2016 東京新聞杯(GIII) 東京芝1600m良
レース回顧・結果
1:34.1 12.7 - 11.4 - 11.9 - 12.4 - 12.2 - 11.2 - 11.0 - 11.3
48.4-45.7SSS
まあ結果的にこういうカオスな展開になるというのも競馬の難しさというか、出負け癖があるスマートレイアーと同じく出負け癖があるエキストラエンドが逃げ、2列目ポケットでのドスロー3F勝負。それと土日と押してみてもやっぱり内有利が顕著である程度の力差でも通す位置だけで何とでもって感じのレースが多かった印象で、このレースもラップ推移的にも顕著に3F戦でこれを逃げたスマートレイアーが刻み切っちゃうぐらいだから前におらんといかんとも、ってところ。それと、土曜の降着もだが今回も浜中がぶっ飛んで訳の分からんことになっているし、これに関しても一応別枠で見解を書きたいかな。ただ今回は岩田は全然悪くないな…横のカメラからは岩田が絡んでるっぽい感じはしたんだけど、関係なかった。しかしビビッてしばらく色々手につかんかった、浜中意識はあったようで何よりだけど、こういうケースがあるから退避用の一頭分のスペースを使うなってことなんだよなあ。まあ別枠で書きますんでそちらでお願いします。
1着スマートレイアーは6番枠からまさかの好発、ハナを取り切ってペースをかなりのスローにコントロール。道中も隊列がすぐに決まって突かれることなく3~4角でも楽に進めて直線。序盤でそこから追い出されてL2でジリッと突き放す。L1でも後続を寄せ付けずに楽々押し切っての完勝だった。ひとまずあのスタートを切ってハナを取り切る競馬ができたのは驚きというしかない。ただ結局TS持続力が武器なのでスローに落としてはっきりと早めに仕掛けることで脚を出し切った、それも逃げてという結果がこういう形になったのかなというところ。他馬の動き出しに合わせる形だと微妙でも、自分のタイミングで前を向いて仕掛けられる逃げという手を打ったのは正解だったと思うし、この辺りは年末からの吉田隼人の積極策を褒めるべきかな。まあ正直このラップが示すように高速馬場でここまでドスローでここまで3F戦特化、内有利という条件が重なるとポジションのウエイトが大きかったし現時点では何とも言えんかな。テンの1Fが12.7と遅いように、各馬が探りに行ったというのもあっての内容でもあるので。このスタンスで競馬をすれば変わってくるかもしれんけど、この感じだとしっかりとゲートを安定して進めて先行策を取れればケイアイエレガントの後釜みたいな感じで収まりそうなんだよなあ。前でコントロールしてTS持続でって競馬に持ち込めるのであればヴィクトリアマイルでもと思う。まあでもちょっとこの一戦は判断が非常に難しい。今の府中がかなり特殊なのもあるし。
2着エキストラエンドは3番枠から五分に出て押して押して2列目のポケットを確保、しっかりと流れに乗ることに成功する。 3~4角でも前にスペースを置きながら加速のイメージをもって直線。序盤で内からダッシングが気てスマートがふらつく中で進路がない中待たされる。L2でダッシングが自滅したのとスマートが抜け出したので進路を確保して追い出ししっかりと2着を確保した。動き出しのイメージの中で進路がなかったのが響いたのはあるかな。ただいい位置を確保して2列目ポケットを取られた時点でやられたな、という感じだった。岩田はこれで乗っていくかなというところに浜中があんなことになったので岩田のメンタル的にどうなるんだろうか、というのはある。岩田自体が悪かったわけではないけど、関係している位置にいたのは確かなので岩田がメンタル的に何かしらの影響がなければいいけどなというところ。ただ岩田は悪い流れから何かきっかけがあれば一気に上がってくるのでこれをきっかけにできればそろそろ重賞では怖いかな。今回はポジショニングへの執念を感じたし良い騎乗だった。馬自体はやっぱり動きたいところでスマートが外に行って内に帰ってきてって感じになったのも進路という点では厳しかったし、ここまで差が開いたのは展開面も多少はあったと思う。叩いて上昇してきた感もあると思うが、スマートレイアーでも述べたけど前々内内の馬場状態になっているのでその辺がどうかだろうね。
