2017 京都新聞杯(GII) 京都芝外2200m
予想用・出走予定馬一覧
皐月賞こそ間に合わなかったが、それでも昨年秋に未勝利を勝ち上がり、福寿草特別を連勝で2勝目としたサトノリュウガが京都新聞杯に出走予定だ。前走の福寿草特別ではエアウィンザーやプラチナムバレットを撃破と台頭を示した。ダービーを考えれば最低でも2着で賞金が必要、この状況を打破して東上最終便に乗り込めるか。
前走の福寿草特別はなかなか面白い競馬ができたし、プラチナムバレットと比較して結構良い競馬をしてきたので、ここも侮れない存在だろうと。超高速化した京都の2200への対応力はカギだが、個人的にはハービンジャー産駒は案外高速馬場で勢いをつけちゃった方が良いと思うので、どうなるかというところ。
●福寿草特別(5下) 1着 9頭5枠5番
京都芝内2000m良 2:00.3 59.7-60.6 H^1
12.6 - 11.3 - 12.3 - 11.3 - 12.2 - 13.3 - 12.2 - 12.1 - 11.3 - 11.7
前走の福寿草特別は結果的には結構いい面子だった。エアウィンザーはともかくとしてもプラチナムバレット、モーヴサファイア、ワンダープチュックと500万下で勝ち負けになるレベルの馬が揃っていたし、そこで完勝してきた。ペースはややハイ、まあ単騎で2頭進めていたので実質的には3番手で61秒前半ぐらい。61-59ぐらいとしてもかなりのスローではあった。3角の手前ぐらいで詰めていて4角では詰め切っていたので12.1には合わせた形だろう。実質的には恐らく2段階加速気味でL2最速、という競馬ではあったと思う。
5番枠から五分のスタート、結構楽に2列目のポケットで進め、最終的には離れた中団馬群の内内で進めていく。向こう正面でも少し手が動いていて促されながら追走して3角。3角では2列目の内で押し上げつつ、少しスペースがなくなるので我慢。4角でサルサディオーネの直後から外に出して先頭列で直線。序盤で追い出されてしぶとく内から抜け出し、L1で落とさずしっかりと踏ん張ってエアウィンザーの追撃を楽に封じ切った。
まあ内内で我慢してという競馬ではあったと思うが、コーナー地点ではそこまで速いラップを踏んでいるわけではないので、エアウィンザーもそこまで厳しい競馬をしたというほどではない。内内から我慢しつつも4角以降の加速で置かれずに反応して伸びていたし、最速地点のキレはともかくL1までしぶとくいい脚を維持して2列目にいた馬たちは突き放している。地味ではあるし映像的には恵まれた感じがするが、結構器用にやれたなという印象が強い勝ち方だった。もちろん相手関係もそこそこ手強かったしこれは素直に評価したい。ちなみに同日の2000m未勝利戦が2:01.2だが、ここの上位勢が2着ブラックスビーチでスイートピーSを勝ち、3着カラルも未勝利を勝ち上がって500万下でそこそこ。時計的には1段上、ラップ推移で見ても1段上なので地味で評価は難しいが重賞でもメンツ次第で通用するレベルだとは思う。
●未勝利 1着 12頭6枠8番
京都芝外1800m重 1:52.1 48.7-50.3 H^2
13.0 - 11.0 - 11.8 - 12.9 - 13.1 - 12.9 - 12.8 - 12.1 - 12.5
未勝利戦は重馬場でかなり時計的にも掛かっていた。ペースバランスが1.6でかなりのハイ、ラップ推移的には前半が速く中盤で息が入ってのL2最速戦。馬場の違いはあるがL2最速で仕掛けの意識がそこまで速くなかったというのは特徴としては近いかなと。ただもちろん後半はポテンシャル戦である。パワー型の基礎スピードを問われて、そこからしっかりと加速する余力があったかどうか。
8番枠から五分に出てそこから無理はせずに先行争いから控える形で中団で追走していく。全体のペースは速いがそこまで縦長でなくこの馬も先頭との差はそこまでない中団の外目で3角。3~4角では中団の外目でしかけを我慢、下りで少し行きたがる。4角で外から楽な手ごたえで直線に入ってくる。序盤で3列目から加速、しっかりと伸びてきて先頭列に近いところまで来る。L1で抜け出してというところに外からレッドストーリアには食い込まれたがこれを封じ切った。
ペース自体はハイペースだったが中盤が緩んでいるし、馬場もタフだったので恐らく内容的には割と長距離的な競馬にはなってきていると思う。その中でしっかりと脚を引き出せているのでここ2走からも距離自体は恐らく問題ないかなと。ここでは2着に食い込んだレッドストーリア相手に最後は冷や汗をかかされたし、レッドも未勝利は勝ち上がっているが…?というレベル。重馬場なので何とも言えないが、もうちょっとゆったり入れた方が良かったかもしれない。
