京都11R ファンタジーステークス(GIII) 芝外1400m 良、高速馬場想定
【展開予想】
展開だが内の逃げ馬2頭がどういうペースを作っていくかに依る。キリシマオジョウは行くしかないと思うし北村友一なのである程度ペースを作っていく意識が強くなるだろうと。それを見ながらメジェルダの四位が番手を取る、場合によっては単騎の番手で実質的にレースをスロー気味も落とすのか、この辺りもポイントになってくる。ブランボヌールは岩田だしできれば内に入り込みたい、ピュアコンチェルトは前2頭を見ながら2列目を狙ってくる、ブランは少し下げて中団で最内かなあという感じで、ワントゥワン辺りがある程度ポジションを取ってくるかなという感じである程度は流れそうなイメージはある。34秒台後半ぐらいを見ながら平均~ややスローを想定…ただ先行勢も多く逃げ馬側が無理にレースを作らずにドスローになるリスクもなくはないので意識はしておく。
【予想】
◎03メジェルダ
〇09メイショウスイヅキ
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△04アドマイヤリード
△07ワントゥワン
×02ピュアコンチェルト06ブランボヌール
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎メジェルダはこの条件ならやっぱり本命で狙いたいかな。前走で甘くなっちゃったのはペースが緩すぎて仕掛けも遅くて直線勝負でリードを取り切れなかったのも響いた。36.1-34.2と2秒のスローだし11.8 - 11.6 - 11.0 - 11.6とL2最速11.0でコーナーでもペースを引き上げずの展開だったから後続が直線まで余力を残せた。もちろんこの馬もハナを切りながらしっかりと出し抜くラップを刻んでいるんだが結局ウインとの比較で出し抜いて3馬身差作ったリードもL1でウインに差し切られるレベルだったわけだからね。トップスピードの質は高いししっかりと引き出せたのは大きいんだけど、結局2列目ポケットにウインに楽についてこられたことで射程圏に捉えられちゃったと。その点も含めて今回は前半からある程度リードを作るイメージが欲しい。少なくともメイショウやアドマイヤは余力さえあれば33秒前半はまず使ってくるのでこの馬自身今の馬場だと恐らくせいぜい34秒半ばまで。リードの無い状態で直線勝負だと呑み込まれるリスクが大きくなる。ただ先述した2頭は基礎スピード面での不安は少なからずある。…というかアドマイヤはもろにあるわけで、しっかりと篩にかけることができるかどうか。基礎スピードの幅は広くペースをコントロールできれば要所で一足使ってくるタイプなので1200の単調なスピード勝負よりは総合力勝負に持ち込めるこの舞台は合うはず。キリシマから離れすぎず、かつ2列目からしっかりと距離を取れる展開ならチャンスは十分ある馬。
〇メイショウスイヅキは信頼度で言えば抜けていると思うが勝ち切れるかどうかとなると武豊の乗り方次第だと思う。正直賞金は足りているという点で外枠からも今回は出たなりで勝負するだろうし、3~4角外を回してくる可能性が高くなった。前走でもトップスピードに乗ってからの質、持続力ともに高かったが最内を上手く立ち回ったものではある。外から勝ちに行くというのはファンタジーSではなかなか実力馬でも捕えきるのが難しいレース。新馬戦でも強烈で、小倉1200のスロー気味から 11.8 - 11.6 - 11.4 - 11.6と加速していく流れにスーッと外から反応して早い段階で勝負を決めた。逆にサフラン賞ではコーナー最速の中で外から勝ちに行って甘くなったのもある。距離はこれぐらいがいいと思うし、この条件で正攻法でどこまでやれるか楽しみな一頭、基礎スピードの幅という点でもアドマイヤよりも見せているわけで底は評価したが、基本は高い基礎スピードを活かして前で総合力を活かしてくる馬が強いレースなので対抗までとした。
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穴というほどではないが頭で狙う価値があるかなと思うのがこの馬。前走は京都芝外1400m戦で36.1-34.2と2秒とかなりのスローから12.0 - 11.8 - 11.6 - 11.0 - 11.6とL2最速戦。好位の内目で我慢していたが3~4角で浜中が前に入ってきて進路が狭くなる。そこから直線で外に持ち出すまでにロスがあってL1では強襲してくるも届かずという内容。勝ち馬とはさほどL1での脚色の差はなかったし要所の緩い地点でスペースを取られて窮屈になって最速地点で進路を探るという形になったのはラップ的に見ても致命傷だったはず。個人的には2走前のレースレベルがかなり高いと思っているし、そこでロスがありながらもしぶとく最序盤では先頭列争いで踏ん張っていた。L1では甘くなったがかなり厳しい流れの中で頑張れたのは評価したい。前走で一応トップスピード面に目途を立てたわけなので、外枠で前を向きながら緩すぎないある程度のペースで縦長の展開になってくると怖さはあるなということで期待。
