東京10R 春光ステークス(16下) ダ2100m 稍、やや高速ダート想定
【展開予想】
今日の大穴レースかな。金蹄Sがトリッキーな競馬になったし上位人気勢も結構怪しげな馬が多い印象。展開だがこれと言った逃げ馬不在でこのメンバーなら恐らくティーポイズンがハナを主張してペースを落ち着けに罹りそう。外からベルウッドテラスがじわっとペースを作りに行くという程度でこれと言って先行しそうな馬がいない。まあフェスティヴイェルなんかはある程度前を意識するかもしれないが、このメンバーならここ2走で負けしながらペースや条件が噛み合わなかったファイヤーロック辺りでもリカバーしつつ好位は狙えそうと。アカノジュウハチももうちょっと前はあり得る。いずれにせよティーポイズンがレースを作る形、内田なのでそこまでペースを引き上げていく形はとらないだろうと。ややスローぐらいで後半再加速をしつつ、12秒前後のある程度速いラップを要求されるとみておく。
【予想】
◎13ファイヤーロック
〇04セイカフォルテ
▲06ティーポイズン
△02アルタイル
△11デビルズハーツ
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎ファイヤーロック以下も含めて穴どころから攻めている。ただ、ファイヤーロックのこの人気のなさはハッキリ言ってシメシメである。もともと府中の2100で結果を出していた馬という前提で、5走前の松戸特別で中山2400の重馬場でのポテンシャル勝負で外から番手のティーポイズンとともに勝ちに行ってティーポイズンを捻じ伏せている。13.4 - 12.5 - 12.2 - 12.6 - 12.3 - 13.2と向こう正面からのロンスパの形、L3で一旦緩んでいるがL4のコーナー地点で速いラップ、ここで終始外を回していたこちらの方がロスはやはり多いし、相手の土俵であるポテンシャル戦でねじ伏せたのは大きい。3着のシップウが同条件を勝ち上がっていてレベルも高い。そのうえで赤富士Sのように府中の2100、ドスローからの13.0 - 13.2 - 12.2 - 11.2 - 11.8と2F戦で2列目ポケット、ショウナンアポロンの直後で進路ができたのはあるにせよギアチェンジ戦に対応して置かれずにしぶとく伸びての3着は内容的にも評価できる。本質的にステイヤーだと思っていて晩秋Sのようにペースが上がってしまうと甘くなる。金蹄Sでは崩れているが前半無理せず脚を溜めて中盤でとりついたが中弛みの展開で巻き込まれて進路確保できず直線でスペース無くして下げて終了。全体で見れば早いが13.3 - 13.3 - 12.6 - 11.9 - 12.6のラップを見てもわかるようにダートにしてはかなりのギアチェンジが問われた。中弛みで取り付いて直線でブレーキして減速から直線の上り坂で個の加速ラップでは置かれるのも無理はない。能力はここでは十分勝負になると思っているし、前走も中山1800で流れては基礎スピードが足りないし全く問題ない。流れると不安もあるがこのメンバーなら最序盤はそこまで上がらないだろう。一発の要素はもろにあると思うしここは全力で狙いたい。
〇セイカフォルテはファイヤーロック同様何故かかなり過小評価されている。この馬は字面で見ると東京2100が苦手っぽく映るが、意外とスローからの後半トップスピード戦に近い形では強敵相手に安定的に脚を使っている。特にTS持続力が武器で、晩秋S3着時なんかはハイペースからの中弛み、12.7 - 13.3 - 13.1 - 12.3 - 12.1 - 13.1のラップ推移で上手く取り付きながら後方外々L1ジリッと食い込んだんだが、この時の相手がモズライジンとアポロケンタッキーで0.3差のところまで食い込めている。まあ差は縮まってなかったが脚を引き出せれば強い。金蹄S組でも6着だが後方からちんたらしていたし中弛みでもうちょっと田辺みたいに動ければ面白かったが我慢していてエンジンをかけ切れず再加速で少し後手、そこからL1でジリジリきていてここでの脚はこの組では一番。前半ゆったり後半で長く脚を使わせるイメージが良い。極端なトップスピード&ギアチェンジ戦になった赤富士Sでも案外ジリッとでも伸びてきているし府中である程度速いラップを要求された方が良いタイプだと思うのでここは面白い。
▲ティーポイズンはこっちの方が穴かなと思っていたんだが、案外こちらは穴人気しているかな。ただ元々は1700ではやや基礎スピード不足を距離延長で基礎スピードをもろに活かせるようになったこと、息を入れてからのロンスパで強い競馬ができるようになったことも大きい。松戸特別ではファイヤーロックに競り負けたがL4からのロンスパの形でしっかりと抵抗していたし、今回はノーマークで主導権を握れそう。前走の様に誰かが引っ張ってそれについていく消耗的な競馬が理想ではあるが、これまでの内容からも息を入れての再加速でそれなりに速いラップを要求されても対応できているので侮られるようなら怖い。
△アルタイルはマイルは基礎スピード不足、距離延長だった前走でも流れてしまったのでその点は不運だったがそれでもあの競馬で伸びあぐねているように少なくとも2100でも無条件でという馬ではなくなったし底も見せたと思う。ただ3歳時から青竜Sで見せたように後半要素はまだ未知数。軽い馬場で内枠、しっかりと脚を残して直線に入ってのトップスピード戦に望みはあるかなと。人気も流石に落としてきたし、スローからの後半勝負でダメならどうにもならんかな。押さえ。
△デビルズハーツは2走前の金蹄Sの内容が面白い。ハイペースに中団ぐらいでついていきながら中弛みの地点で後続に取り込まれる形になって3~4角では中団馬群で窮屈になって直線で追いだしが遅れてしまう。中弛みからのギアチェンジ伴う再加速戦の中で後手を踏みながらL1ではジリジリと盛り返していたので前半無理せず中盤の淀みで前を向く競馬ならもうちょっと違ったかなと。前走はファイヤーロック同様基礎スピード不足だし、基本不器用でややスローからのロンスパがベスト。エンジンがかかってから減速地点でしぶといタイプなので押さえておきたい。
ダート2000m以上の距離に延長後、走りが一変したアポロケンタッキー。特に休み明けで臨んだ前走は、上がり最速の脚をマークし、2着馬に4馬身差をつける圧勝劇。今回は、1度叩いた上積みもあり前走以上のパフォーマンスは必至。昇級初戦とはいえ無様な結果にはならないだろう。
式別:三連複
方式:フォーメーション
1頭目:5
2頭目:1.12
3頭目:1.2.3.4.9.10.12
組み合わせ数11点
投資金額各100円
回収金額:500円×44.1=22,050円
競馬情報サイトはいろいろ試してきましたが、、
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