2017年6月24日土曜日

宝塚記念 2017 予想:本命11サトノクラウン

阪神11R 宝塚記念(GI) 芝内2200m 稍~重、標準馬場想定
展開予想
 土曜は雨の影響を考えたんだけど、やっぱりほとんど皆無というか超高速状態を問題なくキープしていた。ただ流石に土曜の深夜から結構な雨が降りそうなので、それを考えると流石に悪化するんじゃないかなと。それでも標準からやや高速までで収まるとは思っているんだけど。今年の阪神は通して異常な馬場だからね…。一応広島VS阪神がマツスタでやってたけどあの感じを見ると結構降りそうだ。


 展開予想はyoutubeに動画をアップロードしましたのでそちらをよろしくお願いします。

2017宝塚記念の展開予想動画+出走予定馬全頭まとめ


 ひとまずキタサンブラックが外から主張、ただ行きすぎないようにゆったりとした入り方を狙ってくる。実際昨年は内枠で今回は外枠なので内の各馬の様子を見ながら、逃げないことも視野に入れつつゆったり行けるだろう。対抗するとしたらノリのゴールドアクターでハナを主張する可能性はあり得るが、キタサンの直後を狙うAプランで出していく次いでのBプラン逃げというところか。サトノクラウンは最近はゲートも良くなってきたしこの枠の並びなので積極的にキタサンブラックの番手を狙ってくる。雨の影響があるので武豊と言えどもペースはそんなに上がらず、恐らく探りながら入ってきて61秒ぐらいのペース、そこからサトノクラウンとミルコが仕掛けていくと思う。その流れでかつ馬場がどの程度か?というところ。ポテンシャル戦になる可能性が高いんじゃないかなとみている(馬場次第で全然違ってくるから前日予想としては非常に難しい…)。61-12-59ぐらいの感覚でスローロンスパを想定したい。


予想
◎11サトノクラウン

〇10キタサンブラック
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△08ミッキークイーン
×05シュヴァルグラン06シャケトラ07レインボーライン
3連複◎〇軸★△×流し
3連単F◎〇→◎〇★△→◎〇★△×

◎サトノクラウン


 ちなみにだけど土曜の馬場の状態なら本来はゴールドアクター本命を考えていた。ただ雨が思った以上に土曜の深夜から降りそうな感じで流石に影響が出ないことはないだろうと。それなりにタフな馬場になってくる、今の馬場でも超高速状態は解消されると思うし、標準に近いぐらいだろう。これなら早い脚を要求されにくくなる可能性が高くなったしこの馬の出番。それと、昨年の宝塚記念は渋った馬場で6着に敗れているが、この時は59.1-61.3と2.2でかなりのハイペース、ポテンシャルよりも前半のパワー型基礎スピードを高いレベルで問われたことで追走に苦労し後方外々からの競馬となってしまった。またその分だけどうしても脚を削がれてしまっていたとみている。実際京都記念連覇はいずれも実質ペースではスローで、その中で後半のポテンシャルを引き出してきた。今年の場合は単騎逃げのヤマカツが60.2-61.3ハイで刻んでいるが、離れた3番手のこのサトノクラウンの位置では大体62秒前後なので実質は大体アバウトで62-59.5ぐらいの感じ、いずれにせよ明確にスローの中で3~4角でじわっと動いてL2で詰めてL1でしぶとく抜け出す競馬。12.9 - 12.4 - 12.3 - 11.9 - 11.8とラップ推移的に途中でヤマカツと入れ替わったので難しいが、恐らく実質はL2最速かなという感じでここでマカヒキには一瞬キレ負けしていた感じ。これをL1の減速地点で踏ん張ってきっちり離した格好でポテンシャルはやはり非凡。香港ヴァーズも展望記事に書いているようにスローからのポテンシャル戦で上手く3~4角で内を立ち回ったと言えどもただ一頭ハイランドリール相手に詰めていった。この辺りからも後半のポテンシャル勝負になれば最右翼。キタサンブラックが昨年の宝塚ばりに飛ばして進めてきたら難しいだろうが、最序盤はどうしてもゆったりという意識が働くだろうと思うし、この枠なのでミルコがしっかりとポジションに拘って、後はキタサンを潰しに3角手前ぐらいからプレッシャーをかけてくれれば。ポテンシャル特化戦ならこの馬がキタサンを喰う可能性は十分あると思う。その面でも馬場は悪化してほしいかな。


