2015年6月26日金曜日

宝塚記念 2015 出走予定馬:レッドデイヴィス、松若風馬GI初騎乗でどこまでチャレンジできるかに注目


2015 6/28(日) 宝塚記念(GI) 阪神芝内2200m
出走予定・登録馬一覧
宝塚記念2015の出走予定馬


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 脚部不安で1年7か月という長い長い休養明けからここ4走、徐々に内容的には良化してきているのがレッドデイヴィス。しかしいきなりの宝塚記念、一線級相手に戦う形になり、苦戦が強いられるのは疑いの余地を挟まないだろう。阪神ではタフな馬場だった大阪ハンブルクCの内容は良かった。GI初挑戦となる松若風馬とのコンビがこの馬の起爆剤となるか。


 正直なところ能力的にも適性的にも微妙ではある。特にこの馬の場合は実績を多く積んでいる中で、トップスピードが明確に問われた方が良いという傾向が強い。馬場がタフな中でTS持続戦となるのが一番いいと思うが、その中でポテンシャル勝負での実績が微妙なのである。ましてここ数走から通用していない以上、現実的には厳しい材料がそろっていると言わざるを得ない。もちろんこの馬の比較で見れば徐々に良くはなっているとは思うのだが。追い切りも良かったのでその辺りの望みはある。


 まずこの馬のベストバウトは随分遡って3歳時の鳴尾記念。サダムパテックやまだ成長途上とはいえショウナンマイティを破っているわけでこれは評価するしかない。阪神芝外1800m戦で47.2-46.4とスロー気味からの12.0 - 11.7 - 11.5 - 11.0 - 12.2とL2最速もL1落とすTS持続戦。この流れで後方外々から直線じりじりと伸びてL1で抜け出したところにショウナンマイティの強襲は受けるがこれを凌いでいる。最速地点でもそれなりには伸びてきていたが、それでもL1で抜け出してきたところにこの馬の良さを窺えたかなと。


 また直近で最後の勝利となっている大阪ハンブルクCが阪神芝外2400m戦で時期的にも時計がかかる馬場だが63.9-60.1とかなりのスロー、12.2 - 11.9 - 12.0 - 11.9 - 11.3 - 13.0とL2最速11.3で馬場を考えると速いラップを要求されたしL1はかなり落としている。TS持続力という面が要求されているのが良くわかる。その中でスローで団子、ここで後方馬群の中目から無理をせずに追走しながら4角の坂の下りでじわっと前が加速する中で最速地点では伸びずにジリジリ。しかしこのL1での大減速地点で内に切り込んで前の各馬を差し切っている。このように、明確にトップスピードに乗せてからの持続力が武器だといえる。


 近走だと京都記念が意外とそういう競馬になったのかなと。京都芝外2200m戦でペースバランスが61.2-58.1とかなりのスロー。12.2 - 12.4 - 11.7 - 11.4 - 11.0 - 11.6とじわっと加速する形だ。このレースではポジションを取ってきて2列目のポケットで進めるという形。徐々に加速していく流れで直線序盤の最速地点で先頭列に置かれるのはお家芸だが、そこからキズナが伸びてきてからL1で前が減速したところでは食い下がっていたように、一定のレベルのパフォーマンスは見せた。ただ結果的に京都の外回りであり、L1もそこまで落ち込まない。この馬自身は踏ん張っていたとは思うが前も坂のある阪神ほど落とさないので、そういった意味では力を発揮しにくかっただろう。それでも、11秒フラットのラップを要求されて見せ場があったようにこういう競馬の方が合っている。


 前走の鳴尾記念は勝った時とは違い阪神芝内2000mに戻っていて、このレースでは59.5-59.3と平均ペース、12.0 - 11.9 - 11.8 - 11.5 - 12.1とトップスピード面を要求されないポテンシャル勝負よりの競馬になった。ここで好位馬群の中から直線、序盤にできたスペースを突いてL1で伸びてくるかと思いきや伸びなくなだれ込みも微妙というような感じで6着完敗だった。基礎スピード面が要求されたのも多少あるかもしれないが、後半なにも良いところがなかったというのはやはり不満がある。


 個人的にはTS持続力は高いがポテンシャル戦は微妙だろうと思っている。まあ比較で言えばエプソムCなんかもそうだが、比較的厳しい流れでトップスピードが要求されないと伸びあぐねていて、阪神外の様に坂の下りで一気にトップスピードに乗せて持続するメリハリがある競馬で結果を残しているわけなので、普通に考えれば内回りの2200に替わる、しかも宝塚でロンスパポテンシャル勝負になりがちということから考えても買い材料としては乏しいかなと。ただ時計がかかる馬場そのものは得意としているし、何より追い切りが良かったというのもある。適性や実績からは狙いづらいがそういった要素からは幾らかいい材料もあるというところ。松若君がこの馬でどういうレースを展開してくるかは興味深いが、自分の分析としては、この馬の実力・適性的に見ると正直宝塚記念でなかなか好走する絵が想像できないかなというところだ。




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2年続けて苦杯を嘗めていた春の天皇賞を制した勢いに、7戦6勝2着1回と抜群の相性を誇る阪神に替わり、宝塚記念3連覇の偉業に向けて視界良好に見えるゴールドシップ。ファン投票1位、レース当日もおそらく1番人気で迎えることは濃厚。

しかし、“1強”や“確勝級”といった世間の報道には、異を唱える関係者も少なくない。

「同一GI3連覇なんてそう簡単にやれるもんじゃない。マック(メジロマックイーン)だってジェンティル(ドンナ)だって、みんな跳ね返さえれてきたからな」

「天皇賞は良馬場発表だったけど、実は散水のやり過ぎで馬場は緩かった。レース後に、『力の要る馬場だった』とか『ノメって脚を取られた』とか、ジョッキー連中の言葉もその証拠。要するに、ゴールドシップ向きの馬場だったんだ」

「アレで完全復活と見たら大間違い。ゲート入りを嫌がっていたように、気持ちの問題は全く解消していないからね。確かにアッサリ勝つだけの力はあるけど、いつポカをするかわからない馬ということは変わっていない。まだ全幅の信頼は置けないよ」

となれば、馬券的な面白さは十分にあるレースだと言えるだろう。

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