中山9R 潮来特別(10下) 芝内2500m 良、標準馬場想定
【展開予想】
難解な一戦。馬場も少し軽くなりつつある中で引っ張る馬がデナリやウインヴォラーレというところで戸崎、松岡がレースメイクだと最序盤は恐らくスローだろう。これを見ながらサブライムカイザーの田辺が向こう正面でどういう競馬をするかというところ。馬場は割と軽くなりつつあるし騎手の意識もまだそこまで上がってきている感じはしないのでスローからの2段階加速を想定。ポテンシャルだけでなく底からしっかりともう一段の脚を使えるかをポイントにしたい。
【予想】
◎10イチダイ
〇08サブライムカイザー
△07ウインヴォラーレ
△09マイネルフレスコ
3連複◎軸〇▲△BOX
3連単F◎〇▲→◎〇▲△→◎〇▲△×
◎イチダイ
難解な一戦なので勝ち切るかというよりは信頼度の高い馬から入りたい。このイチダイはここ数走終始馬券圏内に入り続けているように決定的な武器はないけど全てにおいて高いバランスを見せてきている。例えば2走前はここにも出てくるマイネルフレスコに敗れているけど62.4-60.8とかなりのスローからの12.1 - 12.4 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 12.4とポテンシャル戦、L3最速の中で前々で進めながらしぶとく踏ん張って際どい2着。前走はドスローの中山2000でそこからの13.2 - 12.1 - 12.2 - 11.9 - 11.5 - 12.0と2段階加速の流れでしっかりと向こう正面で動いて3~4角で大外から追走しつつも置かれずしぶとく伸びてきた。この感じからも距離はこれぐらいあってロンスパ気味、段階的に加速していく競馬は合っていると思うし、相手関係も不安がある馬がほとんどで低調な1000万下ならこの馬から入りたいかな。
〇サブライムカイザー
前走が非常に不満ではあるのだが、それでも安房特別勝ちは評価しないといけないと。マイネルサージュやレイズアスピリットといったこの路線の強敵相手にスローからの13.1 - 12.7 - 12.3 - 11.8 - 11.7 - 12.0とポテンシャル戦、4F戦ではあるが離れた3番手から3~4角でじわっと動いていってきっちりと抜け出しての勝利。要所で動けていて直線入りでスッと先頭に立てているし反応が良いタイプで理想的な競馬をしていた。本来なら本命の馬なんだけど、前走の負け方が気に入らないのはある。まあ前走は内ポケットで我慢する競馬にはなっていたのでそこが合わなかったかなとも思うし、外から勝ちに行く形ができる田辺なので。
△ウインヴォラーレ
まあひとまず前残りで軽快したいのはこの馬かな。タケルラムセスとの比較でみても九十九里特別では13.0 - 12.1 - 12.0 - 11.4 - 11.5 - 12.1と2段階加速、コーナー最速戦で1頭分外から勝ちに行く形で要所で甘くなって置かれてジリジリ。まあタケルも要所で動けなかったし、こちらは逃げて3~4角最内でという競馬ができれば上げてくる可能性はある。そのうえでグッドラックハンデでも平均ペースに持ち込んで中弛みを作ってから12.9 - 11.9 - 11.9 - 12.2 - 12.1 - 13.0と5Fのロンスパポテンシャル消耗戦でもしぶとく踏ん張ってここでは最上位。前残りではこれかな。
△マイネルフレスコ
イチダイを相手に2走前は強い競馬。62.4-60.8とかなりのスローからの12.1 - 12.4 - 12.0 - 11.9 - 12.1 - 12.4とL3最速戦。イチダイを目標に外から正攻法でジリジリと伸びてねじ伏せる競馬ができているのは良い材料で、ポテンシャルは高い。ただ今の馬場で落ち着いた流れになると恐らく5F戦とかになってもL2でもう一段加速する形になると思うし、これまでの内容からもそういう競馬で置かれる傾向は出ているので押さえまでとしたい。
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