中山10R 市川S(16下) 芝外1600m 良、やや高速馬場想定
【展開予想】
芝は土曜を見ると最終とかもそうだが結構良い時計が出ていて葉牡丹賞がレースとしてはかなり酷い流れになっているので読みにくいけど、多分高速に近いぐらいのイメージでいいんじゃないかなと。このクラスのマイル戦なら46秒ペースなら32秒台には入ってくるというような感じかな。
逃げ馬がどちらになるかな、というのはある。ペイシャフェリスは結構意識的に飛ばしていくイメージがある馬で、総合力もある持っている馬なんだがそれでも今回は秋風Sがイマイチだったこともあるし主張してきそうな感じはある。マイネルメリエンダは多分番手になるかなと思うし、これがお互い本来の競馬ってイメージ。その中で内のポケットにダイワリベラル辺りが狙えそうだし、外のクラウンレガーロは内の2頭に比べるとスピードそのものに不安があるのでペースをそこまで引き上げるということはないし2列目の外とかだろう。ペースはペイシャ次第だが46秒半ばには入ってくると思う。46.5-46.5で平均ペースをとりあえずイメージするが、中盤少し緩めての再加速になる可能性が高く高い総合力を要求されるかなと。後方から来る馬はポテンシャルよりもトップスピードに乗って坂下から伸びてくるTS持続で良さが出てくる馬を選びたい。
【予想】
◎03ダイワリベラル
〇07マイネルメリエンダ
△04マリオーロ
△09セイクレットレーヴ
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎ダイワリベラルは一瞬の脚は素晴らしいんだが1800以上で上のクラスに入ってしまうとそれでは甘くなってしまう。2走前の新潟外2000なんかは最たる例で行けるかなと思ったが一瞬しか反応できずに甘くなって終了。TS持続特化戦とかは一番ダメなタイプだろう。使える脚が短いわけで、総合力を見せてきていることも含めて距離短縮が良さそうなのと、今回はペイシャがすぐ横にいるしその内かカバーストーリーなのでペイシャの直後のポケットに入り込むのはさほど難しくない。最序盤で無理をせずにしっかりと内目のポケットでスペースを保ちながら脚を溜めつつ後半徐々に差を詰めて要所のギアチェンジ面を活かせれば。敗れはしたがモーリスの2着の時の内容が良くて12.1 - 11.6 - 11.2 - 11.9とL2最速のトップスピード勝負、中山1800で考えればかなりの切れが要求されたがここで4角でかなり楽な手ごたえで並びかけて直線入りの最速地点でスッと先頭に立っている。甘くなって差されたと言えどもモーリスなわけだし、一瞬の反応の良さをしっかりと活かしたいという点では今回は噛み合いそう。
〇マイネルメリエンダはマイル路線の総合力タイプでこれもTS持続力が甘くなってイマイチ粘り込めないということが多い。京都金杯辺りでも3着に入り込んでいるようにある程度のペースからのトップスピード戦適性は高いんだが秋風Sなんかでも46.7-46.5と平均的に上手く作りつつ11.7 - 11.6 - 11.3 - 11.5 - 12.1とL3最速の流れに持ち込む形でL1で案の定甘くなる。基礎スピードの幅も広いし46秒台までなら余裕でレースを作れる馬なので大崩れはしにくいが詰めの甘さはどうしても何かでフォローしたいところ。まあ今回はレースを支配しやすいし、ある程度のペースから番手で仕掛けをコントロールする形が一番いいとは思うのでペイシャを行かせての番手というのは魅力的。TS持続力の甘さはダイワと同じ、内で我慢して一瞬の脚でダイワの方を上に取りたいかなという感じ。
△マリオーロはダイワメジャー産駒らしい前半無理をしないで後半のTS持続力を引き出してくるタイプ。2走前の神奈川新聞杯なんかは11.9 - 11.4 - 11.3 - 12.1の流れで大外から徐々に伸びだしL2で中団、そこからL1まできっちりと伸び切っての勝利。前半貯めて後半勝負でというのは良いし、内から上手く捌いてこれれば最速地点でも伸びていた前走からもトップスピード面でも戦えるはず。L1でのバテ差しで狙いはこれ。
△セイクレットレーヴも同様で、前半貯めることで後半のトップスピードの質に繋げてこれる馬。この馬の場合はTS持続力が最大の武器ではあると思うが、東京1400でもフリーウェイSで11.7 - 11.2 - 10.8 - 11.4のラップ推移でネオウィズダムが逃げ切る流れを後方馬群の中から序盤で外目に誘導しつつL2でジリッと伸びだして中団、そこからL1でもしっかりと差を詰めながら3着争いに並びかけようとしていたようにエンジンがかかってからは質量ともに申し分ない。秋風SでもL3最速で外を回しながらでも直線入りで鋭く伸びていたし、ウインフェニックスはその外を回していたがそれでも要所で良い脚を使えていたのは大きい。こちらを上位に取った。
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