NHKマイルカップは過去5年で4頭の2桁人気馬が馬券に絡んでいます。
2桁人気馬のような人気薄も積極的に馬券に絡んでくるというのが特徴のレースです。
では今年、人気薄で期待できる馬はこの馬だと思っています。
ベテラン騎手からベテラン騎手への思い切った乗り替わりは非常にプラスだと思います。
その馬の名前を競馬ブログランキングに記載しておりますのでぜひ、ご覧ください。
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(現在45位前後)
おはようございます。
今年のG1戦線ですが5戦2勝の的中率40%という状況です。
NHKマイルカップに関してですが、とにかく私は東京競馬場でのレースの予想が今、絶好調でありぜひ、ご期待を頂ければと思います。
本日はNHKマイルカップの全頭考察を行います。
それでは現在のnetkeibaでの予想オッズです。
01番人気 グランシルク 4.7倍
02番人気 アヴニールマルシェ 4.8倍
03番人気 アルビアーノ 6.3倍
04番人気 クラリティスカイ 6.6倍
05番人気 アルマワイオリ 7.1倍
06番人気 ミュゼスルタン 7.1倍
07番人気 ヤマカツエース 13.7倍
08番人気 ダノンメジャー 17.9倍
09番人気 グァンチャーレ 24.2倍
10番人気 アンビシャス 26.8倍⇒除外濃厚
11番人気 ヤングマンパワー 32.5倍
12番人気 ニシノフラッシュ 34.9倍
13番人気 フミノムーン 59.5倍
14番人気 マテンロウハピネス 70.8倍
15番人気 タガノアザガル 113.7倍
16番人気 テンダリーヴォイス 149.7倍⇒抽選対象
17番人気 ダッシングブレイズ 221.9倍⇒除外濃厚
18番人気 コスモナインボール 266.7倍
21番人気 レンイングランド 396.6倍
22番人気 ナイトフォックス 396.6倍⇒抽選対象
23番人気 クールホタルビ 503.7倍
人気上位18頭と出走可能な馬までを記載してみました。
本日は出走確実な17頭と抽選対象の2頭に関して全頭考察を行います。
まず1番人気のグランシルク。
前走までは好位につけて直線で抜け出すという競馬をしておりましたが、前走で大きく出遅れて終い一手の競馬に賭けたところ1頭だけズバ抜けた末脚を披露しての2着でした。
前走のレースで溜めれば物凄い末脚を使うことができるとわかったところは大きなポイントでしょう。
では今回どうするのかというと共同会見の内容では終いを活かす競馬をすると話しています。ただ最後方待機とはいっていません。普通に流れに乗って折り合い重視で終いを活かすということです。
この馬に関して気になる点といえば5戦して成績が2-2-1-0ですが、そのうちの2-1-1-0の4戦が中山競馬場での成績ということです。あとの1戦が東京1800mです。
つまり今回の東京1600は初めてなのです。
何度もこのブログで書いておりますが「人気馬の未知は疑え」が競馬をする上でのセオリーです。
またこの馬に関しては持ちタイムが1分34秒4と決して速くないのも気になるところです。
中山ではなく、東京の高速馬場に対応できるかどうかが好走のキーとなるでしょう。
ちなみに先週の東京競馬場は4歳1000万下1600mで1分33秒2です。さてどうなるでしょう。
次に2番人気のアヴニールマルシェ。
私の記憶が確かならばこの馬はシンボリクリスエスの再来だったような気がします。
それがなぜか皐月賞ではなく、NHKマイルカップへ出走してきました。
皐月賞には出そうと思えば出せました。しかし、ドゥラメンテに出走権利を譲るためか回避してNHKマイルカップです。
実はこの馬も東京1600mを初体験です。
ただこの馬に関しては1600mが初めてでも1800mに3回出走しており、東スポ2歳ステークスでサトノクラウンとタイム差なしの2着と好走しております。
しかし、やはりこの馬で気になるのは前走の敗戦です。
ここではリアルスティール、ドゥラメンテが出ていたハイレベルなメンバー構成であったとはいえ、やや負けすぎなところがあります。
敗因は位置取りだと思います。共同通信杯では合格点の上がり33秒9を使っております。当レースで好走した馬は4角で4番手以内、ドゥラメンテでも7番手以内の競馬だったにもかかわらずこの馬はほぼ最後方の11番手。
ここからなら届かないのも仕方ないところです。
