阪神11R 仲秋Ｓ(16下) 芝内1400ｍ 良、やや高速馬場想定
【展開予想】
日曜はローズＳの外差しのインパクトは強いが1400ｍ戦では割と前々内内で決まっていたのであまり決めつけず。展開だが内のマルタカシクレノンがハナを主張して単騎逃げになったとしてもとばしていくタイプだけにペースは速くなる可能性が高い。 ワードイズボンドがある程度おっかけながら番手を意識、外からフォーチュンスターなんかもこの距離なら積極的に進めていくだろうと。前が飛ばしてスペースはできると思うので先行列も徐々に崩れて縦長というイメージ。34.5-11.5-35.0前後ぐらいをイメージしつつややハイ前後を想定。ただ一応あまりにも単騎で逃げられるのでマルタカが少しコントロールするかもという意識も含めて加速戦への対応ができればなお良いか。
【予想】
◎07フォーチュンスター
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△01マルタカシクレノン
△05ジルダ
３連複◎軸〇▲△BOX
３連単Ｆ◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎フォーチュンスターは近走はちょっと噛み合ってない。1200ｍ戦でスピード不足で苦労していた李、スローのトップスピード勝負で上手く立ち回れば対応できるものの前走みたいにドスローで後方、ちんたら構えて11.6-11.0-11.3-11.2みたいなラップを前が11秒前半で〆てくるような競馬でどうこうできるトップスピードは持ってないからね。あくまでコーナー最速地点で持ち味のポジショニングを活かして最内で立ち回って直線の減速でジリッと伸びてきて対応しているに過ぎない馬。山陽特別では阪神1400らしいややハイからの11.5 - 11.6 - 11.2 - 11.6 - 12.3とＬ３最速でＬ１落ち込む流れを２列目のポケットからしっかり立ち回って直線でしぶとくジリジリとだが抜け出しての勝利。1200だと序盤ゆったりスローでポジションを取って行ければいいがペースが上がってしまうとポジションが取りにくいので難しい。この距離でハイペース、この距離なら基礎スピード面も武器になるし
ポテンシャルは高いレベルのモノを見せている。まあ相手関係厄介ではあるけど追い切りの時計やその他相対的に見ればこの馬が一番かなあ。
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この馬はなんでこんなに人気が薄いのかはわからんのだけど、普通に３歳マイル路線でも強い競馬ができていた馬特に３走前なんかは一瞬競馬ファンみんなビビったはず。まあ彼の良さはそこであり弱点でもあるんだが、それでも11.8-12.0-12.0-11.8と割と平均的な流れの中で楽に追走して中団内から前のスペースをするする詰めて直線序盤でスパッと切れる感じはマイル界のエイシンフラッシュと言っても良いぐらいの瞬間の反応。Ｌ１で甘くなるのもエイシンフラッシュの有馬みたいだったけど。基礎スピードの幅自体は持っていて平均ペースでも一瞬の脚は使えているし、距離短縮で単調な流れでポテンシャル戦なら案外やれるんじゃないのと。仕掛けのない競馬でなだれ込む競馬で嵌っても面白い。トップスピードとギアチェンジは非凡だがＴＳ持続力が極めて甘い。最終的には中京1200とか走らせたい感じ。ただこのメンバー構成ならそんなに見劣らないはずで、この人気はおかしい。
△マルタカシクレノンは休み明けでなければ本命にしたかったんだが、流石に休み明け実績がかなり良くないし、1400では休み明けで走った経験があまりないとはいえ東京1400ｍ戦で５着とまあ良いとは言えない。ただこの馬の好走条件は1400ｍ戦で消耗戦に持ち込んで基礎スピードで押し切るという形。馬場は高速馬場でも少し時計が掛かっても問題ない。今回はそもそも基礎スピード的にそこまでついていってどうこうという馬も少ないし、基礎スピードの幅に不安があるワードイズボンドが丁度横で番手を狙ってくれれば後続の壁になってプレッシャーは受けにくい。条件は揃っているんだが休み明けがなあというところ。追い切りも時計は出ているけど１６日の坂路は結構好時計連発していたので当てにはしづらい。押さえまで。
△ジルダは阪神1400巧者ではあると思うし、前走でもハイペースを最後方で溜めながら11.6-11.5-11.7-12.7の完全な消耗戦でポテンシャルを爆発させて内からぶっこ抜いた形。まあ３～４角のコース取りが良かったのもあるとはいえ後方から強烈に最後まで脚を使ってきたというのはなかなか。半身1400は基本的には流れやすいコースにはなるし、マルタカシクレノンが飛ばすならひとまずペースは平均前後にはなってくれるはず。マーガレットＳは不良馬場で後方から前にいたマリオーロが斜行して大外かなり膨らんでしまって終戦だったし、葵Ｓは京都1200でトップスピード勝負とか一番程遠い。この条件なら。ちなみにだが一応新馬戦でミッキークイーンとアンドリエッテを破った舞台でもあるので、頑張ってもらいたい。
消からプラヴィッシモはまあ適性とかというよりも単純に能力的に足りるかどうか？という感はある。前走は強い競馬でモレイラが内からしっかりとスペースを活かして反応させてきた感じのレース。11.4-11.8-11.5-11.6とコーナーで緩んでからの４角での加速でという競馬だしね。距離延長自体は悪くないと思うけど走破時計的にはどうしても平凡で、まあラップ的に仕方ない面はあるがじゃあ函館1200の内容はと言われるとこれも時計的に微妙。橘Ｓは京都外1400らしいコーナーで11.2-11.0-11.4-12.4というかなり速いラップを連続させている。外回りだから３～４角で11.2-11.0でここで内を通したもん勝ちの内容だったし当てにはしたくない。ナイトフォックスなんかここで外々回して直線入りまでいい脚を維持とか結構えげつなかったのに比べるとそりゃインで脚を溜めればなあという感じはある。個人的には阪神1400、ペースが上がって外目である程度好位、中団から外々で勝ちに行く立場ではあまり狙いたくないかな。
消からダンスアミーガは前走は復調とみても良いんだけど、好位からダノンシーザーを目標にかなりうまく乗られていたし、最速地点では頑張っていたがＬ１でもうちょっと伸びてほしかったところで抜け出せきれなかったのは不満。新潟外マイルが現状ベストでしかも基礎スピードをあまり要求されないトップスピード特化戦で良さが出ている。良いときも昨年夏になるが基礎スピードをある程度要求されつつもトップスピードを踏んで良さが出ていた。阪神1400だとそういう競馬にはならないしパフォーマンス面もまだもうちょっと物足りない中で条件は悪くなる。阪神牝馬Ｓのコナブリュワーズ比較で見ても今回強敵が多いので内枠で狙いたい部分もあるんだけどもうちょっと待ちたい。
最終週で阪神競馬関係者たちの動きが活発化。
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