2017年1月29日日曜日

根岸ステークス 2017 レース回顧・結果:カフジテイク、抜群の末脚を武器に一刀両断で権利を奪取!

今週から単独での回顧ライブとなります。ラップや騎手など様々な観点から次のレース予想に繋がる回顧をお届けしますので、ぜひお聴きください。ライブ前にコメントで質問、レースの流れで気になったこと等を書き込んでもらえたらありがたいです!
http://twitcasting.tv/c:nandecas

競馬ナンデトップページからも視聴できます
http://www.keibanande.net



2017 根岸ステークス(GIII) 東京ダ1400m良
レース回顧・結果

1:23.0 12.2 - 11.0 - 11.8 - 11.9 - 11.9 - 12.0 - 12.2
35.0-36.1 H^2

 展開的にはペースは1秒程度のハイ、ラップ推移的には淀みがないということでパワー型の基礎スピードがまず問われていると。ただその中でもL1までほとんど落としていないレースラップ、という形。まあ前の馬は当然しんどくなっているんだけど、その中でカフジテイクは鋭く長く脚を維持してきたし、ベストウォーリアはこの流れで好位から楽々脚を使ってきたと。この2頭がこの条件では1枚抜けて強かったなという感じ。


1着カフジテイク


 2枠3番からやはり出負け、無理せずに後方からの競馬はこの馬のスタンス。ペースもそこまで上がってこない中で後方で脚をしっかりと残しながらしっかりと外に誘導しきって3角に入っていく。3~4角でも外からしっかりと動かしていきながら直線に入ってくる。序盤ではまだ最後方列だがこれぐらいの差は射程範囲内、L2でグンと伸びると中団列まで一気に伸びて、L1でベストウォーリアを目標にきっちりと差し切り欲しい欲しいフェブラリーS優先出走権までもぎ取る快勝だった。福永としてはやるべきことは2つ、気持が逸らないこととしっかりと外に出す。馬に頼っていいところをしっかりと頼って引き出す。もちろん馬の適性によりけりだが、これをしっかりとやってくれれば後ろからでも何ら不安はない。見ている側もこういうのを良い騎乗としないといけないと思うし、馬が強いからできることだけど、その強い部分に頼ることは騎手としては素晴らしいこと。下手に自分の上手さを引き出そうとするんじゃなく、馬に頼るところと上手くエスコートするところを分けてやってくれればと。その点では個人的には良い騎乗だったと思う。馬に関しては内枠で外に出し切るまでにどうかなと思ったけど、福永も上手く動かしてくれたし、これぐらいのペースならトップスピードの質、持続力が違うので4角の段階でまず勝ち負けだろうと思ってみていたし、そのうえで恐らく叩き台で58kgのベストウォーリアを楽に差し切った、3着以下は突き放しているという点で見てもやっぱりGI級は間違いないね。まあベストとの勝負づけはこれでは済んでないとは思っているけどね。ベストはもうちょっと流れた方が良かったかなと思うぐらいだし、斤量差、ここが叩き台という差はあったからね。まあそれを抜きにしても3着馬比較で十分強いことは証明できていると思う。


2着ベストウォーリア


 3枠5番からまずまずのスタートを切って無理せずにじわっと追走して好位列に入っていく。ペースはそこまで速くないがそれでも淡々と進む中で少し離れた好位列から仕掛けを待ちつつ3~4角で中目を通して直線。序盤ではもう進路確保で追い出すタイミングを図りつつL2の半ばぐらいからアクションですっと伸びて2列目、そこから抜け出したところに一気にカフジテイクに呑み込まれての2着完敗だった。まあ完敗だったけど、ペースが思ったよりは落ち着いた(コーリン、ノボが酷かった…)のもあったし、この馬としてはこのペースならまだ少し遅かったかも、という感じはあった。多分自身ではフラットぐらいの走破になっていると思う。その中でカフジテイクにすれば追走に苦労せずに強烈なTS持続を引き出し切らせてしまったので、その点では個人的にはもうちょっと流れていたらなあという感覚はある。それだけでなく今回は58kgを背負っていたし、追い切りも少なくとも良くはなかった、時計的に物足りなかったので恐らくここがフェブラリーSに向けての叩き台なのは確かだろうと。それでも現役トップレベルの強烈な末脚をもつカフジテイクにここまでやれたなら悪くないだろうと。やっぱり1400がベストだろうなとは思う。フェブラリーSでも流れ切ってしまえば面白いんだけど戸崎はそこまで積極的に前につけないし中弛みで同じように息を入れちゃうと一足では足りなくなるからなあ。この辺りのバランスのとり方次第ではマイルでも対応できると思うしそれは流れる南部杯でも示せている。頑張ってほしいけど、本番は展開と鞍上次第の面はあるかな。


