2017年3月2日木曜日

【弥生賞2017の有力馬診断】~少頭数道悪でも足りず底割れたダンビュ、福永教育騎乗カデナ、前走メイチのコマノ、兄のスケールダウンver.グローブ、一気に主役も有り得る新星ダイワC~

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【弥生賞の有力馬診断~少頭数道悪でも足りず底割れたダンビュ、福永教育騎乗カデナ、前走メイチのコマノ、兄のスケールダウンver.グローブ、一気に主役も有り得る新星ダイワC~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
回避ブレスジャーニー(柴田善)
父バトルプランと見ると二流三流馬に見えるが、実は母母母はダイナカールという母系の血筋はシッカリとしている出自。母系を見ると将来性有りだが、ただ父の名前&エスティFの早期育成馬だと見ると…今以上の伸びシロについてはやや懐疑的。

前走東スポ杯でも返し馬で気持ちが入り過ぎていたとのコトで折り合い面の課題と、(四位Jもブレイブスマッシュは直線進入時点で伸びないと見てマークを外した様に)トモ甘くて大トビで加速遅い長い直線で漸く間に合う末脚馬という点で弱点は見せた。だからこそ、スワーヴリチャードが先に抜け出して気を抜いた所を差し切れたという怪我の功名の勝利でもあった。

ゴチャゴチャ言うとしても、スワーヴリチャードを下している東スポ杯2歳S時点での強さは当世代では確実に上位だが、ただし上記した通り晩成キャラを早熟タイプが上回ったというモノでもあるので、果たして3歳春になってどこまでやれるのかは繰り返しになるが疑問も。

柴田善臣J騎乗と上記の弱点から競馬のやり方も従来通りの一辺倒だろうし、つまりは広いコースから中山コース替わりは確実に条件悪化だし、更には右回りにも不安あって、その上で成長力疑問と調整遅れ・・・能力上位という要素さえ除けば、ブッ飛んでも驚けないネガティブ材料揃いまくり。
…というか、ポリトラック追いしかできていない状況で、回避の公算が高まっていますし、調整遅れ過ぎのせいで仮に出走しても人気を全く吸ってくれなさそう…。


▽コマノインパルス(田辺)
京成杯では1番強い馬であると自信を持った横綱競馬を挑んで勝ち切って見せた。結果的には他馬の自滅やらを避けられる幸運もあったが、それでもやはり一枚上の実力の持ち主だったのは確かだ。

ただし、当時は中間調教過程も攻めの姿勢で、精神的にもギリギリまで追い込んだという“メイチ”の仕上げだった。
気性不安あるバゴ産駒だけにそれがこの先にどう影響するかは懸念も少々あるし、早熟で終わる馬という可能性も無きにしも非ず。

前走比で言えば、そこから1ヶ月半の間隔のローテのココで状態面・気性面に問題が出ないかと、当時の1月中山芝はドンピシャのタフ馬場だったのが今回の春開催2週目ではそうならない点でパフォーマンスを落とす可能性がありそうで、積極的に狙いたい馬ではないというのが結論予定。


△カデナ(福永)
前走京都2歳Sは、大敗をした2頭こそその後にOP連対好走をしているが、それ以外の好走善戦をした馬は全て500万下レベルで燻ぶっているという相手関係だった。
なので、そこでの勝利結果はそこまで価値は無いとは言えるはずだし、または舐めた競馬をしながらも勝ち切った点ではまだまだ魅力を秘めているとも言えるが。

馬の能力評価はともかくとして、そういうこれまでのレース過程にはやや心許ない部分がある。
掛かり癖からこれまでずーっと我慢我慢の競馬をしていて、それが実を結んで前走は掛かる面も出さずにメンバー中では抜けた瞬発力を発揮するに至ったのだが、それは恐らく前哨戦の位置付けである今回も変わらない。
それで実際に前走で楽な相手に勝って挑むローテなので、そこは前走勝利馬の弱みというか、福永Jよ一体いつまで教育するのかというか。一気の相手強化でも淡々と従来の競馬で脚を測るというのが主眼になるレースになりそうで(福永Jは位置を取る練習台にする乗り方も目論んでいる模様だが、その分仕掛け所に関してはジックリと我慢させたいはず)。

