中山12R 内房S(16下) ダ1800m 良、やや高速ダート想定
【展開予想】
面白いメンバーなのと何とか時間を割けた、リクエストも頂いたので、特別枠という感じで書いていきます(レギュラーでやってしまうとなかなかハードになるのでご了承ください;)
今開催の中山と阪神は入れ替わってるんじゃないの?ってほど中山は結構軽いダートで良でも時計が出ている印象。日曜は稍重から良馬場に回復はしたがひとまずこのメンバー構成なら51秒台は視野に入ってくる。そういう意味で最低レベルは基礎スピード面を持った馬をまず狙っていく必要がある。そのうえで展開だがノースショアビーチが行きたいところも58kg背負って坂スタートになるのでこの枠から行ききれるかどうかというのは結構不安がある。すぐ外にモンドクラッセがいてこれは逃げて進めるのが基本だが、三浦だしノースを行かせるか行かないようならハナという意識だろう。外からショウナンアポロンが速いのでむしろこれを行かせて実質的にレースを作っていくイメージもあるかもしれない。ショウナンがハナを取り切ってある程度ペースを引き上げてくる可能性が高いとみる。
【予想】
◎07モンドクラッセ
〇14ショウナンアポロン
△04アルタイル
△11キープインタッチ
×03バンズーム13スノーモンキー
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎モンドクラッセはここは突破してほしいという気持ちが強い。アルタイルも期待してはいるんだが、この馬はここ2走真逆の展開でともに圧倒的な競馬で勝ち上がってきた。2走前は少し渋ったとはいえ時計そのものはそんなに出ていない流れの中12.0-11.9-12.0-11.8-12.8とロンスパの形で逃げてレースを作って引き離しての圧勝。前走のポプラ特別はスローに落として12.7 - 12.5 - 12.0 - 11.4 - 12.0とL2最速11.4で目に見えて出し抜くアッパレな競馬で圧勝だった。メイショウスミトモ辺りを全然問題としていないってのは格が違うし、正直素材としては相当なレベルにあると思う。ここは展開も決めつけにくいがある程度ペースが上がっても基礎スピードで見劣ることはないしペースが落ち着いたら落ち着いたでしっかりと加速ができる。ロンスパポテンシャル勝負でもやれるわけなので、この条件なら展開対応の幅広く力を出し切ってくれるとみる。強い競馬を見たい。
〇ショウナンアポロンはこの状況でノリというところで結構ギャンブル的には面白い対象になる。まず休み明けで全く走っていない、使い詰めて良さが出るというのは確かなのでここで人気を落としていると。ただこの馬はずっと使ってきていて、実は休み明け3走は1200、1400、1400で距離適性の方が問題だった可能性があると。この馬の良いところは基礎スピードが高い割に一息を入れてコントロールしてももう一脚を使えるペースコントロールに長けた馬。前走の灘Sでも負けはしたが12.2 - 12.2 - 12.3 - 12.0 - 12.3 - 13.0のラップでスズカヴィグラスが早めにプレッシャーをかけたことで一足を早めに使ってしまって甘くなった。軽いダートが得意で重馬場のアレキサンドライトSではハイペースから12.3 - 12.8 - 12.7 - 12.4 - 13.2というラップを刻み直線序盤で加速してあわやの場面。相手もベルゲンクライなわけで3着以下を完封した内容は評価したい。基礎スピードは高いうえに融通が利くタイプなのでノーマーク…特に三浦がハイペース追走を嫌って単騎で進められる条件になるとまんまと出し抜く逃げ切りはあり得るのでこれだけ注意したい。
△アルタイルは前走の内容がかなり強かったが平均ペースで12.9-12.5-12.9-12.2-12.2と2F戦、スピードを上げにくいコーナーで大外から押し上げてその勢いで直線でトップスピードに乗せてきた形なのでどちらかというと長距離色が強い競馬になっている。昇竜S、ユニコーンSともに内容的には悪くないが基礎スピードタイプに押し切られるのが基本的には負けパターンになるし、1800で高いレベルで総合力を持っているモンドクラッセを上位に取りたいなと。
△キープインタッチは前走は12.9-12.3-12.5-13.6とL3のコーナー最速の地点で大外ぶん回しつつもポテンシャルの高さで最後までしぶとく伸びての2着。この馬は北総Sで結構強い競馬をしていて脚を出し切るポテンシャル戦なら高いレベルにあるし、基礎スピードも高いレベルで兼ね揃えている。強敵相手に勝ちに行く競馬でも安定して上位に食い込んでくれるのでここは押さえておきたい。
×バンズームは3走前の下総Sは内内を上手く立ち回ってL3最速戦に上手く嵌った感は否めないし、今回は時計的に軽いダートということでもうちょっと純粋に基礎スピードを要求される。ポジションがもう少し下がる可能性があると。また前もそうそう落とさない馬場状態になることを考えると上手く内枠から捌いてこれてもバテ差しまでだろう。
×スノーモンキーは軽いダートの方が合うと思うし、これまでの中山の惨敗は概ね時計がかかる時期でのものだから今の中山ならちょっと面白い材料。厳しい流れそのものは強い馬だし、この馬場でショウナンがある程度飛ばしてハイペースを無理なく中団ぐらいで進めながら3~4角で動かない戸崎がL1でのバテ差しを引き出してくれんかなというところで穴目で押さえ。
プレミアムインフォメーションで飯村トラックマンが推奨しているように、前走の走りから1000万でも通用するレベルとみた。ハービンジャー産駒は、今のの芝100%の中山芝コースはデータからピッタリ。ここは人気でもこの馬から狙う。
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