3着マイネルアウラートは10番枠から好発、しっかりと番手を確保してスマートレイアーをマークと絶好の展開に持ち込む。 3~4角でも番手で我慢しながら仕掛けを待って直線。序盤で追い出してしっかりと反応、2列目から抜け出しを計る。ただL1ではエキストラエンドに抜け出されL1ではダノンに差し込まれるがこれを何とかしのいで波乱を演出した。う~ん、正直な感想を言えば顕著にTS持続不足のこの馬でもL1がそこまで落ちないぐらい展開、馬場が前内有利だったんだろうなあという感じ。土曜はそこまでじゃないと思っていたんだけど、日曜を見るとかなり極端に内有利だったかなというのもあるので、ここまで最大限に恵まれるとは…ってところかな。ただこういう機動力タイプはそういう展開に恵まれることが多いのは確かで、鞍上もそういう展開になればという中でしっかりと準備ができたからこそこの3着に繋がったのかな。まあエキストラ比較で完敗しているわけで実力的には足りんとは思う。自由に動ける位置でギアチェンジを伴う3Fの特化戦と馬場が噛み合ったというところかな。
4着ダノンプラチナは2番枠から例によって出負けして後方からの競馬になる。道中は無理に内に入らずに外目から3角に向かっていく。3~4角では外々からじわっと中団に取り付きながら直線。序盤で上手く外に持ち出し準備完了なんだがL2でもうちょっと伸びてほしかったところでジリジリ、L1までばてずにしっかりとは伸びてきたんだがそれでも詰めきれずの4着完敗だった。色々悪い面が噛み合ったかな。出遅れは気にならなかったし、外までの持って行き方は完璧だったと思う。これで勝てなかったのはやはり内有利が顕著な馬場だったことに加えてやっぱりちょっと状態面が富士S時ほどではなかったかなあ、という感じ。この馬自身で見ても準備がしっかりできていながら富士Sより自身の上がりが遅い。馬場そのものはかなり高速状態に近かったと思うし、単純にそこから比べてパフォーマンスが落ちているのかなと考える方が無難かな。まあ富士Sの時はそれはそれで外差し有利でもあったから、内有利顕著との合わせ技で苦しんだ感じもあるかも。それでももうちょっとキレる脚を使えたはずでL2の伸びが物足りなかったのは香港遠征明けが響いたと思う。極端なドスローになって前がこのラップを刻み切るような展開では厳しかったけど、3着も確保できなかったのは色々な要素が噛み合った感じかな。
5着テイエムタイホーは14番枠から好発、無理せずに2列目の外から進めて3角。3~4角でも2列目外から直線に入っていく。序盤で追い出されるがジリジリ、L2の上り坂でもジリジリで2番手争いでは見劣る。L1まで喰らいついてはいたが最後まで伸びずばてずの5着完敗だった。やっぱりここまで究極的に軽い馬場だとトップスピードの質で足りなかったのかなあという感じ。阪神マイルの内容的にも少し渋った方がいいんだろうなあというのはこの辺かな。京都金杯もそうだが4F戦で分散されてTS持続力で良さが出た感じなので、個人的にはもうちょっと距離を伸ばした方がいいと思う。特に東京1800とか阪神1800は噛み合う可能性が高いと思うので。今回は究極的な切れ味勝負でL1までこのラップでは辛かった感じ。
6着ダイワリベラルは4番枠からまずまずのスタートから無理せずにじわっとで2列目の真ん中で進める。道中力みながらで掛かり気味に進めつつ3角。3~4角でも2列目の真ん中で我慢しながら直線。序盤で追い出すスペースがなくやり過ごす。L2でも進路がない状態で追い出し切れない。L1で内目から追われるがそれでもジリジリで6着完敗だった。まあ展開のアヤかな。動きたいところで動き出すスペースがないから待っているんだがこのドスローだと誰もばてないからスペースが生まれないのでじわっと下がる。L1辺りで下がってできたスペースを埋めるという程度しかできなかった。後半あの位置ではどうしようもなくて、最序盤でエキストラエンドに2列目ポケットを取られてドスローでスペースない競馬では如何ともってところだったかな。要所で動けるのが武器でもスペース自体が無かったらどうにもならんし参考外かなあ。
10着グランシルクは1番枠からやや出負けして後方の最内で進めていく。道中もスローなのでポジションを上げられず3角。3~4角でも最内から直線でダッシングの直後を狙いかけて諦めて外に出す。L2でも進路が無くて結局なだれ込むだけの10着完敗だった。まあ映像的にL1まで脚を使っていたしこの馬自身は自分の脚は使っているんだけど、前が止まらないからねえ。スタートであそこになった段階で終戦だった。あと結果論だけど戸崎は途中で外に出して正解だったなあと。あの感じで勝負賭けてダッシングの直後を取ってたら結構危うかったかも。まあ適性的にトップスピード特化戦では如何ともだし今回は枠も含めてどうしようもない競馬にはなったかな。
中止のダッシングブレイズは直線で3列目ポケットから最内狭いところをついたが半ばで内に戻ってきたスマートレイアーと若干接触したような感じになって内ラチに接触、バランスを崩して浜中が落馬し競走中止。
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