休み明けが原因だと言われればそうかもしれませんが、ならば今回も休み明けであるのが嫌なところです。
さらにこの馬は出負けする癖があります。ここが最も嫌なところです。
後方からの競馬になったとして果たしてどうか。幸いなことにこのレースは差し、追込に有利な展開になるレースなのでそういう意味では期待したいところです。
そして3番人気のアルビアーノ。
現在3連勝中であり、無敗のG1挑戦です。
皐月賞でサトノクラウン、桜花賞でのルージュバック他と無敗馬が全てG1で敗れています。
この馬は果たしてどうでしょうか。
私は非常に危険だと考えております。
まずNHKマイルカップにおいて逃げ切った馬はミッキーアイルのみです。
カレンブラックヒルは違います。番手での競馬でした。
この馬が勝利したフラワーカップの時の中山競馬場は4レース中4レースで逃げ馬が馬券になるトラックバイアスがある中での逃げ切り勝ちでした。
ちなみに先週の東京競馬場ですが比較的、前残り馬場ではあるものの6レース中、逃げ馬が馬券になったのは1レースのみ、しかも3着でした。
馬場傾向が全く異なる中、さらに過去5年で馬券になった15頭が共通して持っている条件をこの馬は持っておりません。その条件とは父、母父にサンデー系の血を持っていることです。好走には内枠が欲しいところではないかと思います。
加えて牝馬も好走が難しいG1でもあります。
次に4番人気のクラリティスカイ。
この馬がここまで人気になっているのは皐月賞5着の好成績と同コースであるいちょうステークスのレコード勝ちがポイントとなっていると思います。
前回、この馬に関してはすでに成長力がなく厳しいという評価でしたが、今回のメンバーでさらに高速馬場になれば面白い存在だと思います。
頭まではないとしても2,3着なら十分にありえると思います。
今回のレースは内で脚を溜めて馬群を縫って伸びてこれる馬の好走が期待できるレースでもあるのでこの馬がそういった競馬ができればと思います。
5番人気のアルマワイオリ。
なぜこの馬がここまで人気にならないのでしょうか。
朝日杯とアーリントンカップで2着、NZTで3着という競馬をしております。
つまりマイル路線に関しては中心的存在であるといえます。
人気にならない理由は血統と騎手でしょう。地味すぎる笑
しかし、後方でしっかりと脚を溜めれば弾けるだけの素質があります。
たしかに東京競馬場での成績がありません。というか初体験です。
前走のNZTは初輸送を試しての好走でした。見事。
血統的には急坂のあるコースの方が得意な気がしますが、この程度の人気であれば期待したいところと思います。
ちなみにマイル成績が0-2-1-1であり唯一の着外は4着です。
そしてこの成績、全て重賞です。
6番人気のミュゼスルタン。
新馬戦、そして新潟2歳ステークスと連勝するも骨折で長期休養を余儀なくされました。
そして復活の初戦となったスプリングステークスでは0.5秒差の7着と敗れるものの上がり最速の33秒6をだしております。
ちなみに新馬戦、新潟2歳も33秒台前半の時計を出すなど高速馬場においての末脚勝負でこの馬の右に出る馬はいないでしょう。
なお、スプリングステークスの時の中山競馬場の内回りはかなりの前残り馬場であり、後方からの競馬では届かないレースでした。
それが東京競馬場に替わるのであればプラスとしか考えられません。
按上が柴田善臣先生ということが気になります。追い込んで4着とか嫌ですよね。
ちなみにこの馬も父、母父にサンデー系の血を持っておりません。
7番人気のヤマカツエース。
前走のNZTは7番人気にも関わらず1着と好走しました。
NZTはキンカメ産駒が好走しやすい馬場であり、外を回った馬が馬券になっておりました。
そこでこの馬を本命にしたわけでした。
タイムに関してですが、やや重の馬場で1分34秒8です。良馬場なら1分33秒台が出ていたか出ていないかといったところでしょう。
洋芝でも好走できているように高速馬場というよりは時計の掛かる馬場が得意なタイプでしょう。
またこの馬に関しては1200mを使われている経験があります。距離適性もマイル以下の短い距離が得意なタイプであり、どちらかというとマイル以上の馬に適性がある東京マイルでの好走は厳しいかなと思っております。
次は8番人気のダノンメジャーについて。
前走のスプリングステークスを見る限り、キレ負けするタイプの馬です。
先行して消耗戦の競馬になれば面白いのかもしれません。
