2016年10月6日木曜日

【京都大賞典2016の有力馬診断(後篇)】~昨秋から今春までの連戦で引き締まった体が見事にリバウンド…昨年同様に時間掛かりそうアドマイヤデウスなど~

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【京都大賞典の有力馬診断(後篇)~昨秋から今春までの連戦で引き締まった体が見事にリバウンド…昨年同様に時間掛かりそうアドマイヤデウスなど~】
▽ラブリーデイ 牡6 ルメール 58 栗東 池江寿
昨年1年間8戦(長距離戦を除く)で、どんなに厳しいシチュエーションでも、どんなに負けても最大0.2秒差だった馬。
それを思えば、共に情状酌量材料はあるとは言えども、今年の3走中2走(大阪杯4着・香港4着)での着差小さくない入線の不甲斐なさは際立つモノだ(昨年の年間10走はこのクラスの馬にしては明らかに走らせ過ぎなのも確かで、それが尾を引いている可能性も)。
京都大賞典は昨年も勝利した通り守備範囲の舞台条件だが、昨年はスローペースでスタミナ要らずの一瞬の脚で勝負を決められたワケ。もしある程度ペースが流れてしまうと、昨秋JC・有馬がそうだった様にラストに脚が鈍るシーンも無きにしも非ず…それを力で補ってくれるだろうと言える位の全盛期とは少し落差ある近況なので。


▽サウンズオブアース 牡5 Mデムー 56 栗東 藤岡健
結果的には古馬になって崩れたのは去年春天と本年春天の2つ。
去年は大外枠もあって、本年は藤岡佑Jでもあって、長丁場を外を回っても脚が続くようなスタミナ馬ではなかったというコトか。
昨年も同ローテでココを2着好走しており、当時と同等の近況で挑む本年も巻き返して何ら不思議はない。
ただ、これまでは常にスラリと引き締まった馬体をしてきた馬が今回は今までで一番肉付きが良く見える状態は果たしてどうなのか…。昨年も春天のダメージが中々抜けなかったという話だったが、昨年以上に負けている本年も同様(以上)に回復遅れて急仕上げという感もしないでもない。



―ファタモルガーナ セン8 浜中 56 栗東 荒川
ステイヤーとして距離適性で善戦狙った春天では7着まで。
同じくステイヤーキャラとして参戦のアルバート(6着)・フェイムゲーム(8着)と並んだ着順で、一昨年よりもスタミナ問われぬレースだった現代の天皇賞春では生粋ステイヤーにとっての相場がそこらの着順だったという話だろう(今回は更に条件は悪くなる)。
屈腱炎をやって以降は1走しては休養入りが定番になっているが、今期の目標レースが京都大賞典だとは考え辛くて(もし1走しかしななら京都大賞典を選択するはずがなくて)本番だろう次走ステイヤーズSを見据えた出走だと考えられるか。
どこを切り取っても買える要素は浮かばないが…。


▽ラストインパクト 牡6 川田 56 栗東 角居
近1年の好走歴はムーアJの神騎乗あったJC2着と、海外ドバイSC3着だけ…。
その他の凡走歴も情状酌量できる要素は多いが、本質的にどこまで強い馬なのか好走歴を見ても評価は難しい。
今回はこれまでとは異なり両前脚にエクイロックス塗布(右前の爪が少し悪いという情報)も少し気になる。

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コノ馬はラチ沿いで集中力を喚起するコトが絶対条件で、溜めて溜めて一瞬の脚で勝負したい馬。
前々走は外枠発走が痛かったのと、やや内が荒れた馬場だったマイナスと、直線手前でインは無理と見るや馬場の中程に持ち出して併走ではない単独走になった誤算と。更には雨馬場不得手の戦績と、昨秋もそうであった様にこういう底力問われるG1戦になるとクラスの壁というかコロっと負けてきた戦績…その割には決して悪くない頑張った方の着順。
前走も前々走のデジャブの様な凡走…中枠からインを取れず+最悪な雨馬場+かなりタフな流れで持ち味の一瞬の脚が生きる状況にもならず。
つい前々走まで激走しているのだから、まだ「良馬場+内中枠」を前提条件に、もう一花を期待したい激走候補。

―アドマイヤデウス(岩田)
これまでにG2勝利を2度、今春もG2で好走を2度という実績上位馬。
ココも状態さえまともならば上位に数えられる一頭になるはずだが、その肝心な状態面が結構残念…。
昨秋も初戦2戦目は太目残りもあって力を出せなかった印象で、その後に(数字上はプラスでも)見た目に引き締まってきた4戦目5戦目に結果を残した経緯。
そこから休養を挟んで挑む今回だが、馬体写真を見る限りでは完全に太目残り当時が思い返される様なリバウンドした姿が…また叩いて何れは変わり身あるだろうが、初戦のココは静観が妥当と見る。

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