かつては3歳の芝のGⅠ皐月賞を勝ったイシノサンデーがSDDに出走した事があったが、NHKマイルで2着した牝馬が関東オークスに参戦するのはかなりレアなケース、それだけに今回出走のアルビアーノのレース振りに注目が集る今回の関東オークス、確かに血統的にはダートはOKかも知れないが、初ダートのレースだけに絶対視は出来ず、現実に中央交流となった過去15年の関東オークスでダート未経験の馬は11頭出走しシンメイフジが1勝しているが【1・1・1・8】と云う成績から、どんな結果になるかは終わってみないと判らないが本音。
ならば初ダートのアルビアーノよりは中央勢の中でダートレースの計算が一番出来るホワイトフーガを軸にする方が安全だろう。
確かにホワイトフーガはフラワーCでアルビアーノに敗れているが、あくまでこれは芝のレースで度外視が可能、ダートでは【2・1・0・1】、唯一着外に敗れた伏竜Sは兵庫CSで圧勝したクロスクリーガーに早目に交わされる展開が響いただけでダートのレースでは底を見せておらず、事実ホワイトフーガが1月の黒竹賞で接戦をしたアンヴァリッドはその伏竜Sで3着、1月の府中・500万条件で降したアルタイルはその後に中京・昇竜Sと府中・青竜Sで其々2着するなどダートOP特別で好走したオトコ馬と互角に戦った実績を残しており、例年の関東オークスならば抜けた一番人気になっても不思議ではない存在だろう。
芝のレースとしてもオトコ馬相手のHNKマイルで2着するなど能力は3歳世代ではトップクラスの馬だけに初ダートでもスンナリと前に行く競馬が出来れば勝ち負けする可能性が高いアルビアーノをホワイトフーガの相手にチョイス、この2頭の馬単の表裏が関東オークスの大本線。
アルビアーノが初ダートに苦戦して消えるケースも想定してホワイトフーガから東京プリンセス賞4着で攻め馬の内容から前走以上の状態で出走すると思えるジェットシティへの馬単とタテ目のアルビアーノからジェットシティへの馬単の2点を押さえ、本線と合計して4点が今回の関東オークスの結論とする。
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