昨日より降り続いた雨の影響でどんな馬場になるかと思っていたが、昨年暮れに砂を入れ替えた効果からか、重馬場でも案外水ハケが良く、一面に水溜りが出来るような馬場ではないのが幸いで、重馬場と云えども極端に早い時計での決着は目立たず、各馬が自分の能力を出し切れる印象がする馬場コンディションと思える。
さて、この馬場でスパーキングレディーCが初ダートのメイショウマンボがどこまで力を出せるかが焦点かも知れないが、先程も書いた様にメイショウマンボが好走するかは個人的に疑問で、それ以外の中央勢の競馬になると考えるのが正解のはず、その中でやはり中心とするのは斤量58でもオンナ馬相手ではモノが違う女帝サンビスタだろう。
前走のかしわ記念はオトコ馬が相手と云えどもサンビスタらしからぬ見せ場に乏しい惨敗だっただけに気になるが、前々走のマリーンCから中2週とやや押せ押せローテーションに加え、そのマリーンCでは不良馬場で斤量58を背負っての競馬だっただけに如何にタフなサンビスタでもレースの疲労が残っていたとしても不思議ではないはず。
今回はオンナ馬同士の競馬だけに巻き返しは必至、確かに斤量58で距離1600は決して楽な条件ではないが、現実に同じ条件のマリーンCでクリアしており女帝としては負けられない一戦。
相手は同型のノットオーソリティが回避した事で昨年と同じく単騎逃げが濃厚なサウンドガガにサンビスタ相手では分が悪いのは確かだが、現在の牝馬路線のナンバーツーのトロワボヌールのどちらかだろうが、1番人気のサンビスタを軸にする以上はヒモは1頭に絞りたい。
サウンドガガとトロワボヌールは共に斤量56となると前で競馬をする分だけ昨年のこのレースの覇者サウンドガガが有利な気もするが、昨年より斤量は1K増と云う部分に加えてマリーンC同様にサンビスタが早目早目の競馬を試みて逃げるサウンドガガにプレッシャーをかけると考えると本来は短距離向きのサウンドガガには厳しい展開となるだけに、マリーンC2着のトロワボヌールを上位に評価、サンビスタからトロワボヌールへの馬単スイチ勝負が今回の結論。
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