2017 3/25(土)
第65回 日経賞(GII) 中山芝内2500m
予想用・出走予定馬一覧
3歳クラシックとは無縁ながらもこの馬なりに順調に勝ち上がり、前走日経新春杯2着で賞金加算しオープン入りを果たしたシャケトラが日経賞に出走予定だ。前走の日経新春杯では同世代の強敵ミッキーロケットを相手に健闘も53kgのハンデという側面はあった。今回は別定戦でも55kgとはいえ上位との斤量差は小さくなった。ここでも結果を出して完全なる台頭を果たせるか。
まあ、ここは流石に強敵が揃ったなという印象で、前走自体評価はしているんだけどミッキーロケットに差し返された、いいタイミングで動けたこともあるので現時点ではここで簡単に勝負に加われるかは微妙かなと思っている。ただ中山2500とレースの中で動くポイントが幾らかあるコース、田辺の騎乗次第では浮上する可能性も出てくるかな。その辺での怖さはある。
●日経新春杯(GII) 2着 14頭3枠3番
京都芝外2400m稍 2:25.7(+ハナ) 60.2-60.9 M
12.8 - 11.5 - 11.3 - 12.2 - 12.4 - 12.3 - 12.3 - 12.5 - 12.0 - 12.5 - 11.8 - 12.1
まずは前走ミッキーロケットとの接戦に2着と甘んじたものの結果を残した日経新春杯から振り返る。雨の影響もあったし1月開催は通してそれなりに時計が掛かっていた京都の2400。その中でペースも0.7とややハイに近いレベルの平均。ラップ推移も大きく淀まないのだがL3で前が下がってきていてこれだけ淡々と進んでいる割に勝負所は12.5-11.8とそこそこギアチェンジ面が問われている。12.0-12.5-11.8を外からフラットに取り付いてきた馬が細かく見れば優位だったかなと。その中で3番枠からまずまずのスタート、そこから無理はせずに控える形でまずは好位列、窮屈なところで少し掛かってしまって最序盤は映像的にもコントロールに少し苦しむ。1角辺りではまだ掛かり気味、2角過ぎでも口を割ってという感じで向う正面で折り合ったかなという感じ。 3~4角で前のヤマカツエースが変に息を入れてきたのでそこで外から一気に取り付いて我慢していたミッキーロケットのすぐ直後まで押し上げ3列目で直線。序盤でその勢いもあって一旦は先頭に立つが、徐々に抵抗を受けてミッキーロケットが盛り返して最後は抜かせずの2着惜敗だった。このL1の盛り返しを2kgのハンデを貰って喰らったわけなので個人的にはミッキーロケットは強かったなというところ。こちらも掛かりながらの競馬になっているのはあるが、それでも3~4角で前のヤマカツ池添が息を入れてしまったのでここでミッキーも我慢しながらでも押し上げる形になって、恐らく本仕掛けを待つ競馬になっていると思う。その外から動けているのはラップ推移的には噛み合っていると思うので個人的には斤量を加味すれば一段は見劣るかなと。思ったより強かったなというのは確かだけど、まだ最上位で戦うにはもうちょっと力をつけきれていないと思う。基礎スピード、ポテンシャルのバランスを要求されてちょっと足りなかったかな。
●境港特別(10下) 1着 9頭5枠5番
阪神芝内2200m良 2:13.7 61.3-59.9 S^1
12.5 - 11.6 - 11.7 - 12.7 - 12.8 - 12.5 - 12.3 - 11.9 - 11.8 - 11.4 - 12.5
スローバランスだったので個人的にはこちらの方が中山2500にはリンクしやすいかなと思う。スローからの2段階加速的競馬。4F勝負でL2最速はハッキリ、L1はかなり落としているという感じ。5番枠から出負けして最後方近くの位置からじわっと進めて後方で1角に入っていく。道中もソフトに乗って折り合いを意識した入り方で道中も前と後ろがはっきり分かれて2つの集団という中でじわっと前の集団に取り付いていきながらも中団外目で3角。3~4角で前も徐々にペースを引き上げてという中で外から差を詰めていく。4角の段階では2列目の外を意識してスーッと取り付いていきながら楽に押し上げて2列目で直線。序盤でリッチーリッチーの外から先頭列に並びかけ、L1でそのリッチーも競り落とした。ある程度タフな馬場状態で2段階加速、要所でいい脚を使えていたのは結構いい材料ではある。ただリッチーリッチー自身本当にいい脚は一瞬タイプではあるのでこの辺りをどう判断するのか。この馬自身もリッチーほどではないが日経新春杯でも勝ちに行って甘くはなっているという点からも、段階的に足を使う分には良いが本当にいい脚はあまり長くないという可能性はあるのかなと。
●2017日経賞に向けての展望
今回はまさに試金石の舞台だろう。前走でひとまず一線級の同世代の馬を相手に善戦した。ただ、2kgの斤量差があった中で菊花賞では5着、京都記念では善戦を果たしたが4着。少なくともポテンシャル戦の中ではミッキーロケットですら最上位勢とは小さくない壁がある。同世代としてレインボーラインとの比較になった時に個人的にはやはり一段は下げないといけないと思う。流れても後半のポテンシャル戦でも1段下がるとみているので、同斤量でとなるとレインボーは休み明け初戦でどうかはあるが単純な能力評価としては及ばない。今回は流石にサトノダイヤモンド級は不在だが、有馬3着ゴールドアクター、レインボーラインを崩すのは簡単ではないと思うし、ミライヘノツバサもAJCCで強い競馬を見せてきている。折り合いを意識しながらの競馬、ポテンシャルもロンスパを仕掛けて正攻法で押し切るには前走はちょっと甘かった気はする。まあチャンスがあるとすれば前がドスローで向う正面の段階で田辺が勝負に行って前目で内に入り切ってしまうことかな。今の中山だと外差しが利きやすいのでそれでも簡単ではないと思うし、恐らく狙うとしても3着ヒモまで。連下で拾うにも今回は面白い馬も多く、特にコーナーで器用に動けて段階的に足を使えるタイプならツクバアズマオーがそこそこ手ごわいし、4歳馬で成長に期待も現時点では強くは狙えないかな。
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