スプリンターズS2015予想用の血統データ
新潟開催だった昨年を除いて過去9年分のデータを分析していきます。
まずこのレースで印象に残るのはとにかくフジキセキ以外のサンデー系が非常に不調。 サンデー直仔のデュランダル、アドマイヤマックスで好走してはいるんだが、近年ではキンシャサノキセキやパドトロワの母父としてフジキセキが絡んでいるだけで好走例はない。スプリント路線なので他の路線に比べて母数が少ないとは言ってもアルティマトゥーレやファイングレイン、スズカフェニックス、エピセアロームらが裏切るケースが目立っている中での好走としては非常に少ないといえる。明確にサンデー系の相性が良くないレースの一つである。
じゃあその分をどこがシェアしているかというと、ミスプロ系とノーザン系が顕著に強い。父ミスプロ系が過去4勝/9、ノーザン系が4勝/9、残り一つがグレイソヴリン系。母系で見てもノーザン系の強さが目立つ。まずこのレースはノーザン系にスポットを当てたい。
ノーザン系は比較的広範囲にわたって好調。ゲレイロやマヤノリュウジンで穴をあけているキングヘイロー、ロードカナロアの母父として人気に応え、メイショウボーラーの母父として波乱を演出ストームキャット。カレンチャンやサンアディユなど人気でしっかりと連に絡んできたデピュティ系。またゲレイロ、スリープレスナイト、サンアディユはいずれもノーザン同士の配合で連対。穴どころだとマイナーだがフェアリーキングの系統が面白くウルトラファンタジーやエーシンヴァーゴウ辺りも活躍。パワー型スピード色の強いノーザン系がここでは面白い。
ミスプロ系も比較的広範囲で好走している。ウッドマンが母父としてアストンマーチャン、カノヤザクラの3着など地味に排出、エンドスウィープ経由なら一昨年のハクサンムーンの2着やパドトロワが穴をあけた。まあキンググローリアスやダミスターの系統、クラフティにサンダーガルチなど多方面で活躍していて、ミスプロ系は基本的にはプラス材料で良いだろうと。
グレイソヴリン系含めナスルーラ系も上記2頭には見劣るが存在感は見せている。直系ではノーザン・ミスプロ以外で唯一勝っているアストンマーチャン、母父としては2年連続連対のカレンチャン。 バクシンオー産駒もカノヤザクラが穴をあけているし、母父ではタガノバスティーユが大波乱の16番人気3着(母父サクラユタカオー)。ただバクシンオー産駒は結構裏切っていることもあるのであまりあてにはできないが。穴血統としては結構面白い。
もう一つ踏み込んでいくなら、サンデー系はそんなに強くないのにサンデーを経由しないロイヤルチャージャー系は意外とやれていて、しかも穴馬を結構輩出する。ロベルト系としては唯一にして強烈なタガノバスティーユの16番人気3着を筆頭に同じ年のメイショウボーラーは父タイキシャトルでヘイロー系。ビービーガルダンの母父もサーゲイロードを経由したロイヤルチャージャー系、10人気1着のウルトラファンタジーの母父も同じくサーゲイロード経由である。ロージズインメイ産駒(ヘイロー系)のドリームバレンチノも含めてサンデー経由なしのロイヤルチャージャー系は爆発してくる可能性が高いので注意が必要だろう。
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こちらは相性の良いミスプロ×ノーザン系。 もあるんだが、この馬血統表見ると真っ赤っかで、ミスプロは3×4、ノーザンダンサーも4×4、ミスプロを経由しないレイズアネイティヴやノーザンダンサーを経由しない名牝ナタルマまで血統表にあってインブリード。ただ、数ある中で注目したいのがSir Ivorの5×4が入っていると。このレースに強いサンデーを経由しないロイヤルチャージャー系でも多く穴を輩出しているサーゲイロード系が強く出ていると考えれば配合の組み合わせ以上に面白い存在となりそう。ちなみに10人気1着のウルトラファンタジーがSir Ivorの5×2(!?)のインブリード持ちだし、ゲレ様もサーゲイロードのインブリードを持っていたりする。血統的には非常に面白い材料が揃ったかな。
次にリッチタペストリー。父はデインヒル系、母父はサドラーズウェルズだが短距離色が強く出やすいノーザン同士の配合でこのレースでもノーザン同士の配合は相性がいい。もともとノーザン色が強い馬が好走するレースではあるのと、母系にはガルチも入っているのでノーザン、ミスプロの比率が強い。タイプ的にも不気味さはあるかなと。
最後にもう一頭挙げるとすればスギノエンデバーになるかな…。父はサクラバクシンオー、母父はブライアンズタイムだが、これ16人気3着タガノバスティーユ(父ブライアンズタイム母父サクラユタカオー)とほぼ真逆のかけ合わせになる。バクシンオー産駒は人気を裏切ることも多いがナスルーラ系全体で見ると穴どころではちょいちょい顔を出しているのとサンデー系を経由しないロイヤルチャージャー系という枠組みだとロベルトも入ってくると思うので、その辺も含めて穴ではこれ。
ストレイトガール辺りも悪くないけどサンデー系は基本的にはあまりいい印象じゃないからなあ。ロイヤルチャージャー系同士の配合もここでは好走例ないしね。母数も少ないからあれだけど、母父タイキシャトルはちょっと面白いところはある。ハクサンムーンは好走しているし取り上げるのも芸がないかな。サンデー系が多いから血統から入るなら結構絞れそうなんだよなぁこのレース。
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2013年にロードカナロアが引退してから確たる軸馬不在のスプリント路線。実績面だけみれば、昨年同レース2着ストレイトガール・スプリント路線に変更後CBC賞①着・セントウルS2着しているウリウリ・高松宮記念2着しているハクサンムーン。
しかし、ティーハーフ・レッドオーヴァル・ウキヨノカゼ・ベルカントらも着実に力を付けている印象。さらに出走してくれば脅威になっていたであろうラッキーナインが回避を表明。
当然、どの陣営も力が入っているが、中でも注目はいつになく慎重な姿勢を見せている某陣営。その真相は厩舎番曰く「絶対に負けられないから」との事。控えめなコメントを出しているのも「余計な事を言ってマークされたくないから」との理由からと煙幕を張っているのだ。相手関係に関してもどの陣営か明かす事はできないが、「中山1200Mは絶好の舞台設定。開催最終週の馬場もピッタリ」「今年のメンバー構成なら間違いなく勝ち負け」と十中八九馬券になる事必至のオフレコ情報が続々と入っている。
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