中山9R 富里特別(10下) 芝内1800m 良、やや高速馬場想定
【展開予想】
逃げてくれれば楽だったんだがトーホウスペンサーが控えるというコメントを見せているのでかなり難解。となるとトミケンスラーヴァがハナを切る形にシベリアンタイガーがどの程度競っていくか。シベリアンも内枠に入っているのである程度は出していく形になるのかなと。ニーマルキングやショウナンマルシェといったところもいるが外枠でもあるし、基本的には内の2頭がレースを作る形で恐らくスローだろう。
【予想】
◎09ストレンジクォーク
〇12ラインハーディー
▲05トミケンスラーヴァ
△01トーホウスペンサー
△13ショウナンマルシェ
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎ストレンジクォークはトップスピードの質、持続力ともに初咲賞で高いレベルのモノを見せた。中山芝内1800m戦で良馬場、12.0-11.9-11.4-11.2-12.1とある程度仕掛けが早かったこともあるにせよ後方外々を追走しながら直線序盤からしっかりと伸びてL1でグンと来ての2着。基本的にはTS持続タイプではあると思うし、仕掛けをコントロールされたときにどうかなという点で勝ち切れるかはそこがポイントだと思うが、相手関係的には恵まれた、ある程度外だしルメールなのでもうちょっと前を意識してくる可能性もあるかなと。その点も込みで。
〇ラインハーディーはトップスピードの持続力に関してはストレンジと互角以上だと思っているけど、基本的にはポジショニングが非常に悪い馬なのでそこは難儀。ただ切れ味のイメージが先行していて中山1800自体は悪くなく、実際昨年の初咲賞でもセットでいつも出て来ていたシュンドルボンと比較してもL1での伸びは勝っていたし、12.0 - 11.8 - 11.3 - 11.0 - 11.8のラップ推移で内内からスペースを突く競馬に終始したけど中山だから末脚が削がれるというわけでもなかった。今回はスロー想定だし、ペースが上がり切らずの切れ味勝負なら見劣らない。あとはポジショニングの問題かな。
▲トミケンスラーヴァはトーホウスペンサーが逃げないのであればかなり楽に逃げ、番手のどちらかは確保できそうだしスローに持ち込めそう。前走は割と流れる競馬の中で圧勝してきたが、個人的には4走前の内容が印象的で、中山1800らしいスローからの12.2 - 11.7 - 11.8 - 11.6 - 11.5 - 11.6と5F戦でも馬場が軽くL2で誤差程度とはいえ加速している。その中で2列目で進めて直線序盤で手応え良く伸びて先頭に立ってきたし、反応の良さを見せたのは今の中山1800では結構重要。 11秒前半の脚を使えてはいるしワンペースの馬ではないので前々から仕掛けを待ちつつ後方からの押上げに合わせて上手くコーナーでペースを引き上げられれば面白い。向こう正面で捲られない程度にはペースを上げてほしいところ。
△トーホウスペンサーは逃げるのであれば本命でよかったけど、控えるとなると内からスッと動けるのかどうか?というのは不安がある。前走なんかは坂スタートの中京2000でスッとハナを取り切って12.4-11.5-11.4-12.2と中京でも4角でペースを引き上げる形になったが直線序盤までは抵抗できていた。トップスピード戦でも高いパフォーマンスを見せている馬だが、新潟外回りの感じだとゆったりとエンジンをかけてやりたいタイプっぽいので、半端にポジションとってレースがスロー、仕掛けも遅くとなるとどうかな?という感じ。逃げれば面白いとは思うんだけどね。
△ショウナンマルシェは先行勢のレベルが低いここなら結構やれるんじゃないかなと。福島1800m戦で勝ち上がった時が、これが500万下戦ではあるんだがスローからの12.3 - 11.5 - 11.5 - 11.5 - 12.1と4F勝負で早いラップを踏み続けて粘りとおしているし、逃げなくてもやれる馬なので外目から2列目~好位ぐらいを確保しつつ3~4角で外から動く形ならというところかな。
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