2016年1月2日土曜日

京都金杯 2016 出走予定馬:エイシンブルズアイ、元々1800重賞の2着馬、この延長で器用さを活かせれば

ホースメン会議:金杯490_160


2016 1/5(火) 京都金杯(GIII) 京都芝外1600m
出走予定馬一覧
京都金杯2016出走予定馬一覧


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 ここ数走は1200ばかりを使ってきているエイシンブルズアイが3歳時以来久々にマイルの距離に出走予定。淀短距離Sもあるのでここを回避する可能性もあると思うが、今回のメンバー構成を考えるとこの馬の先行力は侮れないところ。ハンデ56kgはやや見込まれたかなという感覚だが、京都巧者がマイルをこなして穴党に一足遅いお年玉をプレゼントとなるか。


 ここに出てくれれば穴っぽいところではこれも怖いな、とは感じている。この馬は結構穴人気しちゃう傾向はあるので読みにくいところはあるが内目を確保できれば。


 京都1200では適性を見せつつも重賞ではワンパンチ足りていない。準OPの桂川Sでは京都芝内1200m戦、ペースバランスは34.5-33.6と1秒近いスロー、11.2 - 11.2 - 11.1 - 11.3と11秒前半を連続させる競馬になっている。12番枠からまずまずのスタート、楽に番手を確保して3~4角も楽な手ごたえで直線。序盤で馬なりで逃げ馬に並びかけ、L1で追い出されてしっかりと捕えて抜け出しての完勝。1200にしてはかなり緩い中でポジショニングの巧さをしっかりと活かして番手をとり、そこからしっかりと11秒前半を連続して最後までラップ的にも落とさなかったというのは優秀。


 一方で京阪杯では相手関係も強敵になったというのもあるが完敗の5着だった。京都芝内1200m戦は同じ、34.0-33.4とややスローも近い流れではあったが10.8 - 10.9 - 11.2 - 11.3と早い段階で10秒台に入っていてL1まで落とさない中でサトノとビッグアーサーが突き抜けたレースではある。6番枠からまずまずのスタート、そこからポジションを取っていき2列目で3角に入る。3~4角でも2列目馬群の中で立ち回ってコーナーワークと進路確保が後手で3列目に下がって直線。序盤でそこから追い出されてジリッと、L1までばてはしなかったが伸び切れずに5着までだった。3着争いではそこまで差はなかったが、完敗だった。まあこのレースもスローなんだが、この馬にとっては走破バランスで見れば34.3-33.8と極端ではなかった。上位2頭が突き抜けたのも大きいし、この馬としては前半でそれなりに脚を使った可能性があるというところ。実際、京都1200でもある程度ペースが上がって33.9-34.0のシルクロードSでは完敗、昨年の淀短距離Sは34.9-33.6と1200としてはドスローな流れでスッと動いて完勝。この辺りから見てもだが、この馬は本来1200m向きのスピードは持っていないと考える方がいいと思う。


 もちろんマイルがいいのかというのは流石に久々になるが、それでも一昨年の毎日杯で2着している馬であり、個人的には距離はもうちょっとあった方がいいのは確かだと思っている。少なくとも京都1200で安定するのは他に比べてペースが上がりにくいことが大きい。毎日杯は阪神芝外1800m戦で良馬場、47.4-47.0と平均ペースから12.3 - 12.0 - 11.9 - 10.7 - 12.4とL2最速、L1でかなり落ち込むTS持続戦で結果を出した。2番枠で好発からじわっと出しつつ先行争い、2列目のポケットに入り込む。しっかりと折り合って3~4角でも最内で我慢、2列目で直線を向くと序盤で進路確保し先に仕掛けて抜け出していたステファノスに内からすっと伸びて差を詰めてくる。L1で抜け出し踏ん張っていたがそこにマイネルフロストのTS持続力に屈したという形。上手く立ち回っているにせよL2の最速地点でステファノスが切れた中で差を詰めてきたという点、また11.9-10.7と下りはあったにせよ相当なギアチェンジが要求された中で内から捌いてスッと動いてきたというのは同じくある程度ギアチェンジを持っているマイネルフロストを相手にも要所の反応では勝っていた。この辺からも個人的にはこれぐらいの距離で上手くコントロールしてという競馬の方が器用さが活きてくるだろうと。


 今回は京都の芝外1600m戦、マイル戦はNHKマイルC以来だが、これまでの傾向的に見てもやはりある程度のペースまでで収まってほしいというところだろう。緩い流れを前々で進めながら、器用さを活かして直線序盤で勝負を決めたいタイプではあると思う。1200で結果を出していると言っても京都1200でドスローで、という前提がつく。この辺からも本質的にスプリンターだとは全く思わない。なので距離延長自体はプラスだと思っているし、上手くポジションを取ってというのもこのメンバーなら恐らく苦労することはない。流石にずっと1200ばかり使っているので毎日杯で上手く立ち回れていたのは良いが折り合い面はやってみないとというところもあるが。それでも上手くコントロールして3~4角でも仕掛けのタイミングを遅らせつつ直線入りでスッと出し抜ければとも思うし、一昨年の毎日杯もなかなかのハイレベル戦だったわけで、TS持続力でも戦えるレベルのモノは見せているだろうと。とにかく内枠、悪くとも番手でコントロールして3~4角でも仕掛けを待てるような展開、L2最速でグンと出し抜く様な昨年の金杯ウインフルブルーム的な競馬ができれば面白い。その点で逃げても良いかも、という感覚もある。怖さはあるし距離はマイルぐらいの方がいいと思うので、ペースが上がらなければ怖さはかなりある。


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2016年の開幕を告げる重賞レース中山金杯・京都金杯。1年の始まりだけに競馬ファンの誰もが馬券を的中させ、幸先良くスタートしたいところだろう。しかし金杯と言えば東西ともに一筋縄ではいかない難解なレース。的中のためにはまず各金杯の特徴を掴む事が必要となってくる。まず中山金杯は3つの特徴があり、1つ目はハンデ戦であるという事。まだ実績のない明け4歳馬や、条件戦を勝ち上がった馬、実績のある古馬が入り混じるだけに、ハンデキャッパー泣かせのレースでもある。実力に見合ったハンデかどうかの見極めが重要だ。

2つ目は12月からの連続開催による馬場状態を把握する事。例年の傾向だけを見ても馬場状態が異なり、参考になりにくい部分があるため、有馬記念週と当日のレースを見てシッカリと傾向を掴む必要がある。3つ目は関西馬の取捨のジャッジ。2015年ラブリーデイ、2014年オーシャンブルーと、関西馬が連勝しているように結果を出す馬と、ラブイズブーシェ(3番人気14着)、ユニバーサルバンク(2番人気11着)と、人気を背負いながら大敗する馬が分かれるため、好走する関西馬を見つける事がポイントとなる。

続いて京都金杯は、初めて古馬と対戦する明け4歳馬、条件戦を勝ち上がったばかりの昇級馬、秋から急激に力を付けている実力馬、他にも過去の傾向からは明け4,5歳馬が活躍するレース。実績面で比較しづらい未知数な馬が結果を出しているだけに、過去のレースから各馬の持つポテンシャルを見極めなければならない。さらに京都の開幕週だけに、枠順・脚質も重要なポイントとなり、総合的なジャッジが必要になってくる。

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