2015年9月19日土曜日

ローズS 2015 予想:本命03アンドリエッテ

阪神11R ローズS(GII) 芝外1800m 良、やや高速馬場想定
【展開予想】
 土曜があれ?って感じで時計が掛かっていたなあと。まあ雨の影響が幾らか残っていたとはいえ中山とは逆に金曜正午の段階からの回復が思ったよりなかったのかなという感じ。日曜開催でどう変わってくるかだけど、ひとまずそんなに高速状態と決めつけるのは危険かもと。


 展開だが読みやすそうで読みにくい。内枠を引いたシングウィズジョイは恐らく行く行かないにかかわらずまずは内田らしく出していく。そこで内外の様子を見つつ理想は番手という形だろう。内からはこれと言っていきそうな馬はいない外のプレミオテーラー辺りが行きたいのであればこれを行かせても良いし、ドンキの出方次第でという感じにはなる。逆にシングの出方次第で他の逃げ候補も様子を見ながらになるし、案外最序盤の隊列は決まりにくく入りは遅くはならないかも。道中で少し緩めての中弛みケースをイメージしつつ前中後半で見れば35-37-34で1:46.0辺りをイメージしておこうかなと。ただ決めつけずに入りからドスロー、ある程度厳しい流れでも対応できる馬を狙いつつ。





【予想】
◎03アンドリエッテ
〇16クイーンズリング
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△08ミッキークイーン
△10レッツゴードンキ
×02デルメディカラカラ06ライトファンタジア
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×

 
◎アンドリエッテは展望の段階では幾らかソフトには書いたけど、個人的な意見としては川田とは合わないと思っているし実際にそう言ってきているのでノリに替わるここで本命に据えないわけにはいかんなという感じ。この馬は前半のゲートが決して下手でもないしついていくこともできる。しかしオークスも桜花賞もチューリップ賞もだが、3~4角までの持って行き方が拙くて加速していく流れに反して直線まで下げながらの競馬になった。桜花賞でも決定的なドスローで50-46の流れで直線最後方、まあこのレースに限って言えばレース自体が特殊すぎたし川田どうこう関係なく難しかったとは思う。それよりも個体レベルの比較で見て12.9 - 12.5 - 11.3 - 10.7 - 11.5のラップ推移で最後方から直線2F勝負で前にいたルージュバックは楽に差しているし前にいた馬を除いて後方から明らかに一番いい脚を使ってきていた。まあ判断しにくい特殊なレースの中で、それでも究極のトップスピード勝負になっているのは間違いない。そんな中で目立つ脚を使ったんならトップスピード勝負では最上位とみて良い。またチューリップ賞では重馬場でタフな状況下。平均ペースも中弛みで巻き込まれて後方から更に後方、直線で外に出してからはグングン伸びての2着。ポテンシャル面も高いレベルにある。オークスでもスローで序盤のポジションは最低限問われたし、そこからの5F勝負でコーナーでも速いラップを外々追走では辛いがそれでも5着まで食い込んできていて春の実績馬の中で素材としての観点で見れば最上位だと思っている。春クラシックは不運に見舞われたところもあるが、ここは横山典弘の競馬に期待したい。極論を言えば序盤はポツンでも良い。むしろ展開が読みにくいので早い段階で下げ切ってしまった方がいいぐらいだ。中弛みに上手く取り付きながら3~4角でしっかりと進路を選択してエンジンをかけながらしっかりと直線を向いてくれれば。トップスピードの質、持続力ともに最上位、クイーンCから基礎スピード面、オークスから距離も問題ない。人馬ともに期待しての本命ということで。


〇クイーンズリングは桜花賞を評価した。オークスは距離が長かったのもあるんだが、ミルコにしては珍しく仕掛けを消極的にしてしまったことと序盤のゲートが拙かった。この馬は本来総合力が高い馬である程度楽に好位ぐらいをとってそこからすぐに反応するギアチェンジが魅力だったし、そこからのトップスピードの質、持続力と高いバランスで見せてきていた。またフィリーズレビューでも阪神1400らしい平均的な流れを外々からポテンシャルでねじ伏せてきて底を全く見せずに来ていた。ただ、ミルコとのコンビで出負け癖がついてしまいせっかくの総合力があまり活かせない競馬が続いた。桜花賞でも50-46の超スローから12.9 - 12.5 - 11.3 - 10.7 - 11.5と急激な加速が問われて究極のトップスピード戦。外枠から出負け気味、じわっと後方から進めながら3~4角でも前を向けない中団馬群の中で仕掛けを待ちながらで直線。序盤の最速地点で追い出されるが対応はしているものの流石になかなか抜け出せず苦しむ。L1でそこからジリジリと伸びてきたのだがという感じ。もう少し前なら良かったがあの位置でドスローから前を向けないとなると厳しい。脚を出し切れなかった感じでL1は結構良かった。オークスは最序盤緩いところである程度ポジションを取りたかったしそのうえで加速していく流れで置かれてしまって直線だけの競馬になったのも響いた。まあ伸び自体もアンドリエッテと比べて見劣っているのでひとまず距離的なものもあったと思う。ただ今回は1800mでしかも阪神。出負け癖はネックだが中弛みがある分取り付きやすいので外枠ならさほど心配のないコース。それにペース自体は早くても問題ないのはフィリーズレビューで証明、菜の花賞でも平均ペースを積極的な仕掛けで楽に突き抜けて寄せ付けていない。本番ではミルコの出負け癖はネックになるけど、今回はコース的にそんなに気にならないし、むしろこの距離で外枠ならミルコも得意の早め仕掛けに持ち込んでくれるだろうと。春クラシック組で脚を出し切れること、阪神1800という条件なら逆転してきていい馬。


