2017年5月2日火曜日

新潟大賞典 2017 出走予定馬:メートルダール、昨年クラシック本番不参加も…今年は中距離路線で結果を出したい

2017 新潟大賞典(GIII) 新潟芝外2000m
予想用・出走予定馬一覧
新潟記念2017の予想用・出走予定馬一覧

 3歳時から期待はされながらもクラシック戦線には参加できず、しかし今年初戦のアメジストステークスを制してオープン入りを果たしたメートルダールが新潟記念に出走予定だ。セントライト記念ではまだまだ世代の上位相手に苦戦していたが、東京2000m戦で古馬相手にしっかりと勝ち上がってここまで来た。今年の飛躍を誓って、まずは念願の重賞制覇と行きたいところだ。


 前走のアメジストSの勝ちっぷりは良かった。新潟記念というか新潟2000m重賞は結構基礎スピードが問われることが多いので、ここを高いレベルでクリアできたのは大きいかなと思う。


アメジストS(16下) 1着 14頭3枠3番
東京芝2000m良 1:58.3 58.8-59.5 M
12.8 - 11.2 - 11.2 - 11.6 - 12.0 - 12.1 - 12.2 - 11.6 - 11.9 - 11.7

 前走のアメジストSはコーナー3つの東京2000m戦でペースバランスが0.7とややハイに近い平均ペース。ラップ推移的にもL3最速で11.6とレースラップとしてはそこまで速いラップを踏まされていない。まあもちろん単騎逃げ馬のもので、離れた3番手で60秒前半ぐらいかなという感じ。なのでまあ実質は60.3-58ぐらいとみてかなりのスローではあったと思う。そこからの恐らくTS持続戦だろう。


 3番枠からまずまずのスタート、そこから控える形で好位の中目で進めつつ、最終的には中団の内に控える形で進めていく。道中少し掛かり気味ではあるがコントロールしながら3角。3~4角でも少し離れた中団の内内で我慢をしてスクエアフォールドの直後から直線内を突く。序盤の速い段階でするすると伸びてきてL2で先頭に立つ。L1で喰らいついてくるトーセンマタコイヤをジリッと離しての完勝だった。


 もちろん内で立ち回れたこと、恐らく3~4角の段階である程度離れた3番手以降は動いていたと思うしここで内内を立ち回れたのが良かったとは思うが、それでもL1までしぶとく脚を維持できたし直線早い段階で動けていたのも好印象。新潟2000は時計を問われることが多いが、しっかりと好時計に対応してきた。


ウェルカムS(16下) 3着 12頭5枠6番
東京芝1800m 1:47.2(+0.2) 48.3-46.5 S^2
12.9 - 11.4 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 11.7 - 11.6 - 11.3 - 11.9

 2走前のウェルカムSでは東京1800m戦でイマイチ伸び切れなかった。この時はJC当日で雨もぱらついてきていたし、時計も少し掛かっていた状況。ペースバランスは1.8でかなりのスロー、ラップ推移的には4F戦で分散する形になってL2最速もそこまで速いラップではない。


 6番枠から五分のスタート、じわっと出していきつつだが中団までで様子を見ていく。出していった分もあるが少し掛かり気味で進めていく。3~4角では好位列の真ん中ぐらいでじわっと押し上げつつ、4角では仕掛けを待ちながら直線で外を意識、2列目。序盤でそこからしっかりと確保して追い出されるが思ったより反応鈍くL2で一気に追われるがキャンベルジュニアにスパッと切れられナスノセイカンにも前に出られる。L1では結構しぶとく踏ん張って前との差をジリッと詰めたが及ばなかった。


 1800mということもあったがポジション取りはやっぱりちょっと見劣ったし、そこから少し掛かり気味。ただ3~4角以降は結構いい感じでリカバーできた感じだし、どちらかというとそこで本仕掛けを我慢しつつL2の最速地点で少し置かれてしまったかなという感じ。勢いをつけてトップスピードに乗せてしまった方が良い感じはある。アメジストSの場合は恐らくコーナーの段階で内からでも加速しながら単騎の前の馬を捕えに動いているという側面があったかな。いずれにせよL1の伸びが良い馬ではある。


精進湖特別(10下) 1着 10頭8枠9番
東京芝2000m良 2:02.4 63.6-58.8 S^5
13.3 - 12.7 - 12.0 - 12.6 - 13.0 - 12.7 - 12.4 - 11.3 - 10.9 - 11.5

 3走前の精進湖特別も振り返っておこう。極端なドスローでラップ推移を見てもわかるように完全な直線だけの競馬と言っていい。トップスピードの質も高いレベルで問われた。


 9番枠からまずまずのスタート、そこから無理なくじわっと折り合い重視で中団の外。2角の段階でハミを噛んでというような感じで掛かり気味で入っていく、ドスローの流れの中で好位雁行状態の後ろで折り合いとの戦い。常に噛んでいるような状況だがそれでもコントロールして3角。3~4角でも中団の外でまだ抑えていて4角でも前のフジマサエンペラーを置いて3列目で直線で外に出す。序盤で追い出されてそこからの反応まずまず良く、しっかりとL2で先頭に立つ。そのまま一気に突き抜けて最後まで余裕を持っての完勝だった。


 ドスローからの上がり勝負でしっかりとギアチェンジ面でも反応していたが、外に出したタイミングで良さが出たかなという感じではあった。内容的にもトーセンマタコイヤに完勝だったのは結構大きいかなと。ここからもドスローから良質なトップスピードの質を問われてもしっかりと外から弾けさせることができればというところだろう。


2017新潟大賞典に向けての展望 

 不安としてはやはり折り合いが少し難しいというところ、また2走前のウェルカムSから内内で我慢しながら動くというのは少し物足りなかった感じがあった。本来折り合い面で不安があるので前に壁を置いてという競馬が望ましいと思うが、包まれて直線で加速となると置かれるリスクも2走前の様に出てくると。その辺りをどう判断するか。ただここ3走でL1の伸びは間違いないところで、トップスピードに乗ってからの持続力は非凡。また最速地点でも3走前の様に上手く誘導できれば鋭く切れた。この辺りを考えれば噛み合えばこのメンバー構成なら最上位とみていいだろうなと。後は折り合いを意識してどういう位置取りになってくるか。踏み遅れてとなるとL1での食い込みは評価できても2走前の出し抜かれる形は一つの負けパターンになるとは思う。極端に内枠に入るよりは適度に中目、前に壁を置きつつ要所で外に持ち出せる意識が持てればというところかな。時計的には前走で1:58.3で、これは超高速馬場ではあったにせよなかなか優秀だし、新潟2000だと57秒台もペースによっては視野に入ってくるが、クリアできる可能性を見出してきた。折り合い面の不安はあるが、これと言って適性的に大きな不安はないだろうと思う。恐らく連下以上での評価になると思うが、混戦模様なのでもう少し考えたい。



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