2015 9/20(日) ローズＳ(GIII) 芝外1800ｍ
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今年の桜花賞で無敗馬トリオの一角として注目されながらも展開に泣き惜しい４着となったクイーンズリング。オークスでは存在感を見せられなかったが、距離短縮の1800ｍ戦で春の勢いを取り戻したいところ。1600付近の距離ではどんな展開でも対応できていた一頭、底を見せていないというのも魅力的で相手関係は当然強敵揃いになってくるが、ここが正念場。末脚炸裂となるか。
厄介というか、やっぱり能力的に見てもまだまだ侮れない一頭。
まずは菜の花賞から振り返っていきたい。中山芝マイル戦でペースバランスは47.3-47.7と平均ペースの範囲内、12.1 - 12.4 - 12.0 - 11.4 - 11.8とペースがある程度上がった分中盤に息が入って仕掛けが遅く２Ｆ戦となっている。この中で大外枠からじわっと出していきながら好位の外に徐々につけていく。 ３～４角では外からじわっと進出、２列目を目標にしながら４角の加速地点で一気に先頭列まで押し上げる形で直線。序盤で一気に出し抜きにかかるがこれにマークしていたマキシマムドパリが喰らいつく。しかしそれをＬ１で再び引き離すという完勝だった。動くべきところで瞬時に動ける、ある程度速いラップを刻んでからラストまで一番いい脚を使って伸び切ったという点、また前半の47秒のペースに対応してきた基礎スピードの幅も含めて高いレベルで総合力を見せてきたのは確かだった。フィリーズレビューは逆に阪神1400らしい比較的単調な流れで外々からＬ１強襲。1400がベストという競馬ではなかったと思うが力でねじ伏せた。1400のペースにしっかりとついていって脚を引き出せているように基礎スピードは高いレベルにあると思う。
桜花賞ではその要素を全く問われなかった。ペースバランスが50.0-46.0と空前のドスロー、12.9 - 12.5 - 11.3 - 10.7 - 11.5と13秒近いラップから最速10.7とトップスピード特化戦と言って良い。少し出負けしたがそこから中団ぐらいにはつけていく。道中はドスローで中団馬群の中で折り合わせながらの競馬になった。３～４角でも中団馬群の中で前を向けずに直線。序盤で追い出されるがここではまだ伸びはジリジリだし進路も窮屈。Ｌ１で徐々に伸びてきたが外差しの切れ味に屈してしまって４着までだった。前を向けずに４角出口からの動きに若干対応しきれなかった感じはあった。まあ超スローだし下りのある阪神とはいえかなりの加速、ギアチェンジも幾らか要求されているはずで、その中でＬ１では伸びかけていたが鋭さという点では最上位相手にはちょっと足りなかったという感じか。高いレベルでの総合力を持っている馬だが、基礎スピードを活かせなかったというのはあったと思うのでそこを考えると特化戦になったことで恵まれなかった部分はあるかなと。まあルージュバックやアンドリエッテなんかに比べればいい位置で競馬はできていたが出負けも響いた。
オークスではイマイチ伸び切れなかったが正直騎乗に大いに不満がある。東京芝2400ｍ戦でペースバランスが61.3-58.6とかなりのスロー。12.5 - 11.9 - 11.9 - 11.3 - 11.6 - 11.9と仕掛けが早くＬ３最速戦でポテンシャル戦寄りの競馬になっている。ここでもやや出負け、外主体の流れの中で内で包まれて後ろからの競馬になった。道中も馬郡の内に入り込んで動けないまま３角。３～４角でも後方馬群の中目で仕掛けながら最後方列に下がりつつ直線。序盤で進路もなく外に誘導しながらで結局最後方まで下げ切ってそこから大外に出して伸びてくるもののという競馬だった。アンドリエッテの川田もそうだが、こういう流れで後ろにいてはというのもあるが、下げながら直線を向くという段階で厳しい。この馬の場合はコーナーでインを突いたこと自体は良かったと思うが結果的に動く意識を持てなくて直線だけの競馬もスペースを作り切れずに下げて下げて大外ではこの時点で勝負としては厳しい。最後の方は脚自体は使ってきていたがというところ。そんなに悲観はしていない。
