2016年6月29日水曜日

第39回帝王賞結論

アウォーディーを除けば中央の中長距離のダート路線のトップクラスが全て揃ったと言っても過言ではない今回の帝王賞、実力伯仲の面子での競馬だけにこのレースを制すには展開が重要となるのは確実。

前走のかしわ記念はゲートの悪い部分を見せてハナへ行けなかったが、2番手から抜け出して完勝と久々にコパノリッキーらしい競馬を見せただけに、今回もハナへ行くかはスタート次第で、最内のアスカノロマンがスタートを決めれば前走の平安Sと同じく逃げの手に打って出るかも知れないが、仮にそうとしてもコパノリッキーが中団のポジションを選択するとは思えず、おそらく2~3番手からの競馬になるはず。
大外枠のクリソライトも気難しい部分がある馬だけにヘタに抑えるよりは前々での競馬がベター、ホッコータルマエはそれらを見ながら先行するのは確実で、昨年の帝王賞のように1000M通過が60秒を切る流れになるとは思わないが、61秒前半の流れになるのは間違いない。
そう云う流れなら中団からの競馬をするサウンドトゥルーとノンコノユメが浮上する可能性は大で、この2頭のどちらを上位に評価するか正直迷うが、川崎記念では勝負ドコで不利を被り、結果的にホッコータルマエを捕える事は叶わなかったが、自ら動いて勝ちに行く競馬を試みた事と本日の大井の馬場は切れ味身上のノンコノユメよりこの馬向きと判断してサウンドトゥルーの方を評価して軸にする。

馬券はサウンドトゥルーからダート王ホッコータルマエと今回の帝王賞で真価が問われるノンコノユメの2頭への馬単表裏が本線。
穴中の穴は無理せず自分のリズムで競馬をした際のアムールブリエでサウンドトゥルーからの馬単を押さえ、本線と合わせて5点の馬券を購入しレースが始まるのを待ちたい。


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