次は、金鯱賞だね。
ヴォルシェーブは、体を使ってしっかり走れている。この中間も順調に来ているんじゃないかな。
サトノノブレスは、体は使えているんだけど、気を抜くのか高脚を使うような感じ。こういう走りでも結果を出してきたとはいえ、調教の動きを見た限りだとオススメはできないな。
シュンドルボンは、体を使えているし、追っての反応も良かったよ。この馬なりに順調に来ているんじゃないかな。
スズカデヴィアスは、頭が高いし、体の使いもイマイチ。詰まったような走りになるあたりも気に入らないね。
デニムアンドルビーは、体を使って気分良さそうに走れている。1年5ヶ月の休み明けとは思えない動きで、仕上がり自体はいいんじゃないかな。
トルークマクトは、頭が高くて、追っての反応、伸びはイマイチ。
トーホウジャッカルは、トモが開くのはいつものこと。体を使えているし、追っての反応、伸びも良かったから、休み明けでも順調に来ているんじゃないかな。
マイネルラクリマは、頭が高いし、追われてからの首の使いもイマイチ。
ヤマカツエースは、体を使えているし、追っての反応も良かったよ。何よりいつもは乗り役に反抗して首の使いがイマイチになるのに、そういう面を出さなかったのがいいね。いい調教ができたと思うから、今回あたりは変わるかもしれないな。
リアファルは、トモが開き気味で、硬さがあるあたりも気にいらない。去年の有馬記念以来になるから、仕上がりがもうひとつなのかな。
レコンダイトは、体は使えているんだけど、追っての反応、伸びはイマイチ。いつものこの馬の動きとはいえ、やっぱり物足りないよ。
パドルウィールとムスカテールの動きは見ることができなかった。
良く見えたのはヴォルシェーブ、デニムアンドルビー、ヤマカツエース、シュンドルボン、トーホウジャッカル。5頭を挙げておくよ。
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