2016年7月12日火曜日

第18回ジャパンダートダービー①

今年で18回目となるJDD、このレースの創設当初は地方勢が好成績を残していたが、その後は中央勢の成績が徐々に向上し、過去17回のJDDで中央勢が13勝を挙げているのに対して地方勢は4勝と差は開くばかり、また2着は中央の11回に対して地方が6回と云う結果で、今では中央勢が完全に優勢のレースとなってしまった印象が強い。
以下が過去10年の連対馬

04年
1着カフェオリンポス 3番人気
前走6/5 府中・ユニコーンS4着
ダート全成績【3・2・0・1】
3歳全成績【1・0・0・2】
過去の重賞成績
04年ユニコーンS4着

2着アクイレジア 4番人気
前走6/9 川崎・関東オークス2着
ダート全成績【3・1・0・0】
3歳全成績【3・1・0・2】
過去の重賞成績
04年フラワーC10着 04年関東オークス2着

1番人気 アジュディミツオー4着
前走6/3 大井・東京ダービー1着
ダート全成績【4・0・0・0】
3歳全成績【3・0・0・0】
過去の重賞成績
04年東京湾C1着 04円東京ダービー1着

05年
1着カネヒキリ 1番人気
前走6/4 府中・ユニコーンS1着
ダート全成績【4・0・0・0】
3歳全成績【4・0・0・1】
過去の重賞成績
05年毎日杯7着 05年ユニコーンS1着

2着メイプルエイト 6番人気
前走6/8 大井・東京ダービー2着
ダート全成績【4・3・2・0】
3歳全成績【3・2・1・0】
過去の重賞成績
05年京浜盃3着 05年羽田盃2着 05年東京ダービー2着

06年
1着フレンドシップ 2番人気
前走5/4 園田・兵庫CS2着
ダート全成績【3・3・0・0】
3歳全成績【3・3・0・0】
過去の重賞成績
06年兵庫CS2着

2着バンブーエール 6番人気
前走6/3 府中・ユニコーンS5着
ダート全成績【3・0・0・3】
3歳全成績【3・0・0・2】
過去の重賞成績
06年ユニコーンS5着

1番人気ナイキアースワーク4着
前走6/3 府中・ユニコーン1着
ダート全成績【3・1・1・0】
3歳全成績【2・1・1・2】
過去の重賞成績
06年ユニコーンS1着

07年
1着フリオーソ 3番人気
前走6/6 大井・東京ダービー2着
ダート全成績【3・2・1・0】
3歳全成績【0・1・1・2】
過去の重賞成績
06年平和賞2着 06年全日本2歳優駿1着 07年共同通信杯7着
07年スプリングS11着 07年羽田盃3着 07年東京ダービー2着

2着アンパサンド 2番人気
前走6/6 大井・東京ダービー1着
ダート全成績【4・3・4・1】
3歳全成績【1・2・2・0】
過去の重賞成績
06年イノセントC1着 06年サンライズC3着 06年北海道2歳優駿2着
06年全日本2歳優駿3着 07年ニューイヤーC3着 07年京浜盃2着
07年羽田盃2着 07年東京ダービー1着

1番人気ロングプライド3着
前走6/2 府中・ユニコーンS1着
ダート全成績【4・1・0・0】
3歳全成績【4・1・0・0】
過去の重賞成績
07年ユニコーンS1着

08年
1着サクセスブロッケン 1番人気
前走6/1 府中・日本ダービー18着
ダート全成績【4・0・0・0】
3歳全成績【3・0・0・1】
過去の重賞成績
08年日本ダービー18着

2着スマートファルコン 3番人気
前走4/20 中山・皐月賞18着
ダート全成績【2・1・0・0】
3歳全成績【1・0・0・3】
過去の重賞成績
08年共同通信杯7着 08年アーリントンC10着 08年皐月賞18着

09年
1着テスタマッタ 4番人気
前走6/20 阪神・出石特別1着
ダート全成績【2・0・0・0】
3歳全成績【2・0・0・3】
過去の重賞成績
無し

2着シルクメビウス 2番人気
前走6/6 府中・ユニコーンS1着
ダート全成績【4・1・1・1】
3歳全成績【3・0・1・1】
過去の重賞成績
09年ユニコーンS1着

1番人気スーニ6着
前走5/6 園田・兵庫CS2着
ダート全成績【5・1・0・0】
3歳全成績【1・1・0・1】
過去の重賞成績
08年兵庫ジュニアGP1着 08年全日本2歳優駿1着
09年アーリントンC12着 09年兵庫CS2着

