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【キーンランドカップの有力馬診断(後篇)～兄サドンストームの小倉1200での悔しさは、弟ティーハーフが洋芝1200で晴らす！～】
※印は「★(激走候補)～△(紐候補)～―(無印予定)」の意味です
★ティーハーフ（国分優Ｊ）
４走前岡崎特別(高松宮記念当日の９Ｒ)が当馬の強みをよく表していると思う。その[開催最終週][雨馬場][外有利馬場][重斤量57.5]という条件を、伸びない荒れた馬場の内目を通ってのあのパフォーマンス…コレは秀逸の一言だ。
そういった過去実績的にも、同血サドンストームもそうである通り、タフ馬場での強さは特筆すべきモノ。
前走の圧勝劇は嵌まった面もあるのだが、それでも引き続き洋芝1200の条件ならば評価するしかないだろう。
―タガノアザガル
騎手曰く「頭１個分ぐらいみんなと違う」と言う程、主に脚が短くて背の低い馬。故に主に距離面に課題がありそうと思える。
前々走ＮＨＫマイルＣは[距離延長][長い直線]という条件は大幅マイナスだったはずで、ただ条件がプラスに戻った前走函館ＳＳでも通用しないとなると…類似条件のココで一変する材料は見当たらぬ。
また、パワー型の馬体で、過去４度の２着内好走は全て急坂コースという点もチェックポイント。
―トーホウアマポーラ
前回の好走は約１年前のＣＢＣ賞１着。それから不振続きで、その良績舞台(良績レース)でも７着に終わったという近況からは手を出し辛い…。
△ブランダムール（蛯名Ｊ）
前走は予定していたレースを除外になり、休み明け初戦というローテで参戦…それで善戦結果なら十分だろう。そこから見込まれる叩いた上積みがあれさえすれば・・・！
それに超が付く当地の巧者で、昨年の当レースでも人気薄ながら僅か0.1秒差の競馬をしている当地の実力馬であるコトは見逃せない。
★○○○○○○（←キーンランドＣの穴◎候補馬）の馬名は
コノ馬の近２走連続の凡走については完全に情状酌量できる。
前々走は外差し馬場を内枠２枠から最内のコース取り…コレで大敗は致し方なし。
前走はノースペースの競馬で大敗…コレで負けたという結果については何ら当馬の評価を下げる材料にはならない。
また当馬の特徴として「連続好走×」「休み明け初戦○」というのがあると思うが、その点でも実際に昨年も結果を出した間隔を取ったローテで挑んできたのも好感で…買いだ！
―レンイングランド（菱田Ｊ）
前々走は展開が嵌まった面が大きいし、特に価値もない走破時計で…重賞通用級なのかは懐疑的。
―クールホタルビ（水口Ｊ）
以下のＮＨＫマイルＣ時の有力馬診断見解を参照↓
『マツリダゴッホ産駒。中山巧者として名を馳せた父と同様に内回りでこその脚の使い方をする産駒が基本形。
４走前フェアリーＳでは外回りを克服して勝利した点で評価したいが、それは距離1400だった分も大きく作用しているのだろう。
近３走はともかくとしても、いよいよ本格的に長く使える脚が大きく問われる阪神外回りコースでは根本的に厳しいタイプだと思う。』
適性的には上記の通りだと思うが、ただあまりにも近況が優れない状況で…、２歳重賞勝利の賞金でＯＰクラスに居るワケだが、恐らくずっと通用しないのだろう…。
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