〇キタサンブラック


 これ以上は落とせない。今回は初めて圧倒的な1番人気になっているけど、個人的には特化戦でポテンシャル勝負になるとサトノクラウンがかなり強敵だと思っているので(ポテンシャルで最強はタフな馬場ならダイヤモンドよりクラウンかなと思っている)、今回逃げてスローに持ち込む形になると3角以降でサトノクラウンにプレッシャーを受けて加速していく必要が出てくる。これが軽い馬場なら3~4角で速いラップを踏んで外からくるサトノを振り切ることもできると思うが、明確にまとまった雨が降りそうだしそうなるとポテンシャル特化になりかねない。昨年の有馬記念ではポテンシャル戦ではあったが12.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1 - 11.7 - 12.1と上がり切らずに仕掛けを待ちながら4角で再加速するという競馬ができた分、L1の踏ん張りに繋がったと思う。ただポテンシャル特化戦でとなるとサトノが手ごわいのでこの人気で勝ちしか許されない本命を打つというのは難しい。ただ、1倍台前半に応えきれるかはともかく勝ちに最も近い馬ではあると思うし、ポテンシャル特化になったとしても前半のポジショニングの良さも含めてシュヴァルグラン、シャケトラといったところ相手を考えればこちらの方が上の評価をしないといけないかなと。3着までという観点で、余程のことが無い限りはなかなか外すイメージが想像しにくい。悩んだけど対抗にした。むしろ雨が降ってくれた方がこの馬としては安定しやすいとは思うしね。厄介なのは超高速馬場でのTS持続特化だったと思うし。その点でもより崩れにくくなったかな。


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 過小評価を受けている一頭ではあるが、ポイントはゲートになる。ただ今回は小頭数ですぐ外がゴールドアクター、まず当てにしやすい先行馬であると。この後ろを狙って行けばひとまず3列目を確保することは難しくない。ここ2走はゲートが甘くなってポジションを取り切れなかったことが敗因としては大きい。大阪杯は実質ドスローのTS持続特化で後方からではマカヒキやアンビシャスレベルでも苦しいのにトップスピードの質的に足りないこの馬ではちょっと厳しい。京都記念も後方から直線半ばまでジリジリと伸びてはきたが位置取りの差が悪くて最後は伸び切れず。内で器用に立ち回れるタイプではないが、大阪杯は同じ条件でもドスローで速いラップを要求されていたはず。そこで内内で包まれて動けないのはある程度仕方ない。今回は恐らくスローロンスパでポテンシャル戦になるとみているし、そのパターンなら内目で立ち回っても置かれず進めるんじゃないか、というところ。神戸新聞杯2着時がドスローからの12.6 - 11.6 - 11.5 - 11.4 - 11.7と4F戦で外回りにしては分散する競馬になったが直線序盤ではサトノダイヤモンドに肉薄する脚を見せていたし、世代で見てもポテンシャル面は屈指。キングカメハメハの仔で距離もこれぐらいが良いだろう。日経新春杯の内容的にもシャケトラよりこちらを評価したいかな。


△ミッキークイーン


 難しいところだがいずれにせよ出し切ってくればパフォーマンス的には通用していい。有馬記念が善戦と言って良い内容で、61.0-59.4とかなりのスロー、単騎で是で実質は超スローからの12.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1 - 11.7 - 12.1とポテンシャル戦、しかもL3の4角で少し減速ラップという流れ。3~4角で好位列の内目で少し待たされつつ、4角出口でゴールドの直後を取るがここでちょっと置かれてしまって直線でジリジリとという感じ。内内で立ち回ってというのがあまり得意な馬ではないし、要所で動かす意識を持って入ってやらないとこうやって要所で置かれがちになる。これは前走のヴィクトリアマイルは極端にせよ、エリ女でも加速地点で同じ位置にいたクイーンズリングにあっさり差をつけられているように基本的に機動力が無い。なので今回は面白い条件で、サトノクラウンがキタサンブラックマークで潰しに行く可能性が高い。そういうパターンで突っ込んでくるのがこの馬だと思うので、その点は怖い一頭。ただ、敢えて言えばポテンシャル戦では有馬記念でも少し差があったので、できれば高速馬場で早めに仕掛け切ってのTS持続特化でズドンが見たかったかな。その点では雨の程度次第だけど、まあ素材を評価して。