10年
1着マグニフィカ 6番人気
前走6/2 大井・東京ダービー3着
ダート全成績【5・0・2・1】
3歳全成績【1・0・1・0】
過去の重賞成績
09年ハイセイコー記念3着 09年全日本2歳優駿11着
10年東京湾C1着 10年東京ダービー3着

2着コスモファントム 3番人気
前走5/30 府中・日本ダービー10着
ダート全成績【1・0・2・0】
3歳全成績【0・1・0・1】
過去の重賞成績
09年ラジオNIKKEI杯2着 10年京都新聞杯2着
10年日本ダービー10着

1番人気バーディバーディ6着
前走6/6 府中・ユニコーンS1着
ダート全成績【5・1・0・0】
3歳全成績【4・0・0・2】
過去の重賞成績
10年兵庫CS1着 10年ユニコーンS1着

11年
1着グレープブランデー 1番人気
前走6/4 府中・ユニコーンS2着
ダート全成績【3・4・0・0】
3歳全成績【2・2・0・0】
過去の重賞成績
11年ユニコーンS2着

2着ボレアス 4番人気
前走6/4 府中・ユニコーンS3着
ダート全成績【2・3・1・1】
3歳全成績【0・1・1・2】
過去の重賞成績
11年毎日杯12着 11年ユニコーンS3着

12年
1着ハタノヴァンクール 1番人気
前走4/29 京都・端午S1着
ダート全成績【4・0・0・0】
3歳全成績【3・0・0・0】
過去の重賞成績
11年ラジオNIKKEI杯15着

2着トリップ 4番人気
前走5/27 府中・日本ダービー7着
ダート全成績【0・0・0・0】
3歳全成績【0・1・0・2】
過去の重賞成績
11年ラジオNIKKEI杯4着 12年弥生賞2着 12年皐月賞12着
12年日本ダービー7着

13年
1着クリソライト 1番人気
前走5/19 京都・昇竜S1着
ダート全成績【3・5・0・0】
3歳全成績【2・1・0・0】
過去の重賞成績
無し

2着エーシンゴールド 2番人気
前走6/15 阪神・鷹取特別1着
ダート全成績【3・2・0・0】
3歳全成績【3・2・0・0】
過去の重賞成績
無し

14年
1着カゼノコ 2番人気
前走5/27 京都・鳳雛S1着
ダート全成績【3・1・1・0】
3歳全成績【3・1・1・1】
過去の重賞成績
毎日杯10着

2着ハッピースプリント 1番人気
前走6/4 大井・東京ダービー1着
ダート全成績【8・0・0・0】
3歳全成績【3・0・0・0】
過去の重賞成績
13年函館2歳S5着
13年サンライズC1着 13年北海道2歳優駿1着
13年全日本2歳優駿1着 14年京浜盃1着
14年羽田盃1着 14年東京ダービー1着

15年
1着ノンコノユメ 1番人気
前走6/4 府中・ユニコーンS1着
ダート全成績【4・1・1・1】
3歳全成績【3・0・1・1】
過去の重賞成績
15年ユニコーンS1着

2着クロスクリーガー 2番人気
前走5/6 園田・兵庫CS1着
ダート全成績【4・0・1・0】
3歳全成績【3・0・1・0】
過去の重賞成績
15年兵庫CS1着


①過去17年で勝利した中央馬13頭の中、ビッグウルフ(名古屋優駿勝ち)とカネヒキリ(ユニコーンS勝ち)に昨年のノンコノユメ(ユニコーンS勝ち)を除く10頭がJDDが重賞初制覇、これは先日にも書いたが中央3歳のダート重賞がJDDまでユニコーンSしかなく、ユニコーンSを勝つか地方での交流重賞を勝利するしか中央3歳の重賞制覇の道はない事からも当然の話で、過去17年でユニコーンSとJDDを連覇したのはカネヒキリとノンコノユメの2頭だけ、またユニコーンS馬でJDDで2着したのもユートピア・シルクメビウスの2頭だけと好走例が少なく、6月施行になってからのユニコーンSを勝った馬のJDDでの成績は【2・2・1・4】と出走頭数は少ないとしてもナイキアースワーク・ロングプライド・バーディバーディの様に1番人気を背負って凡走するケースも多く、これは左回りのワンターンの府中の1600で行われるユニコーンSと右回りでコーナー4つの大井2000Mで行われるJDDは求められるモノが違うと云う証で、今年のユニコーンSを勝ったゴールドドリームが優秀なのは認めてもJDDで勝利するかは半信半疑。

