにせよ不安は残る内容。ここ2走の出負け気味も大いに気になる。器用さはあるしその点からもできるだけ内枠が欲しいかなというところだ。嵌れば後半の総合力、とりわけギアチェンジの速さはこのメンバーなら上位に入るし、ペースもある程度までは上がっても大丈夫だろうとみている。臨戦過程やパフォーマンスのバランスをどう判断するか、馬券的に非常に厄介な存在である。


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