2015年8月27日木曜日

キーンランドC 2015 出走予定馬:ローブティサージュ、昨年の覇者、脚を出し切れれば当然最上位の一頭だ

2015 8/30(日) キーンランドC(GIII) 札幌芝1200m
出走予定・登録馬一覧
キーンランドC2015の出走予定馬

【↓キーンランドカップ2015出走予定馬の中から注目馬は?】
人気ブログランキングへ(20位前後、プロフィール欄にあります。)


 ここ2走は不本意な着順となってしまったローブティサージュだが、このレースは昨年制した舞台である。不安定さはあるものの力を出し切れた時のパフォーマンスは強烈で、阪急杯でも強敵相手に見せ場たっぷり僅差の3着とGI馬の意地も垣間見せた。今年は新興勢力の突き上げを感じさせる一戦となりそうだが、それを受け止める古豪となることができるか。


 レッドオーヴァルと比較しても見劣らない、馬券的に狙い目になるのはいつもこちらの方、という印象ではある。この馬もポテンシャルタイプではありトップスピードが要求されると切れないが、減速戦ではめっぽう強い。


 まずは直近の好走例阪急杯から。阪神芝内1400m戦で不良馬場が示す通り非常に時計が掛かっていた。ペースバランスは34.9-36.8と2秒近いかなりのハイペース。11.6 - 12.1 - 11.7 - 12.1 - 13.0のラップ推移で道中若干緩んでの再加速戦となり、L1は13秒に入っていて消耗はしている。好発から好位の内ポケットを楽に確保する。3角の緩みでややポジション的に落とす形になるがそれでも3列目ポケット。4角で追い出しながら直線を向く。序盤でしぶとく伸びて2列目から先頭列に並びかけL1では一旦先頭に立ったかという脚を見せたが最後は3頭併せの最内で少し見劣っての3着だった。4着以下は離しているし、1400m戦としてはレースレベルも高かった中で基礎スピードの高さを見せ、後半のポテンシャル戦で良さを見せての3着という内容。地力の証明は十分にできたはずである。


 ただこの馬は多少器用さに欠ける馬である。もともとJFでも非常にタフな流れで突っ込んできているように、ポテンシャルは非凡ながら、緩急になかなか対応できなかったりトップスピード面で足りなかったり、高速馬場だとスピード不足だったりと色々条件が噛み合わないと安定はしない。ざっと振り返るが昨年のスプリンターズSでは33.7-35.1とハイペースは良かったが11.3 - 11.9 - 11.3 - 11.9とコーナーで緩んで直線で加速という流れに中団馬群で前を向けず反応できずに伸び切れなかった。京阪杯は京都1200のスローでお察し、宮記念は34.0-34.5と平均ペースでコントロールされ11.4 - 11.6 - 11.3 - 11.6と前が再加速してそのまま刻むラップになっていて中団最内から馬場の悪い内を走り続けて脚が無くなった感じもあった。そして前走は内で包まれて詰まって終了である。このように上手く噛み合わないと脆い馬ではある。





 昨年のキーンランドCはある程度噛み合ったうえでレッドオーヴァルほどロスなく進められたというのは大きい。札幌芝1200m戦でペースバランスが34.1-34.9とややハイ、11.4 - 11.5 - 11.5 - 11.9とトップスピードを要求されていない中で五分に出てそこから下げつつ中団という形。3~4角でも内目を立ち回って我慢しながら3列目で直線。序盤でそこから進路を作るとジリジリと伸びて外から勢い良く伸びてきたレッドオーヴァルの内からしぶとく抜け出し勝ち切った。まあレッドがかなりロスのある競馬になったので単純なポテンシャル比べでとなるとレッドの方がインパクトはあるが、要はポジションを取って内に入ることができるという点でこちらの方が上位に来やすいという印象だ。ポテンシャル面でも高いレベルのものを持っていて、本来スタートも良くポジション自体はとれる馬。そういったところを上手く活かせればもうちょっと安定してきても良いとは思うのだが。


 ひとまず条件は良い。昨年勝っている舞台でもあるし、やはり洋芝適性そのものが高く函館SSでも2着に健闘できているわけで、馬場は良い。ペース的にもそれなりには上がるレースなのでこの馬としてもそこまで小器用さを要求されにくいという点で競馬はしやすいだろう。後は前走で人気がどこまで落ちるかなというところ。正直レッドオーヴァルの場合は前走で3着なら今回は上位人気になるのは必至かなという感覚だが、この馬は結果が出ても人気し切らないし、ちょっと調子が悪いと人気を落とす傾向なので、結構落としてくるんじゃないかなと。既存勢力ではポテンシャル戦での力関係で見ると普通に最上位の一頭になるし、実際このレースを昨年勝った馬である。ポテンシャルを上手く発揮しきれる展開、そこそこ時計がかかる馬場で単調な流れならやっぱり基本的には狙いたい馬である。力関係としてみれば新興勢力との比較をどう見るかというところだろう。ある程度内枠を引いて来れば面白いし連下では押さえたい一頭。




━━━━━━━━━━━━━━━━━

   キーンランドC(G3)

自信のペナルティ付き!もし、この
キーンランドCを3点で獲れなければ
 有馬記念まで全GIを無料配信!

  →3点勝負買い目を無料公開

━━━━━━━━━━━━━━━━━

昨年、3番人気のローブティサージュから2万4680円の万馬券をお届けしているドル箱重賞。このレースで重要となってくるのは、サマーシリーズを狙い済まして使ってきているのか?賞金加算が参戦目的なのか?はたまた叩き台なのか?の見極めに他ならない。

ちなみに今年はメンバーだけ見ると小粒だが、各陣営の思惑が例年以上に明確。函館スプリントSを制したティーハーフであれば当然勝ってサマースプリント王者に当確ランプを灯したい、残り2戦で引退が決定しているマジンプロスパーであればスプリンターズSに向けた賞金加算、前走(函館スプリントS)は直線で不利を受け力を出し切れなかったローブティサージュは2連覇が目標。

しかも例年に7傑出馬が不在とあって、聞こえてくるのはいずれも威勢の良い声ばかりだが当社が熱視線を送っているのは表向きには当たり障りないコメントに終始しているアノ馬。

しかし、ツーカーの間柄である情報網には『相手関係に恵まれたここは正直負けられない。秋の大目標に繋がる競馬をしてくれないと困る』とココは単なる行き掛けの駄賃である事をアピール。

ロードカナロア・カレンチャンを筆頭に後のGI馬を輩出してきた出世レースであるココを皮切りにエース不在のスプリント路線の主役に上り詰める可能性を秘めているアノ馬からなら高配当になる事必至!

無料登録された会員様にはレース当日14時にメールにむて無料配信するのでお楽しみに!


  ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

   キーンランドC(G3)

自信のペナルティ付き!もし、この
キーンランドCを3点で獲れなければ
 有馬記念まで全GIを無料配信!

  →3点勝負買い目を無料公開


see more info at 敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。