2017年6月23日金曜日

【宝塚記念2017の有力馬診断(後篇)】~大阪杯メイチで予定外安田参戦撃沈の僚馬アンビシャスとは違い当初から宝塚参戦既定路線ミッキーロケット/近年不振傾向の春天激走馬シュヴァル~

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【宝塚記念の有力馬診断(後篇)~大阪杯メイチで予定外安田参戦撃沈の僚馬アンビシャスとは違い当初から宝塚参戦既定路線ミッキーロケット/近年不振傾向の春天激走馬シュヴァル~】
▽サトノクラウン 牡5 Mデムー 58 美北 堀
少し前までは気持ちの面の弱さと体質面での弱さもあって、休み明け初戦だとマシで、続戦だとすぐ凡走する様なムラが目立つ戦績だった馬。
5歳を迎えてそれは解消されてきたいう話での今冬2連勝…その好近況で乗り込んだ一戦だった前走大阪杯では馬体重マイナス12キロとパドックでの姿を見る限りでは結果的には本調子にまで持っていけなかったのが第一の敗因に見えた。

3走前香港G1では欧州トップクラスのハイランドリールを下している様に血統通り欧州質の強さを持っている馬で、それだけに異質の日本競馬での強さはそこまでではないだろう馬。
中長距離や渋化馬場などならばもう少しやり様はあるのだが、距離2000の速い時計が求められる競馬ではどうしても間に合わないという適性面での問題も当然あったはず。

後者だけの問題ならば今回宝塚記念では展開や馬場条件揃えば一変見込めるだけの素材だと見られるのだが、ただ前者の懸念が出ているので今回の中2ヶ月の十分とまでは言えないレース間隔での立ち直り具合が最重要ポイントになるか(実際に1週前時点では馬の硬さを挙げるコメントも出ていて、完調まで持って行ける確証は得られない)。

△シャケトラ 牡4 ルメール 58 栗東 角居
まずは前走春天時の有力馬診断見解を参照↓
『前走日経賞については、大型マンカフェ産駒で大きく跳ぶ馬で、母父にはシングスピールが入っておりスタミナ〇で、鞍上は中山外捲り戦法のコツを掴んでいる田辺Jで、如何にもこんな(持久力問われる流れで)大味な競馬をさせれば一番の能力を出せるというレース振りをしてきた。
逆に言えば小細工する様な競馬は合わない馬だし、前々走日経新春杯が鞍ズレを起こす程だった様に折り合い面には結構怪しさある馬だし、果たして勢いに乗って春天も一蹴できる馬なのかと言えば結構疑問も大きい。
現に近年の内枠イン勢有利の春天では、この手の不器用競馬・折り合い難馬は人気を背負って飛びまくっている。
今、持て囃されている田辺Jも、中山以外では並の日本人上位騎手と言ったら言い過ぎですが、京都長丁場での(コノ馬が好走する為には必須になる)好騎乗の期待もそこまでは・・・。』

・・・
前走天皇賞春では一般的には田辺Jの騎乗ミスでの大敗と言われている。
ただ、陣営から先行策をオーダーされていた前々走日経賞でそれができずに勝ってしまったコトもあり、結果的にコノ馬の乗り難しさをストレートに知らずのコンビ僅か2戦目で早くも大一番を迎えて初めての戦法をせざる得なかった面に落とし穴があって(上位4頭は勝手知ったる人馬だった)・・・出遅れながらも勝負する為に先行策を挑んだコト自体は決して誤りでもないでしょう。
レインボーラインがそうであったように春天での後方競馬はその時点で相当低確率になりますし、それなら前任騎手時代にはこなしていた先行策(前々走日経新春杯では鞍ズレまで起こしながらも2着に踏んばっていた)を試みてみるというのは勝負としては当然のコトと思います…ただ、前走の競馬が田辺Jの十八番とすれば、今回の手はそうではない余所行きの競馬となった時点で前走比マイナスは確実=悪手になるのは目に見えていましたが…。

そんな前走は馬も騎手も経緯も即長距離G1は難しいシチュエーションだったのが、今回は前に『ベストは中山阪神の中距離~中長距離…つまり有馬記念と宝塚記念で輝くような少し亜流の馬だと思います。やっぱり東京ではディープ産駒には瞬発力では及ばなさそうですし、距離が長すぎるのも問題は有り続けそうです。』と書いた通りのレースに距離短縮&鞍上強化ルメールJで挑めるという好シチュエーション。
その今回は本領発揮が望めますし、その上で足りるかどうか…唯一の重賞勝利の前々走日経賞1着が逆に田辺マジックの賜物だったと考えると結構微妙なラインになります…。


△ミッキーロケット 牡4 和田竜 58 栗東 音無
大阪杯では音無厩舎2頭出し(ミッキーロケット&アンビシャス)で共倒れでしたが、大阪杯メイチだったのはアンビシャスの方で、逆にミッキーロケットは当初から宝塚記念が目標レースだった点は注意が必要。そのアンビシャスは構想外の惰性の出走となった安田記念で良い所ナシでしたが、ミッキーロケットの場合にはその逆で宝塚記念で上げれ来られる可能性は秘めています。

5走前神戸新聞杯では世代横綱に食らい付く激走で、4走前菊花賞は明らかに長い距離での健闘で、3走前は価値ある相手関係(シャケトラ)を下す勝利。
2走前京都記念と前走大阪杯ではスタート△から後手を踏んで上がり上位の脚を追い込むも届かずという競馬に。
過去の道中位置取りとレース結果を比較すると、明らかに前目で競馬できた時に強い競馬をしている傾向が認められる。今回こそ鞍上の思い描く強気の競馬ならば違うという期待もできるのだが、但しどうもゲート△が慢性的になっているので常に同様のスタートで終わる危惧はしなければならないのが買い辛くさせる。

渋った馬場は得意なので、その上で外目偶数枠でも引いたとなれば好発を祈って賭ける選択肢は出てくるが…。


▽シュヴァルグラン 牡5 福永 58 栗東 友道
最近3走連続で◎打っている通り結構高評価している馬ですが、それは中長距離という距離面が最たる理由だからであり、その距離路線ではない昨年宝塚記念では距離面を最たる理由に危険人気評価をしました(5人気9着)。

春の芝王道国内G1は天皇賞春と宝塚記念だけで、故に力の違う馬が両方共に好走するという年も普通にあるのですが、近年では天皇賞春好走馬の宝塚記念不振傾向も認められてきています。
そりゃ、距離3200と距離2200と全然違うので、距離3200を主に適性で好走した馬にとっては後者レースは大きな壁になって当然の話。

それにドンピシャで当て嵌まるのがシュヴァルグランで、コノ馬は一言で言えば完全ステイヤーです。
特に今期はベスト距離の適鞍2つ(阪神大賞典→天皇賞春)に全てを懸けてきたという調整過程とレース本番を経てきているので、やはりその流れで別次元のレースと言える宝塚記念でも…と勢いで連続好走できる可能性は低いと見ます。

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《→今年の宝塚記念はキタサンブラックの宝塚記念と言っても良いだろう…名実ともに。
つまりはキタサンブラック(の作るレース)適性が大きなキーになってくるはずだが、過去にそのキタサンブラックと一緒のレースで激走した馬は今回メンバー中に僅かしかいないし、その僅かな馬だけは1回のみならず複数回となっている。
シュヴァルグランは上記の理由で買い辛いので、自動的にもう1頭の唯一該当馬〇〇〇〇〇への期待は大きくなります。
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