2015年9月13日日曜日

日曜の夜に雑感を徒然なるままに

先週の火曜日はハシャギ過ぎた反動が出て体調を崩してしまい、翌日の水曜日は一日横になり体調の回復に努めた次第。
その甲斐あって体調の方は良くなったのだが、昼間寝ていた事で妙な時間に目が覚めてしまい、仕方ないので居間で寝酒としてスコッチを嘗めながらボンヤリとテレビを眺めて眠気を催すのを待っていた。
天気がどうなるか気になりテレビのデータ放送の衛星画像で確認すると神奈川を掠める様に栃木や茨城まで延びる積乱雲の塊を見て驚く。
こりゃ明日の北関東はものスゴい雨になるんだろうと漠然と考えはしたが、まさか鬼怒川が決壊し家並みが濁流に呑み込まれ流されてしまう事態になるとはこの時点では予想もしていなかった。
この大雨で甚大な被害を被った地域の方々の事を思うと胸が痛む反面、自分の住む地域が大きな被害を受けなかった事を幸いと思う気持ちがあるのも事実だが、天災とは人知を超えたコントロールが出来ない存在だけに、いつ何時自分の身に降りかかって来るかは判らない、今回はたまさか無事だったが明日は我が身と心得ておくべき。


先週は体調を崩した影響で食欲が無かったが、この時期はプラムや洋梨、ブドウなどの好物の果物が多く出回っているのが有り難い。
この時期のプラムは希少品種のケルシーと秋姫が出回り、秋姫の方は追熟中で食べ頃には未だ時間を要するが、ケルシーの方は先日月光プラムを入手した関東のローカルチェーンのスーパーで購入しただけに価格も安く、追熟が必要無いほど果肉がトロトロで大満足した。
洋梨の方はスタークリムズンと云う表皮が赤い品種とバートレット、バートレットとマルゲリット・マリーラの交配種のオーロラがこの時期に多く出回っており、この中ではやや酸味が強いスタークリムズンや熟すと果肉がトロけるような滑らかな食感になるが甘さが微妙なバートレットよりも糖度が高くて親のバートレットと同じく果肉がトロけるような滑らかな食感になるオーロラが私のお気に入り、これまた好物のシャインマスカットと共に食事代わりにむさぼって栄養補給、週末にはようやく普通の食事がとれるようになった。

中央競馬は夏のローカル開催が終わって中山と阪神開催となり、本日は中山で京成杯AH、阪神でセントウルSが行われた。
京成杯AHは元は単なるオータムハンデキャップのレース名で、春のスプリングハンデが春の府中の開幕週を飾る重賞、秋の府中の開幕週を飾る重賞がオータムハンデと一対になっており、のちに京王電鉄から優勝杯が寄贈されることになり共に京王杯スプリングH、京王杯オータムHへとレース名が変更され、その後は京王杯スプリングHがハンデ戦から別定戦になり施行時期も変更されて京王杯スプリングCへ名称が変更されたが、京王杯オータムHの方は幾度かの開催場所や距離の変更を経て中山での開催が定着しながら、何故か中山を通っていない京王杯の名称を維持していたが98年より京成電鉄から寄贈賞の提供を受けて京成杯AHへとレース名が変更されて現在に至る。
ちなみに第1回オータムハンデを勝ったヒガシテラオーはのちに川崎へ移籍して第4回クイーン賞を勝った名牝で、一つ下の半妹は東京ダービー馬ヒガシユリの母のヒガシハタ、またヒガシテラオーも東京王冠賞馬のヒガシヒーロや南関の初代三冠馬ヒカルタカイを降して東京大賞典を勝利したヒガシジヨオーの母として知られる名繁殖だった。
馬主の坂本清五郎氏は仲人を務めた佐々木竹見騎手の恩人といえる存在で、ヒガシテラオーの馬名は横浜の鶴見区東寺尾に当時坂本氏が住んでいた事にちなんで命名したと聞いた事がある。


今日の中央競馬は短距離嫌いの当方はセントウルSはハナから馬券を買う気はなかったが、京成杯AHは馬券を買う気で準備していた。
正直な話、人気のアルビアーノ・グランシルクの3歳馬は2頭は軽ハンデと云えども古馬と初対戦で力関係は判らない事に加えて休み明けでは買う気はせず、だからと云って他の馬に軸としての魅力を感じるほどの馬は不在で、せっかく戸塚記念を的中した良い流れを断ちたくないと云う気持ちもあって馬券を買うのは諦めてケンを決め込んだ。
このAHはノーマークだった13番人気のフラアンジェリコがハンデ戦らしいゴール前の大激戦をハナ差凌いで勝利するなど結果的にケンを決め込んで正解で、今週の大井開催では良い流れをキープしたまま臨めるだけに、東京記念を含めて更なる的中を目指して頑張りたい。


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