3着エイシンバッケン


 13番枠から五分には出たが無理せずに控えて後方からという競馬を選択する。道中もカフジテイクの外から掛かり気味になりつつも抑えて後半特化、仕掛けを我慢する。3~4角でも仕掛けを待って最後方列から直線。序盤で外を諦めて馬群の中を割っていく形を選択、カフジより先に反応していたがL2の段階ではキレ負けして一気に抜かれてしまい、中団まで取り付くまで。しかしL1での伸びは素晴らしく、最後は3着争いの間を縫って3着を確保しきった。正直カフジテイクより後ろとここまで後半勝負にシフトしてくるとは思ってなかったけど、前走のファイナルSよりもペースは落ち着いた中で後半勝負でTS持続を高いレベルまで引き上げてきたなという感じ。藤森S、オータムリーフSも後半型の競馬で良さが出たと思ってはいたけど、ここで長く脚を使ってきたのは今後に向けていい材料かな。ただやっぱりカフジテイクと比べると瞬間的なトップスピードの質を持ち合わせていないので、余力がある状況では苦しいし、後半にシフトした競馬で良さが出たので、流れていいということもないだろうと。少なくとも1400だとカフジテイクの方が2枚上だろう。


4着キングズガード


 14番枠からやや出負け、そこから無理はせずに後方で進めていく。道中内内に入り込んで最後方に近い位置で3~4角も内目を立ち回りつつカフジやエイシンより一列前で直線。序盤で追い出しつつ進路を上手く確保するがエンジンの掛かりが遅く一気にカフジに抜き去られる。それでもジリジリと伸び始めると最後は3着を確保するか?という脚を見せたが更にその内をエイシンバッケンに突かれて及ばずの4着だった。ん~後半勝負にシフトすること自体は良かったかなとは思うんだけど、個人的にはカフジテイクに蓋をすることができる位置だっただけにもうちょっと勝負に徹するべきだったとは思うんだけどね。まあ自身が内に入りたいという意識を持っていたので利害が一致したのはあるかもしれんが。ただハイ過ぎない流れでひとまず後半勝負にシフトして一定の目途は立てたけど、やっぱりカフジテイクとは結構な差があるなとは思う。現状では2番手グループの一角ではあると。武蔵野Sも結構強い競馬だったしこの血統なので、今後は高速ダートで後傾型の競馬になった時に注意したいかな。


5着ニシケンモノノフ


 4番枠からまずまずのスタート、そこからじわっと先行しながら2列目の一角に入っていく。3~4角でも少し離れた2列目の中目で我慢しながら外に持ち出し直線。序盤でそこから追い出されるが反応は地味でジリジリ。l2の坂の地点でベストにあっさり前に出られ、まだ3列目の一角。そこからジリッと伸びて3着確保なるかというところに外からエイシン、キングズに差し切られての5着だった。ややハイの中でしっかりと流れに乗って入っていけたし、この馬の競馬という観点では良いバランスで進められたと思うんだけど、東京1400だとそこまで前も上げ切ってこないし、こうなると余力ある各馬を相手に後半要素で見劣ってしまったかなという感じ。その中で同じようにペースが上がって良さが出る傾向のベストウォーリアには完敗だったからキングズガード同様上位とは結構差があるかな。この馬は後半勝負でもある程度戦えていたけど、このレベルまで来ると明確に基礎スピードを要求された方が良いんだろうね。エンジンの掛かりが良い訳でもないし、ここまで来るとやっぱりあまり緩まない競馬の方が良い気がする。


