2015年9月30日水曜日

第12回レディスプレリュード①

今年でレディスプレリュードは第12回目とカウントされているが、これは3年前にJBCレディスクラシックが創設された関係で、元々地方所属馬オンリーで行われていたTCKディスタフをレディスクラシックのステップレースとして中央所属馬を参戦可能にし名称をレディスプレリュードに変更したが、当然ながら地方馬オンリーの第1~7回のTCKディスタフの頃のデータは参考にならず、中央所属馬が参戦した第8~11回の過去4年のデータから有力馬を探していこう。

11年
1着ミラクルレジェンド 2番人気
前走8/6 新潟・OP特別1着
ダート1700~1800の成績【6・1・0・0】
過去の重賞連対実績
10年レパードS1着 10年クイーン賞1着
11年TCK女王盃2着

2着ラヴェリータ 1番人気
前走7/6 川崎・スパーキングサマーC1着
ダート1700~1800の成績【2・0・0・4】
過去の重賞連対実績(ダートのみ)
09年関東オークス1着 09年スパーキングレディーC1着
10年エンプレス杯2着 10年名古屋大賞典1着
10年マリーンC2着 10年スパーキングレディーC1着
11年TCK女王盃1着 11年エンプレス杯1着
11年かしわ記念2着 11年スパーキングレディーC1着


12年
1着ミラクルレジェンド 1番人気
前走7/4 川崎・スパーキングサマーC3着
ダート1700~1800の成績【8・1・0・1】
過去の重賞連対実績
10年レパードS1着 10年クイーン賞1着
11年TCK女王盃1着 11年レディスプレリュード1着
11年JBCレディスクラシック1着 12年マリーンC1着

2着プリンセスペスカ 3番人気
前走9/16 中山・OP特別4着
ダート1700~1800の成績【4・3・4・12】
過去の重賞連対実績
重賞連対実績無し

13年
1着メーデイア 1番人気
前走7/3 川崎・スパーキングサマーC1着
ダート1700~1800の成績【5・2・1・1】
過去の重賞連対実績(ダートのみ)
13年TCK女王盃1着 13年マリーンC1着
13年スパーキングサマーC1着

2着アクティビューティ 7番人気
前走8/24 札幌・エルムS11着
ダート1700~1800の成績【3・3・1・7】
過去の重賞連対実績
13年TCK女王盃2着

14年
1着ワイルドフラッパー 1番人気
前走8/14 門別・ブリーダーズゴールドC2着
ダート1700~1800の成績【3・4・0・1】
過去の重賞連対実績
14年TCK女王盃2着 14年エンプレス杯1着
14年マリーンC1着 14年ブリーダーズゴールドC2着


2着サンビスタ 2番人気
前走8/14 門別・ブリーダーズゴールドC1着
ダート1700~1800の成績【5・1・4・4】
過去の重賞連対実績
14年ブリーダーズゴールドC1着

①過去4年とサンプルが少ないが1番人気は【3・1・0・0】と連対10割と信頼度が圧倒的で本命サイドで決着するレース。

②過去4年の連対馬は地方所属馬の食い込みはゼロで全て中央所属馬、11年と13年はレディスプレリュードと同じ距離で行われるTCK女王盃の同年の1着・2着馬がそのままレディスプレリュードで連対、昨年もTCK女王盃2着馬のワイルドフラッパーが勝利しており、例外の12年はTCK女王盃の1着・2着馬が不出走だっただけにTCK女王盃で連対した馬は注意が必要で、今年のTCK女王盃を制したサンビスタは人気でもデータからは絶対に消せない馬で、逆に過去4年の同年のTCK女王盃で3着以下だった馬はレディスプレリュードに9頭出走して【0・0・0・9】と連対するどころか複勝圏内に入った馬もゼロ。

③過去4年の連対馬は同年の重賞で連対しているか、同年の中央OP特別で3着以内に入線していた実績があり、今年出走予定の中央所属馬の5頭はアーバンレジェンドを除く4頭がこの条件をクリアしている。

④過去4年の連対馬は過去にダート1700~1800の距離の重賞で連対していた馬が8頭中6頭も居り、それに該当しない12年2着プリンセスペスカは距離1700でオトコ馬が相手だった札幌のOP特別で3着した実績があり、昨年2着のサンビスタも距離1700でオトコ馬が相手だった函館のOP特別で2着した実績があるなどダート1700~1800の重賞で連対実績が無い馬は同距離の中央のOP特別などで複勝圏内に入るなどの実績がないと厳しい。

⑤3歳馬は過去4年のレディスプレリュードに7頭出走して連対はゼロで、その中には関東オークス馬カラフルデイス・アムールポエジーも出走しており、カラフルデイズが7着、アムールポエジーが5着と全く通用しておらず、今年の関東オークス馬ホワイトフーガには嫌なデータ。

上記のデータからは今年のTCK女王盃馬サンビスタとエンプレス杯馬アムールブリエの一騎打ちが濃厚と思える。


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