2月28日(日)、2回中山2日目11Rで第90回中山記念(G2)(芝1800m)が行なわれ、M.デムーロ騎手騎乗の1番人気・ドゥラメンテ(牡4、美浦・堀厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:45.9(良)。
2着にはクビ差で4番人気・アンビシャス(牡4、栗東・音無厩舎)、3着には半馬身差で2番人気・リアルスティール(牡4、栗東・矢作厩舎)が続いて入線した。
3世代の皐月賞馬が揃った豪華な一戦は、大外枠からカオスモスがハナを取ってレースを引っ張る。外からラストインパクト、内からマイネルラクリマとロゴタイプがこの直後で2番手集団を形成。そして、今日は4番手にドゥラメンテが追走。先頭から5馬身ほどの位置で前を見ながらレースを進める。その内から運ぶリアルスティールはドゥラメンテをぴったりマーク。向正面ではこの直後にフルーキーとイスラボニータもつけ、アンビシャスは先頭から10馬身以上はなれた後方2番手を追走する。
少頭数ということもあり、直線に入ると馬群がばらけての追い比べ。最内で粘りこむラストインパクトにすぐ外からロゴタイプが迫る。しかしその外、追い出されたドゥラメンテの末脚が爆発。一気に抜け出して先頭に立つ。馬群の中からリアルスティールが脚を伸ばしてくるが、大外から後方待機のアンビシャスも追い込んでドゥラメンテにも迫ってくる。最後は3頭の争いとなったが、ドゥラメンテがアンビシャスの追撃を退けて先頭でゴールに飛び込んだ。
勝ったドゥラメンテは昨年の皐月賞、日本ダービーを制した2冠馬だが、ダービー優勝後に両前脚の骨折が判明し休養に入っていた。今回9ヶ月ぶりの実戦だったが、長期休養明けをものともせず、今季初戦を白星で飾った。今後は国内かドバイか、そしてその先に見える凱旋門賞の大舞台。帰ってきた世代最強馬が、国内最強馬として世界を舞台に活躍していくことになりそうだ。
騎乗したミルコ・デムーロ騎手はこれで重賞騎乗機会5連勝。また、自身のJRA通算500勝も達成と、記録尽くめの勝利となった。
馬主は有限会社サンデーレーシング、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「荒々しく、はっきりと(音楽用語)」
ドゥラメンテ
(牡4、美浦・堀厩舎)
父:キングカメハメハ
母:アドマイヤグルーヴ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:7戦5勝
重賞勝利:
16年中山記念(G2)
15年東京優駿(G1)
15年皐月賞(G1)
*競馬ラボより抜粋
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