12着ベストマッチョ


 15番枠からゲートは五分、そこからじわっと先行させようとするがなかなか前には取り付けず、結局中団の外目、ベストウォーリアを見るような形で進める。3~4角でもベストの外から進める競馬を展開して直線。序盤でそこから追い出されるのだが反応がなくベストにも少し差を広げられる。L2の段階でも脚がなくなだれ込むだけの12着惨敗だった。一つは馬場かな。パサパサの良馬場で35.0-36.1とハイ、脚抜きの良い馬場でポンとポジションとって動き出す競馬ができたここ2走とはちょっと違う条件だったし、外枠で先行馬が揃っていたのも難しい状況だったと思う。とはいえペース自体はそこまで速いわけでもなく、ここでここまで崩れた以上は内容的に見ても物足りない。ん~もうちょっと様子を見たいね。少なくともタフな馬場向きではないと思うし、軽いダートで見直したいかな。まだ若いしこれからの成長にも期待したい。




PR.【競馬サイトを使うこと、そろそろ見直しませんか?】

2017年、みなさんに提案があります。

「競馬予想をするのに、競馬サイトを使うのはやめませんか?」

みなさんが思うのは、
■自分で全然予想しても当たらないから、競馬サイトを使っている。
■100万円以上の高額配当を手に入れたい。

そこで競馬サイトが思うのは、
■すごい情報を手に入れました。有料ですが購入お願いします。

その裏には、「競馬はギャンブルですので、外れることもあります。
大変申し訳ございませんでした。」

これで終了です。競馬サイトは何にも悪くありません。
しかし、みなさんにはどんな被害が起きますか?

馬券代、有料情報代、自分で予想していたときよりも余計なマイナスが
どんどん増えるばかりです。


そこでみなさんに提案したいのが、「的中率を高める為のサポートシステム」です。

それがコチラ
>>> 無料登録はコチラから!



簡単にいうと【 指数予想 】です。

どういった内容になっているかというと、
■過去のデータに基いて、上位入賞の可能性が高い馬を自動で選出。

その過去のデータというのは、この「うまコラボ」という指数サイトが
5年かけて最も的中率の高い、そして利益の出せる馬の選出、的中率が高かったデータなど、
オリジナルの4つのデータ(スピード指数、適正指数、統計データ、血統理論)を掛け合わせたて生まれたデータです。

それを「コラボ@指数」と命名し、
コラボ@指数は数値が低いほど馬券に絡む確率が高くなり、
最も信頼出来る馬の指数は「04」
最も信頼出来ない馬の指数は「72」となります。

使い方をマスターすれば、毎週の競馬が本当に楽しくなります!
しかし、このシステムを使いこなすには努力が必要です!
いづれその努力が実れば、的中率につながってきますし、
自分の予想で、【 勝てる競馬 】ができるようになります。

コラボ@指数を使って【 勝てる競馬 】となる一つの証明として、
こちらを見てもらえれば、納得してもらえるかもしれません。

見ずらい方は、下のURL内でも同じ的中写真を公開しています。 >>> http://www.collabo-n.com/

  利用料金は、
週末レースの1R~6Rまでの指数を見るのは、「無料」
週末レースの7R~12Rまでの指数を見るのは、「月1,980円の有料」

指数を提供する情報は他にもありますが、平均数万円~数十万円します。

ですが、うまコラボは、毎日どれだけの情報を取っても、月に1,980円しかかかりません。
しかも、有料情報には、無料情報では提供していない、「買い目」の提供もあります。
この情報は、他指数サイトとの大きな違いで、配当金を最大化する大きな利点です!


週末のレースはすぐにきます。

この情報はまだ限られた人にしか知られていません。
うまコラボは【 勝てる競馬 】へ導いてくれます!

>>> 無料登録はコチラから!


see more info at 敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。