ただ上手い競馬ができて3着でしょう。先行して粘りこみを図ってです。
ただどうもワンパンチ足りない馬かなと思っています。
続いて9番人気のグァンチャーレ。
武豊騎手からの蛯名騎手への乗り替わりです。
蛯名騎手はダノンプラチナの参戦次第の状況でしたが、無事に乗り馬の確保ができました。
武豊騎手はどちらかというとこちらに乗りたかったのかなと思っています。
シンザン記念の勝ち馬ではありますが、シンザン記念は弱メン相手のレースだったので参考にはしにくいところです。
前走の弥生賞は距離が長かった印象があります。マイルへの短縮はプラスでしょう。
そして東京競馬場のレースである東スポ杯ですが、前が塞がり追い出せないという競馬でした。
つまり、東スポ杯では上手くやれば好走できた可能性があったということでしょう。
9番人気はやや軽視されているなという印象ですね。
10番人気のアンビシャス。
除外濃厚です。この馬が出走すればこの馬を本命にしたいと思います。
理由は出走可能になったらお話したいと思います。
ここがダメならプリンシパルステークスで本命にしたいと思います。
11番人気のヤングマンパワー。
距離不安があります。
マイル重賞勝っているのに何を言っているのだと言われそうですが、アーリントンカップはスタミナがない馬でも好走できる不思議なレースです。
父スニッツェル。マイルは完全に長い印象です。
12番人気のニシノラッシュ。
父サクラバクシンオーです。距離不安が強くありますがグランプリボスの件もあるので、それだけで軽視するのは危険でしょう。
東京での成績もいいので面白い存在だと思います。
京王杯2歳ステークスでは伸び白を感じたのも事実です。
新潟2歳ではアヴニールマルシェと接戦を演じています。
休み明けでどこまで仕上がっているかがポイントとなるのではと思います。
13番人気のフミノムーン。
前走のマーガレットステークスでは堂々の本命にしました。
ファルコンステークスでは展開に恵まれなかっただけでもっとも強い競馬をしたのはこの馬だと思っていたためです。
ただどうでしょう。マイルとなると話は変わってきます。
雨が降って馬場が荒れれば面白いですが、基本的にはこの馬にマイルは血統的にも実績的にも厳しいと思います。
14番人気のマテンロウハピネス。
前走は番手で競馬をしながら勝ち切る事ができました。
この馬は一度、抜かれても差し返す強さがあります。
前走は京都開幕週の前残り馬場を活かしての勝利でした。
距離も1400ぐらいがベストな気がします。
少なくとも東京マイルを先行しながら粘りこむことができるほどの力を感じていないところです。
15番人気のタガノアザガル。
父馬を含めた血統構成、ならびに実績面からここは距離が長すぎるかなと思います。
前走も何から何までがハマった競馬であり、能力以上の結果が出たというところでしょう。
ただ、今回もはまらないとは限りません。
私としては1枠か2枠に入ればちょっとだけ気にかけてみようと思います。
18番人気のコスモナインボール。
マイネル軍団にありがちな早熟傾向の馬だと思います。
ここもさすがに厳しいかと思います。
G1ではなく違う舞台で、格落ちした夏競馬の条件戦で買いたい馬です。
21番人気のレンイングランド。
さすがにここは厳しいかと思います。考察も何もありません。
能力的に厳しいかなと思います。
そして抽選対象1頭目のテンダリーヴォイス。
ここに無理に出走しない方がいいような気がします笑
能力的に厳しいと思います。
抽選対象2頭目のナイトフォックス。
重賞ではワンパンチ足りない馬です。
ここも苦戦必至かと思います。
以上が全頭の考察です。
現時点での◎~△の印をつけておきます。ぜひ、ご覧ください。
http://klan.jp/r20150502061101?userid=5767#prediction
G1戦線が続くと疲れますね!でも楽しみです!
NHKマイルカップは過去5年で4頭の2桁人気馬が馬券に絡んでいます。
2桁人気馬のような人気薄も積極的に馬券に絡んでくるというのが特徴のレースです。
では今年、人気薄で期待できる馬はこの馬だと思っています。
ベテラン騎手からベテラン騎手への思い切った乗り替わりは非常にプラスだと思います。
その馬の名前を競馬ブログランキングに記載しておりますのでぜひ、ご覧ください。(現在45位前後)
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