●2016関屋記念の予想用血統データ！
関屋記念過去10年の血統データを予想、分析していく。
よくありがちだが近年はサンデー系が盛り返しているという形になる前半５年で見るとマルカシェンク、スマイルジャックの母父として以外の存在感はなかったといえるのだが、後半５年で父サンデー系が４勝している。ひとまずは直近のデータの方を優先すべきなのでサンデー系がやはり優位ではある。その中で配合を見ても過去４勝中全てがノーザンダンサー系との組み合わせ。特にレッドアリオン・クラレント兄弟が連覇を成し遂げているし、ダンジグ系との配合も相性がいい。２，３着まで広げると特別ノーザン系との配合が、というわけではないが勝ち馬までとなると母父ノーザン系かどうかというのは重要になってきそう。
そのノーザン系が元々相性のいいレース。今は頭数が少なくなったのでデータとしては役に立ちにくいがノーザンテースト系が相性良く、カンファーベストやレッツゴーキリシマ、母父としてもカンパニーなど勝ち馬を輩出している。近年は特にダンジグ系、ニジンスキー系の相性がいい。特にニジンスキーは印象的に強くて、マイケルバローズなんかはタイキシャトル×ロイヤルアカデミーⅡなのでニジンスキーの4×3持ちになる。前述のダンジグ系に加えて注目しておきたい系統かな。
このレースは昔からロベルト系が強い印象ではあったが、もちろん人気を裏切ることも多いので何とも言い難い。過去は13番人気３着のマイネルスケルツィ、８人気３着のスピリタスをはじめ穴どころの活躍もある中で、ニシノ、スピリタス、セイクリッドバレー、シルクアーネスト、そして昨年の２頭と裏切るケースの方が目立つ。特に近年はロベルト系の印象度は薄くなっているので、過去のイメージに拘るとちょっと危険かも。
非サンデー、非ロベルトのロイヤルチャージャー系（サンデー経由しないヘイロー系）が意外と頑張っている。５４人気１着レッドスパーダ（父タイキシャトル）人気２着エーシンリターンズ（母父キャロルハウス）、８人気３着タマモサポート（母父ジョリーズヘイロー）、12人気３着マイケルバローズ（父タイキシャトル）と結構マイナーな割に穴どころでの好走が目立つので注目したい。
後は特にこれと言って気になるところはないかな。トニービン系も前半は目立ったが良くも悪くもだし、ミスプロ系も地味。基本はサンデー、ノーザンが強いとみて良いかな。
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多分昨年もここで取り上げた気がしないでもないが、父はサンデー系、そして母父がノーザン系でも過去非常に相性が良かった系統。父系の中にニジンスキーも入っているし、もちろんノーザンダンサーのインブリードがあると。噛み合いそうな配合。
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