確かに京浜盃と羽田盃の狭間にある重賞で例年微妙な面子しか出走しないクラウンC、それ故に毎年大荒れの決着になるのだが、例年必ず出走する南関の2~3歳の重賞、もしくは準重賞で入着した馬はヤマノカミ1頭だけと今年のクラウンCの出走馬のレベルは驚くほどの低いが正直な感想で、この面子での競馬ならば混戦は必至だろう。
このクラウンCが荒れるのは早い流れになるケースが多い事で、今年も前に行きたいのはウワサノモンジロウにケイエスソード、初ダートの馬だけにラブレオも砂を被らない前々の競馬をチョイスだろうし、ディーズプリモも先行すると思えば1000M通過は61秒台前半となる可能性は大、これが芝のレースならばラブレオが押し切ってしまって不思議ではない実績があるが、初のダート競馬だけでなく先ほども書いたように色々な部分が気になる馬だけに全幅の信頼が置けず、ここは差す競馬が板について来たガーニーフラップを軸に抜擢したい。
人気のディーズプリモは今の時期が「旬」のキハクの一族だが、キャリアが3戦と浅いだけに前が忙しくなる競馬になった際に対応可能かは微妙と判断し敢えて軽視、初ダートをこなせば能力が抜けているラブレオに今回は斤量55での競馬となる事で前進が可能と思えるプレイザゲームをヒモにチョイス、ガーニーフラップからこの2頭への馬単が本線、あとは荒れるのが必須の重賞だけに本線の馬単折り返し2点とタテ目となるラブレオとプレイザゲームの馬単表裏2点を押さえ、本線と合計して6点が今回のクラウンCの結論。
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