ただ、この馬の場合ミルコに替わってからは明らかにゲートが拙くなっている。これはミルコの弱点でもあるが、ゲートが甘いのでせっかくの総合力を上手く使い切れないという感じはあるかな。もちろん基礎スピードが高い馬なのでペースそのものがドスローだったここ２走はその段階で可哀想な展開ではあったが、前を向ければスローでも対応できる要素を持っていたわけだし、正直今の段階ではこの馬とミルコはあまり手が合っていないという印象しかない。菜の花賞なんかを見ても動くべきタイミングでしっかりと動いてそこから長く脚を維持できているわけだし、桜花賞では流石に極端すぎてスムーズとまでは言えなかったがそれでも馬群の中から前を向けない状態で直線に入ってきたこと、相手関係を考えればしっかりと対応できている。機動力が本来ある馬なのでしっかりとポジションを取ってある程度の位置からしっかりとペースを引き上げトップスピードに乗せて持続できる。そういう総合力タイプの馬だと思うので、序盤のポジショニングは今回も重要になってくるはず。もちろん後ろからでもトップスピードの持続力は武器にはなるのだが、正直アンドリエッテにはＴＳ持続力では見劣るだろうし、純粋なトップスピードの質でもドンキあたり含めて苦しい。対アンドリエッテ比較で考えるならやっぱり序盤でしっかりと優位性を作る必要があると思うので、スローで中団、後方からという競馬になってしまうと勝ち負けまでは苦しいかなと。その点とミルコのゲートの拙さを考えてもできれば外枠を得たいところ。出負けしてしまうと３角までの距離が長く壁が作られるし、阪神は内外関係なく３角手前は内の馬が下がりやすくなるので下げながら３角という最悪の事態は避けたい。ポジションを取れるのであれば別だが、ミルコの場合は出負けがベースにあるし難しい。高いバランスで全体の要素をまとめてきている馬だけに、それを出負けで崩してしまっている感じがあるのでひとまず今回は信頼したくない一頭だ。実力は買っている馬だけに、後は出負けせずポジション取れるか、レースが流れてくれるかに期待するというところかな。
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みなさん先日の新潟記念はいかがでしたか？
1着が6番人気のパッションダンスで
2着が9番人気のマイネルミラノ
で決まって馬単は12,150円の波乱。
なかなか当てるのは難しかったですよね。。
そんな新潟記念の馬単を
△パッションダンス
◎マイネルミラノ
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その江戸川乱舞氏、札幌記念では
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そして、先日の新潟記念は
本当にすごかったです。
実際配信された予想は・・
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＜推奨馬とその根拠（抜粋）＞
◎６マイネルミラノ
○９マジェスティハーツ
▲13ロンギングダンサー
△７ダコール
△３パッションダンス
△12アルフレード
有力馬に後方待機の馬が多く、
雨の影響で渋った馬場になりそうな雰囲気なら
前に行ける馬の一発を狙ってみても面白い。
◎マイネルミラノは小回りコースだけでなく、
広い中京で行われた中日新聞杯の3着など、
自身のペースで走らせれば、かなりしぶとい1頭。
今回は単騎逃げも見込めるメンバー構成だけに
一発があってもいい。
相手は○マジェスティハーツ。
ハミを変えて、操作性が向上した様子。
近走の安定ぶりも顕著で今なら十分信頼できる。
＜結論＞
馬単ながしマルチ
６→３、７、９、12、13
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レースは◎マイネルミラノが早めに先頭に立ち・・
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9/19（土）中山11R レインボーS
9/20（日）阪神11R ローズS(G2)
9/26（土）中山11R セプテンバーS
9/27（日）中山11R 産経賞オールカマー(G2)
是非江戸川乱舞氏の予想を参考にしてみてください！
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