×シュヴァルグラン

 福永の乗り方次第だと思うが、ポテンシャル戦ではちょっと足りない面は見せていて、有馬記念が61.0-59.4で単騎、実質は超スローぐらいの中での12.9 - 11.8 - 11.7 - 12.1 - 11.7 - 12.1とポテンシャル戦を外から動く形で甘くなっての6着。JCは悪くなかったが61.7-58.9と2秒近いかなりのスローからの12.3 - 11.9 - 11.2 - 11.4 - 12.1とL3最速TS持続戦でL1ジリジリ、完敗の3着。この辺りからも2500以下でポテンシャル戦となるとキタサンブラックには明確に見劣る。距離を延ばしてどちらも比較的平均的に刻んできたここ2走で結果、特に前走の天皇賞春でも積極的にポジションを取ったことで良さが出たわけで、今回は2200で中途半端な枠、前を取れるかは疑問がある。そのうえスローロンスパだと前を取ってきそうな外枠のサトノクラウンの外から勝負に行ってねじ伏せきれるか?は微妙。有馬のキタサンに内容的に惨敗なので、あのパターンを考えると2200では少し難しい。とはいえこの面子だとポテンシャル面では上位なので。


×シャケトラ


 切りたいところを押さえた枠。ただ、日経賞の内容的に見てもスローからのポテンシャル特化戦でかなり強かったのは事実だし、ここでレインボーはスムーズさを欠いた、ゴールドアクターは2段階加速に持ち込めない展開で苦しかったにせよこの2頭を撃破できたのは一定の評価が必要。ただ日経新春杯では平均で流れていたとはいえ2kgの斤量差を活かしてもミッキーロケットを捻じ伏せきれなかったし、現時点ではまだ何とも言い難い。3着押さえまでにしたのはその辺。


×レインボーライン


 ハイペースまで行くと面白いかなとは思っているが、末脚の絶対量そのものは超一流レベルには見劣っている。菊花賞では強い2着だったけど、サトノダイヤモンドに前目から進められてほとんど差を詰められていないし、相手も3000のエアスピネルや劣化したディーマジェ、ミッキーロケットは包まれて上手くポジションを上げられなかったというのもある。JCは後ろ過ぎたのはもちろんあるし悪くない競馬だったがそれでもキタサンブラックには完敗。日経賞は3~4角で待たされたのが響いたし、春天は出遅れが全てだがそれにしても伸び自体が無くてゴールドアクターに見劣ったのも不満。状態面で上がり切ってない可能性もあるし、基本的に厳しい流れの中でも一脚を使ってくる札幌記念の内容を評価しているので、ペースをコントロールされて後方からだとなかなか簡単ではないだろうと。押さえまで。



 宝塚記念予想の際、ご紹介したいのが日本ダービージョッキー大西直宏擁する「ワールド競馬WEB」。大西騎手は実際にサニーブライアンであっと驚く逃げでクラシック2冠を制するなど、G1競走での勝負勘に優れる。曰く、、「宝塚記念は2017年春G1で1番自信がある。この3頭の1点勝負でいい」とのこと!↓↓


この頭数なら当てやすい

キタサンに迫る穴馬はこれ↓

第58回宝塚記念(G1)
『少頭数なら1点で』

◆春G1は1点でのスーパーヒット連発
第84回 日本ダービー(G1)
▲レイデオロ
○スワーヴリチャード
◎アドミラブル
3連複1点で2220円的中!


第78回 オークス(G1)
○ソウルスターリング
▲モズカッチャン
◎アドマイヤミヤビ
3連複1点で4600円的中!


第155回 天皇賞春(G1)
◎キタサンブラック
▲シュヴァルグラン
○サトノダイヤモンド
3連複1点で610円的中!



今回はそれ以上・この春1番自信あり!

↓↓↓↓↓↓


pngワールド:宝塚記念300-250

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