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この馬は重い印を打つかどうかのボーダーライン上で悩んでいたのだが、ひとまず土曜の馬場を見て重い方に振れたという感じ。ただ、それもあるが意外と3走前の500万下戦は評価した方がいいなと。12.8 - 12.7 - 11.7 - 11.3 - 12.0と平均ペースでの流れからの中弛み、ここで2列目からしっかりと対応、3~4っ買うで2頭分外から直線序盤で仕掛けられて最速地点でジリッと伸びて先頭にたつがL1での踏ん張りが印象的。ナムラアンを寄せ付けなかったのは評価した方がいいだろうと。TS持続力の方を評価したい馬で、しかも少し時計がかかるぐらいの馬場の方が良い感じ。2走前も開幕週の府中Aコースは少し時計がかかる傾向だったし、その中でスローから12.6 - 12.2 - 11.5 - 11.2 - 11.7とトップスピード勝負でL1をあまり落とさず踏ん張っている。番手から抜け出す時の脚もまずまずだがやはりL1で誰も寄せ付けないというあたりは評価したいところだ。ペースが上がっても一定レベルはやれると思うが武器はペースコントロールがしやすいというところにある。前半出していき、そこからコントロールして楽にペースを落とせるというのは阪神外1800だと武器になるし、逆に言えばその辺りに難があるレッツゴードンキよりも主導権を握りやすいというのも良い。恐らく番手からの競馬になるとは思うのだが枠の関係で外の各馬との兼ね合いもあり最序盤の運び方がカギではある。それでも前々から速いラップを踏んでしっかりと最後まで粘れるのはこのコースでは不気味な要素となる。思ったより人気もないが、個人的には上り馬よりこちらの方を狙いたい。





△ミッキークイーンは今回は押さえ的連下になる。まあ消極的になる材料も多いんだが、積極的に買える材料も多い。まず一つはクイーンC。これはペース的に46.9-47.1の平均ペースで後方で基礎スピード不足ではあったが後半のポテンシャルを引き出してくるだけの幅の範囲内ではあったといえる。オークスを勝ったこともあるが、どう見ても距離はマイルより上の方がいい内容だった。阪神外1800なら基礎スピード不足は解消される可能性が高いし、平均ペースでも脚を使わされなかったという実績は評価したい。そのうえで脚を出し切れればポテンシャル面は一級品であることはオークスで証明。ただ一方でトップスピード戦にはまだ課題があって内回りの忘れな草賞ではドスローから13.0 - 12.7 - 12.5 - 12.0 - 11.1 - 11.6と仕掛けも遅い2F戦。ギアチェンジも要求されたレースだが、これを後方からしっかりと外々エンジンをかけながら直線序盤の最速地点に入ってきているし、最速地点ではロカをジリッと離したがL1ではロカに詰められそうな感じにもなってしまった。オークスでは超高速馬場を考えると最速11.3はそんなに速くなく5F勝負になったこともポテンシャル面の良さを引き出せた可能性が高い。その辺の判断を今回でしたいなという感じ。ゲートはそこまで悪くはないが二の足がもっさりなので3角までの距離が長いのは良い。ただ変にポジションを取りに行って中団馬群の中に入ると中弛みに対応できないケースがリスクになるのでそこは意識しながら乗ってほしいなと。外から動いていく意識ぐらいで丁度いいとは思うが、そこまで抜けた存在ではない。というより魅力的な馬が多い。


△レッツゴードンキはオークスのあれはクルミナルのゲート入りが遅れたことがもろに響いてしまっているし、奇数番で待たされたのがあそこまでぶっちぎりにかかってしまった要因になる可能性もあるので、今回はどうかなというところを見つつ連下扱いにした。総合力は最上位だと思うのだが今回は3角までの距離が非常に長いコースになるし、桜花賞の様にもう逃げてやるって感じで途中から行けばいいんだけど、それができるかどうか。内からシングあたりが早めに出して行って主張してからコントロールを意識して隊列決まりそこからの中弛みでペースが落ち着いてしまうとこの馬の気性難が発動しかねない。その点は不安はある。桜花賞はフロックな面ももちろんあるが、突き抜けたのは実力。何せドスローとはいえ12.9 - 12.5 - 11.3 - 10.7 - 11.5のラップ、上がり33.5を自分で刻んでいるし、最速地点でグングン出し抜いているんだからね。前半でロスがなければ後半の3要素であるギアチェンジ、トップスピードの質、TS持続力は非常に高いレベルにある。また仮にかなり流れてポテンシャル戦になったとしても札幌2歳Sで高いレベルでの3着があるのでさほど不安はない。こなせる展開の幅自体は広い総合力タイプだがクロフネサプライズではないがとにかくコントロールできるかどうか。まあ今回は須貝勢もいないので、ゲートで困る馬もいないことを期待しつつ、この馬の能力を発揮しきれれば普通に勝っちゃうかもだろうけど実際気性難をコントロールしきれないのが露呈してしまったので連下にとどめておく。