それでも激走できてしまう程の器なのか否か…あんまり見え見えの叩き台・前哨戦段階で積極的に買うべき馬には思えない。


危○○○○○○(←弥生賞の危険人気馬)の馬名は人気ブログランキングへランキングで公開中!
いきなりの出走登録で世間の目がまだ向いていないせいもあってnetkeiba投票では7人気ですが、競馬ブック誌では3番人気相当の厚い印の付き方がされているコノ馬。
既存勢力に満足いかない人たちがコノ馬にそれなりに流れそうですが、ただ完成度の面でまだまだだと思います。
映像を見れば背の高さは一目瞭然で、柔らかく大きな走りをする馬で、それだけに前走は広い東京コースで大外枠を引いて終始伸び伸びと競馬できたのが良かった。
一転して中山コース替わりで、頭数もそれなりに揃う一戦で…その極端なレース環境に対応するのは結構難しいモノがありそうな印象。
この手の馬のオッズは競馬ファンが作るモノではなく、メディア発信によって大きく左右されるモノですから最終人気は読み辛いのですが…もしそれなりに人気するなら消して妙味と見ます


▽ダンビュライト(ルメール)
初戦は不良馬場で楽々と伸び伸びと競馬できる形での快勝。
2戦目サウジアラビアRCでは、鞍上ルメールJは「外から馬がきたら怖がって内にモタれた」と振り返っていた(初体験だったのでしょうがない(よくある)話だと解釈したが…)。
そして3戦目朝日杯FSは、フルゲート多頭数戦の馬群内での競馬で、結果的には上記の癖は簡単なモノではなかったというのが一番の敗因に見える。

そして4戦目きさらぎ賞では、上記の経緯からは大歓迎だったはずの[少頭数戦]と[道悪馬場]という条件が揃っていた。
それでギリギリ3着確保というのはハッキリと期待外れのパフォーマンス…。あれだけ道悪を苦にしていたサトノアーサーとの頭差は如実に力差を示すモノで、現状での限界が見えてしまった一戦と言えるか。

距離延長で引き続き少頭数競馬という条件は悪くないのだが、距離が延びてもトライアル競馬の弥生賞だとスローで決め手を要求されるというケースも多い。
スピード不足で、決め手不足で、揉まれ不安のリスクで…基本的には嫌うべきタイプの馬である。


▽グローブシアター(川田)
前走ホープフルSでは[力が違ったレイデオロ]と[シュミノー騎手らしい最内を縫う競馬で滑り込んだマイネルスフェーン]に次ぐ3着。
力任せに早仕掛け大外回しというレース内容で、結果的には馬群を攻めるリスクを取った1着2着が不利受けずスムーズでロスない有利な立ち回りになった分で迫れずだったが、力量的には少なくとも2着馬より上だと見られる。
ただし、そのホープフルSのレベルの低さは無視できない。同条件で3歳1月にG3京成杯があるが、ホープフルS組が軒並み着順を落としているコトからも、レベルとしては「京成杯>ホープフルS」だと断定できる。
2着マイネルスフェーン以上だとしても、それは次走京成杯3着程度の馬で、つまりは大した強調材料にはならない。
兄には弥生賞皐月賞好走馬がいるが、同コースでの前走を見る限りでは当地適性もそこまで高くなさそうで大箱の方がベターか。


―ベストアプローチ(内田博)
父ニューアポローチの父はガリレオ。母母父父はロベルト。
言うまでも無く日本で走るには重すぎる様な血統馬で、これまでのレース振りでもズブい印象は否めなくて、これまで結果を出しているのは総じて低速決着になっている(前々走2着は距離2000で2.05.1)。
今冬の中山芝ならいざ知らず、今の馬場での重賞レースに通用する様なスピードがあるかは?

★ダイワキャグニー(北村宏)
上記の通り、実績馬にマイナス材料ばかり目に付く本年の弥生賞…ならば最も順調な臨戦過程を経て尚且つ賞金獲得の本気度も高いコノ馬が消去法でも普通に好走できる計算ができますので軸◎の候補。

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