コパノリッキー以外にハナへ行きたい馬は不在で、コパノリッキーがゲートをまともに出ればハナへ行くのは確実で、ホッコータルマエとしては1頭になるとソラを使う悪癖があるだけにJBCクラシックのように勝負ドコで引き離される事は絶対に避けたいはずで、誰もコパノリッキーの首に鈴をつけに行く馬が居なければ前走のチャンピオンズCと同様に自らコパノリッキーを捕まえに行く競馬をするだろう。
ただ、結果的に共倒れとなったチャンピオンズCと同様の結果になるかは微妙と思えるのは、先ほども書いたように昨年のチャンピオンズCを勝利していると云えどもホッコータルマエは中京のような坂のあるコースより地方の平坦のコースがベストと感じるからで、平坦の大井コースならば積極策の競馬を試みてもチャンピオンズCのようにゴール前で失速せず、最後まで踏ん張る事は可能と考えた。
ホッコータルマエの相手はマークが厳しくなるコパノリッキーよりは末脚が確かなサウンドトゥルーの方を上に評価して相手に抜擢したい。
確かにサウンドトゥルーは末一手の馬だけに全幅の信頼は置きづらいイメージがあるが、JBCクラシックではホッコータルマエがゴール前でソラを使ったと云えども前残りの傾向が強かった馬場で渋太い脚を使って交わしているし、チャンピオンズCで2着したノンコノユメとのクビ差は直線でインを通ったノンコノユメと外を通ったサウンドトゥルーの進路の差が如実に出ただけの話で、今回の大賞典は14頭立てだが実質的にはヒトケタ頭数と同じで、直線で16頭の馬群を捌くのに苦労したチャンピオンズCよりも明らかに楽な競馬になるのは確実だ。
馬券はホッコータルマエとサウンドトゥルーの馬単表裏が本線。
あと買うとすればJBCクラシックよりも展開が厳しくなりそうなコパノリッキーや超がつく一流馬相手ではワンパンチ足りないハッピースプリントよりも今回がラストランになるが古豪ワンダーアキュートの一発に警戒したい、確かに今のワンダーアキュートに全盛期の能力を望むのは酷だが、それでも前走のチャンピオンズCではサウンドトゥルー・ホッコータルマエとコンマ2秒差でコパノリッキーに先着しており帝王賞勝ちを含めて大井2000Mの実績からアタマは無理でも2着なら有り得ると判断、ホッコータルマエ・サウンドトゥルーの2着付けの馬単を押えて本線と合計して4点の馬券を購入してファンファーレを待ちたい。
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