2015 ラジオNIKKEI賞(GIII) 芝1800m良
レアリスタの敗因分析
1:46.4 12.4 - 10.4 - 12.2 - 12.3 - 12.2 - 11.8 - 11.8 - 11.6 - 11.7
47.3-46.9M
2番人気に支持されながらも16着と殿負けを喫してしまったレアリスタの敗因を分析していく。
16着レアリスタは五分に出て無理をせずに中団でという競馬。道中かなり折り合いを気にするような感じ、1~2角で接触した時に更に掛かってしまったような感じ、そこからのペースダウンもあってなかなかコントロールが難しいまま3角。3角で中団馬群の中で動けないまま後方に下がって直線。序盤でそこから追い出されるが脚を使えずに大惨敗となった。
ん~まあ入りから福永がかなり折り合いを意識した競馬になってそれでも掛かり気味、そこで1~2角に少し接触したのと2角過ぎで落ち着いたことが響いてしばらくかかっていたのは影響したとは思う。ペースそのものもそこそこ早かったとは思うので、その辺りが結果的に影響してしまった可能性もある。メンタル面なのかレースの流れでの適性的な面なのかは正直ちょっとここからでは分からないなあと。かなり掛かっていたのもあるが、それでも直線入りでは進路があった中で全く反応しなかったわけだし、序盤のペースの段階で意外としんどかったという可能性はある。かなり掛かっていたのでわからんけどね。
馬の実力や適性面でドスローしか経験していなかったわけなので、ここまで流れると厳しかったという可能性は当然考えたうえで、それでもちょっと序盤を探り過ぎたのはあると思うよ。ある程度流れるというイメージをもってある程度ポジションとってという競馬をしてほしかった。ペースに関しては正直やってみないとわからないわけなので、まずその土俵に上がったうえで通用するかどうかを判断したい。現段階ではそこまでの競馬で非常にスムーズさを欠く競馬になったわけなので。
まあ騎乗にも触れておくけど、結局折り合いで苦しんでそこしか見えなかったから隊列がどうとか判断できずにとりあえず中団につけといて、3角の動きでも全然意識できないから直線で最後方。もうこの時点で勝負は決まってはいたから、とても褒められた騎乗ではないのは言うまでもない。ただ、それとは別にやっぱり掛かったことだけがここまで3角以降で全く反応できないものなのかというところはあるね。ペースの課題もクリアできなかったし、調整過程も緩かった。そういった面も含めて判断が難しいね。アンビシャスは強かったが他は結果的にレースレベルも平凡だったと思うしなあ。競馬にはならんにせよ、最後に見せ場があれば別なんだが…。
直線平坦巧者。末脚が確実。前走は他馬とぶつかる明らかな不利有。オープン特別なら、スムーズな競馬ができれば力量上。
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