△アドマイヤリードはまあ前走だけ見りゃ基礎スピード不足が明らかに不安なんだが基本はステイゴールド牝馬なわけで最終的にはマイラーに落ち着くと思うんだよなあ。基礎スピードそのものはともかく、ある程度のペースに対応はできるタイプだとは見ている。前走の内容はこことつながるかはともかくかなり強烈だったことは間違いない。中京マイルでシルバーステート相手に13.1 - 12.6 - 11.8 - 11.1 - 11.4のラップ推移で好位列で前を向けない内にシルバーステートに出し抜かれながらL1で猛烈に伸びて11.4で2馬身半差を差し切っているわけだから11秒を切ってきているだろうと。トップスピードの質は非常に高いレベルであるはず。スローで団子気味なら恐らくこの馬だろうと思っているし、内を上手く捌いてこれればとは思うが、縦長で最後方からとなると物理的に届かないというリスクがこのコースでは出てくる。それも含めて連下での押さえが適切かな。ギャンブルに出るなら単勝か無印というのが妥当だと思うが、自分は展開を読めないからもう最近はそこは諦めて茶を濁すことに徹する。
△ワントゥワンはこれも展開次第の面はあるんだが少なくとも前走の新馬戦のパフォーマンスと相手関係を考えると地力そのものは最上位と言っていいはず。ディープの仔だけどワンカラットの仔でもあり、どうしたって阪神1400のイメージが抜けない、京都1400で基礎スピードの幅とそこからの一足というイメージよりはスピードで押していく感じかなとは思う…し実際新馬もそんな感じでトップスピード勝負になった時の課題は当然ある。ただ好位の中目につけて11.2 - 12.4 - 12.2 - 11.7 - 12.1のラップ推移で3~4角外に持ち出しつつ直線序盤で追い出されてジリッとでも反応しながら伸びて来ていたし、L2の段階で先頭には立っている。そこから突き抜けた辺りはファルブラヴっぽいけどアンシェルワープを千切ってるんだからなあ…。ペースが平均的になってくれば怖い一頭だし、ブランボヌールの前を狙える馬なのでそこが噛み合ってくるとという感じ。
×ピュアコンチェルトはとりあえず2列目のポケットを取ってリードを作れる形になればキレ負けは解消できるかなという感じ。前走の阪神1400はまんま基礎スピード勝負で11.8-11.9-11.8-12.0とこういうラップでしぶとく抜け出してという感じだし、トップスピード面での実績を見せていないキンシャサ産駒は基本的にはちょっと狙いにくい感じはあるんだが、それでも平均ペースで前々でリードを保っての粘り込みというイメージはできるし、まあ前走の走破時計はひとまず22秒台に乗せながらL1大きく落とさなかったし内容そのものも評価できる。穴どころからはこれを押さえておきたいかな。
×ブランボヌールやまあディープの仔だから京都替わりで~ってのはあるけど個体で見るとどうしてもスピード戦で良さが出てきたという印象が強い。新馬戦でも対応はできているが11.6 - 12.0 - 11.9 - 12.1と誤差程度の加速の中で内ポケットからスッと伸びてはきたもののメジェルダに喰らいつかれているし函館2歳Sは高い基礎スピードの幅を活かして前がしんどくなったのと噛み合ったのはあると思う。もちろん地力は最上位だとは思うんだが、適性という面が大きなウエイトを占める舞台でもあるわけなので、高い評価はしたいんだけど馬券的にはここまでとする。
昇級初戦の前走は、出遅れながらも3着と好走したクライスマイル。さらに、昨年のレパードS(G3)でも2着と好走した実績がありクラスの壁はない。全3勝中2勝をあげている東京へ舞台が変わるのも同馬には大きなプラス。しっかり結果を残すだろう。
式別:三連複
方式:フォーメーション
1頭目:6
2頭目:2.8
3頭目:2.4.5.7.8.11.12
組み合わせ数11点
投資金額各100円
的中配当:7,200円 回収金額:7,200円
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