●2017京都新聞杯に向けての展望
混戦模様の京都新聞杯、適性的にみて高速馬場でやれるかどうかが一つと、2200mがどうか。高速馬場自体は最近ハービンジャーは高速馬場で厳しい流れの方が合っている感覚はあるのでその辺りは良いかもしれない。前走の馬場は少し時計が掛かっていたというのはあるがその中でしっかりと後半いい脚を引き出してきた。また距離に関してはここ2走の中弛みへの対応からしっかりと脚を引き出し、特に前走はL1までしぶとく伸びたし2200mは問題ないかなという感じ。ただエアウィンザーにラストは迫られた、未勝利勝ちの時もラストは少し甘かったかなという面はある。むしろ前走なんかも4角手前で少し待たされながら加速ラップに反応できているしハービンジャー産駒としては結構器用な方かなと。3走前の未勝利は4角で決定的な不利を受けたしL2最速で加速で置かれてしまったのが痛かったしL1は盛り返していた。新馬戦では2F戦の上がり勝負で後方馬群の中を突いてという競馬だったが直線入りで置かれてしまった感じ。まあ夏の札幌2戦からここ2走でパフォーマンスを上げてきているのでここが試金石、ダービーに向けての正念場。もちろん穴馬を見つけていきたいレースなので現時点ではまだ決められないが、ゲートもまずまず、折り合い面も苦労はしていない、要所もある程度動けて重だがハイペースに対応。プラチナムバレットをしっかりと撃破しているわけで、有力馬の中では比較的信頼が置けそうなタイプかな。
<PR>
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■NHKマイルC(GI)■
自信のペナルティ付き!もし、この
NHKマイルCを3点で獲れなければ
2017年の全GIレースを無料配信!
→3点勝負買い目を無料公開←
━━━━━━━━━━━━━━━━━
皐月賞・桜花賞のクラシック路線からの参戦組み、早くからNHKマイルCを1本に絞り調整されていた別路線組みが激突する3歳マイル王決定戦。
過去10年の成績では1人気[6.1.0.3]、2人気[0.2.1.7]、3人気[1.2.2.5]と上位人気馬は安定した成績で、特に1人気は6頭が勝ち上がり信頼度が高い。しかし、平均配当では馬連9万2040円、3連複198万8830円、3連単1451万5460円と波乱。07には14人気ピンクカメオが勝利し14人気ムラマサノヨートーが馬券圏に入るなど、伏兵の活躍も多い。
確固たる本命馬がいる場合は信頼ができるが、人気薄の激走も多いレースと言えるだろう。
今年のメンバーでは、皐月賞組からサトノアレス(皐月賞11着)、アウトライアーズ(皐月賞12着)、桜花賞組からカラクレナイ(桜花賞4着)、アエロリット(桜花賞5着)、ミスエルテ(桜花賞11着)が参戦予定。別路線組みではNZTを勝ったジョーストリクトリ、アーリントン2着レッドアンシェル、ファルコンS勝ち馬コウソクストレートなどが名を連ねる。
クラシック出走組みが人気を集めそうだが、確固たる本命馬不在で混戦模様。しかし、競馬セブンでは「勝てる自信がある」と豪語するとある陣営の勝負情報を入手済。その他にも「前走の敗戦は想定内でハナからココ勝負」と厩舎サイドが送り出す大駆け情報馬を極秘スクープ。公にはならない勝負情報を入手可能な競馬セブンでは、春のGI競走でも高松宮記念・馬連2150円、3連複3230円ダブル的中、大阪杯・馬連2320円、3連複4830円ダブル的中、皐月賞・馬連8147円的中と春GIも4戦3勝!
騎手・調教師・馬主・生産関係者と太いパイプを持ち、公にはならない裏情報を入手できる競馬セブンだからこそ、極秘情報を入手可能。今回無料登録をして頂いた方には情報は勿論のこと最終ジャッジの『NHKマイルC・3点勝負』を特別公開。情報配信は天候・馬場状態など、馬券に直結するありとあらゆる要素を加味したうえでジャッジするため、レース当日13:30頃の配信となるのでそれまでお待ち頂きたい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■NHKマイルC(GI)■
自信のペナルティ付き!もし、この
NHKマイルCを3点で獲れなければ
2017年の全GIレースを無料配信!
→3点勝負買い目を無料公開←
━━━━━━━━━━━━━━━━━
see more info at 敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。