2015年7月7日火曜日

ジャパンダートダービー 2015 出走予定馬:ディアドムス、ドバイ帰り鍵も北海道2歳優駿の内容は再評価したい

2015 7/8(水) ジャパンダートダービー(JpnI) 大井ダ2000m
出走予定馬・枠順
ジャパンダートダービー2015の枠順と出走予定馬


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 昨年の2歳ダート路線の頂点を決める舞台、全日本2歳優駿を制覇したのがディアドムス。三浦皇成に嬉しい初JpnI制覇を届けたこの馬だが、3歳になるとなかなか苦戦が強いられている。ヒヤシンスSでの4着、UAEダービーは果敢にチャレンジも日本馬3本の矢の中では一番最初に折れてしまった。ダートの質は違うとはいえ、同じ2000mの舞台に加え、やはり遠征明けがカギにもなる。悪条件を振り払えるか。


 分析していくうちに意外と侮れないなと思うようになってきた。ドバイ遠征がカギにはなるが。


 まずは全日本2歳優駿から振り返る。時期的にもかなり時計がかかる川崎の1600m戦、ペースバランスは51.0-54.3とかなりのハイペース、14.2 - 12.2 - 13.2 - 14.7 - 14.2とL1で若干再加速している程度でズブズブの消耗戦。1~2角で緩んでから向こう正面で一気に仕掛ける形で川崎らしい流れといえる。この中で5分に出て雁行状態の先頭列から一列離れて進める形。1~2角のコーナーワークで3列目の中目に入ってここからロンスパの流れに乗っていく。3~4角では外から前を向いて一気に押し上げながら2列目で直線。序盤でそこからしぶとく抜け出して内からしぶとく伸びてくるタップザットとの競り合いで詰めさせずにねじ伏せた。時計がかなり掛かっていたのでこのレースらしくほぼ消耗戦になったと言って良いのだが、まあそれでもそこから最後までしぶとく粘って勝ち切ったようにポテンシャル面はそれなりに評価できる内容だったなと。ハイペース適性という点で基礎スピード面も高いレベルで必要だったわけで、そこもクリアしてきた。


 ただヒヤシンスSでは完敗を喫した、と言ってもクロスクリーガーとは僅差だし58kgを背負ってのものだが。東京ダ1600m戦でペースバランスが47.7-49.4と明確にハイペース、12.2 - 12.6 - 12.3 - 12.2 - 12.3と若干緩んだぐらいで前半ついていく基礎スピード、後半のそこから食らいつけるだけのポテンシャルといったところが要求されたのは同じだろう。スタートは五分、そこから出して行って結構前目に取り付いて2列目の外までつける。3~4角でも仕掛けを待ちながら直線を向くと、そこからも楽な手ごたえでじわっと先頭列に並びかけL2では一旦先頭に立つ強さを見せる。ただL1で甘くなったところに各馬の強襲を受けて3着も外してしまったという形。内容的には強い競馬をしての4着で、斤量も58kgと他より2kg重いというのはダートでは当然終いに響いてくる。この辺りを考えると2着争い各馬の比較としては当然評価する材料にはなる。ただ、このレースは基礎スピードが高く要求されているし、その点で考えてもこの馬の土俵ではあったと思う。


 ただ、北海道2歳優駿も勝っているので距離そのものは1800までは問題ないだろうとは思っている。その内容も意外とよく、好位の外で進めながら3~4角で外から動いて直線序盤の早い段階で先頭に立っている。ラップが読めないので何とも言えないが、余力が各馬ある程度残っている段階であろうところで動けているのは面白い材料。カラパナビーチに完勝しているが、このカラパナビーチはすでに鷹取特別で1000万下勝ちを収めている。マイルでスピード色強い競馬にも対応できているが、コントロールして要所で一足を引き出してくる可能性は十分にあるのかなという感覚は持たされた。UAEダービーに関しては厳しい流れの中で積極的についていったが4角で一杯になった。


 距離に関しては2000となると不安も当然ある、ベストバウトをどこに取るかだがマイルで実績を見せている印象が強くても、北海道2歳優駿の内容は馬鹿にはできないかなという感じはある。少なくとも単調なスピードタイプではないだろう。門別のコーナーはそこそこ緩いので、恐らくコーナーでそんなに前も減速しない。その分だけ動くのにそれ以上の脚を使う必要があることを考えるとここで動けたというのは軽く見てはいけないかなと。結果的にカラパナビーチが1000万下を突破するレベルだったこと、ユニコーンSのレベルも突き抜けては高くない、クロスクリーガーは兵庫チャンピオンシップで千切ってはいるのだがレースレベル自体は読みにくいところもある。実は分析前はスピードタイプの馬という認識が強かったんだが、分析していくうちにこれは面白いかもという要素も見えてきた。特にある程度のペースから動いていく脚を見せているので大井で目標を前に置きながら外からトップスピードに乗せていくというのはL2最速になりやすいこのレースとは適性的にも合致している。まあ2000が単純に持つかどうかという不安もなくはないが血統的には気にならないし、実際問題ダ2000を走っている馬の方が少ないわけで。まあUAEダービーの惨敗、途中でついていけなかった感じになったのは他の日本馬が割と健闘したことを考えると不安だし、そこからの初戦という点で強く狙えるかは別だが、全日本2歳優駿の印象が強すぎると間違えるかもしれない。北海道2歳優駿の再評価をして、オッズと状態面とで相談したいところ。積極的に狙いたくなってきた。



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