②JDD前に地方で行われた中央交流重賞の北海道2歳優駿・全日本2歳優駿・兵庫ジュニアGP・兵庫CSを勝利した馬の成績は
北海道2歳優駿【0・1・1・5】
14年のハッピースプリントがようやく連対を果たしたが、それまでは道営のタキノスペシャルが3着したのが最高着順で、出走馬が少ない事もあるが北海道2歳優駿を勝った中央所属でJDDに出走したのは03年のアドマイヤホープと13年のアルムダプタ、昨年のディアドムスの3頭でJDDは14着・9着・11着といずれも惨敗している。
全日本2歳優駿【2・2・1・6】
JDD2勝はトーシンブリザード・フリオーソ、2着もハッピースプリントと地方所属馬が3頭連対しており、中央馬で唯一連対したのは03年のユートピアのみ、第2回JDDで1番人気を背負って敗れたアグネスデジタルの不可解な凡走を含めて中央勢は未勝利が続く。
兵庫ジュニアGP【0・0・1・2】
12年の兵庫ジュニアGP馬ケイアイレオーネはJDDで3着と健闘したが、過去に兵庫ジュニアGPを勝ちJDDに出走したのは13年のケイアイレオーネ以外はプライドキム(7番人気6着)とスーニ(1番人気6着)の2頭だけ。
兵庫CS【1・2・1・6】
03年のビッグウルフが勝利、02年のインタータイヨウが2着、09年のゴールデンチケットが3着、昨年のクロスクリーガーが2着とユニコーンS組に次いでJDDで好走するケースが多い。

③中央勢のJDDの好走例が多いのはやはり京都・端午Sや府中・ヒヤシンスSなどOP特別を勝利してJDDで臨む馬で、特に京都センハチで行われた端午Sではゴールドアリュールやカネヒキリなど多くのダートの名馬が過去に勝利しており、端午Sの勝ち馬のJDDの成績は【4・2・2・2】と他の重賞と比べると抜群の実績、直線での坂の無く右回りでコーナー4つの京都センハチのダートは大井2000に共通する部分が多く、それが数字に反映している印象で、13年は京都1800で行われた昇竜S(09年まで中京1700で実施されていた)で1着・2着したクリソライトとエーシンゴールドがJDDでもそのままワンツー、14年はその条件に該当する鳳雛Sを勝ったカゼノコがJDDを制すなど京都1800のダートOP特別を勝った馬には注意が必要。

④過去17年のJDDで連対した中央所属馬24頭中、19頭が前走でダートの重賞で1~5着と掲示板に載っているか、ダートのOP特別もしくは古馬相手の1000万特別で連対しており、それに該当しない前走で芝の重賞を使った5頭中、コスモフォントム・トリップの2頭は3歳になり芝の距離2000M以上のGⅡ重賞で連対した実績があり、ゴールドアリュール・サクセスブロッケンの2頭は3歳になり距離1800M以上のダートOP特別を勝利した事がある、何れにも該当しない08年2着のスマートファルコンは3歳になり使った4戦は全て芝のレースだった事で成績が不振も、2歳時は全てダートを使い【2・1・0・0】と連対率10割だった。



⑤地方所属馬に関しては00年タキノスペシャルと06年オウシュウクラウンの他地区の馬が3着しているが過去17年のJDDで連対した10頭は全て南関所属馬で、前走が東京ダービーを使っているのが共通項で、また東京ダービーで掲示板を外した00年東京ダービー7着イエローパワーと01年東京ダービー6着のメイショウアームの2頭がJDDで巻き返しに成功して2着になっているが、それ以外の8頭は東京ダービーで3着以内に入線している事からも今年の東京ダービーでの1~3着馬が地方勢の連対候補。

上記のデータから地方所属馬では東京ダービー馬バルダッサーレ、中央所属馬ではゴールドドリーム・キョウエイギア・ストロングバローズ・ケイティブレイブの4頭が今回のJDDの連対有力馬、この中では前走のユニコーンSではクビ差の2着惜敗もツーターンの中山・ダート1800Mの伏竜S勝ちの実績から巻き返しは可能と思えるストロングバローズに注目したい。


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