×テルメディカラカラは枠自体は嵌れば良いが最序盤の攻防でどういうポジションを取れるかというところはネック。ただ好走パターンは白藤賞で見せたように中団のインでジッとしながら12.0-11.3-11.0-11.1と11秒前後を連続させる競馬で最後までジリッと伸びてくるという点にある。4角に下り、直線に上りがある阪神外自体は面白いと思うので、後は3角手前辺りで起こりがちな窮屈なスペースに入ってのポジションダウンをいかに解消できるかがポイントかな。スイートピーSの内容だと地力的にはディープジュエリーの方が上かなと思っているけど枠や展開面で嵌る可能性、馬券的妙味を考えるとこちらの方を拾いたかったかな。


×ライトファンタジアは血統記事から怖い一頭だなというのがまずあったのと、前走はロブロイの弱点である不器用さがちょっと出てしまった感じ。小倉2000である程度流れたが12.7 - 11.7 - 11.7 - 11.6 - 11.7と中弛みからの再加速4F戦外から捲った馬が主導権を握り内ポケットで動きたいときに動けなかったのは響いたかなと。ただ基礎スピード自体は前走で見せてきたし、阪神外回りが合いそうな配合になっているのでこの状態でTS持続戦が上手く噛み合ってくれればなと。川田もこういう馬で先行させると上手い騎手なので先行とまではいわないがそこそこいい位置をとってくれれば一発警戒したい一頭。


消からトーセンビクトリーは前走の印象は良くて本番に期待したい一頭ではあるんだが前走は小倉1800でスローからの12.1 - 12.0 - 11.8 - 11.8 - 11.5とロンスパポテンシャル勝負でL1加速で突き抜けるという内容。キリシマホーマがベストな条件とまでは思わないがそれでも楽に撃破してきたのだから器は大きい。ただあくまでポテンシャル戦。個人的にはカーネーションCは骨折明けで仕方ない部分はあったが、3走前の阪神芝外1800m戦では正攻法で中団外から勝負師に行ったが12.2 - 12.0 - 11.0 - 11.5 - 12.1とかなり速いラップを踏んでいる中でロスがあったにせよL1で甘くなってしまった。茶臼山高原特別も強い競馬だったけど、12.5 - 12.0 - 11.5 - 11.9のラップ推移で直線入りでの反応が良かったしラストはソラを使った面もあったかもしれないしスティーグリッツが来てからは伸び返していたが、そんなに速いラップを踏んでいないこともある。10秒後半のラップを問われる可能性が高いこのレースでトップスピードの質、TS持続力の観点ではまだ微妙なところもあるので、この人気なら様子を見たい。


消からディープジュエリーはまあ難しいところなんだけど、2つリスクがある。一つはトップスピードの質そのものは最上位にない。デイジー賞ではL1での強襲は非常に印象的だったが12.2 - 12.5 - 11.9 - 11.5 - 11.7のラップ推移でラスト1Fを落とさずに突っ込んできている感じ。またスイートピーSでは直線入りのL3が最速だったがここでは前に進めずに減速していく流れで徐々に伸びてきてL1バテ差しという形にはなっている。この点でトップスピード勝負で強敵が多い今回は相対的に狙いにくい。もう一つは厳しい流れそのものに対応できるかどうか。まあこっちはタイプ的にこなしてくる可能性は高いと思っているんだけど、それでも一貫ペースになったらなったで強い馬も多いので、総合的に見るとなかなか狙いにくかったかなという感じ。




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     ローズS(G3)

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秋華賞のトライアルとなるこのレース。今年もオークス馬ミッキークイーン・桜花賞馬レッツゴードンキ・2歳女王ショウナンアデラのGI馬3頭を筆頭にアンドリエッテ・キャットコイン・ディープジュエリーと本番さながらの豪華メンバーが一同に集結。

ひと夏を越して放牧に出されていた馬・夏場使われていた馬とも成長しており、以前より距離適性も明確になってきているのは言わずもがな。

中には、馬主関係者の指示・古馬とやるよりは同世代相手の方が脈有りとの判断から使ってきている陣営も・・・。

そういった観点からもココが勝負の馬を見極める事が必要不可欠。現に当社の厩舎番の元には、『ウチは阪神2000mがベストだからココまで待っていた』、『春先とは全てが雲泥差。今のデキなら楽しみしかない』と言った威勢の良い声から、『まだ7~8分。地力でどこまでやれるか』など表に出せない声まで続々と入ってきている。

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七騎の会:ローズS300_250


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