2017年6月29日木曜日

ラジオNIKKEI賞 2017 出走予定馬:クリアザトラック、古馬相手に前走完勝…前目から長く脚を使えるのが強み

2017 7/2(日)
第66回 ラジオNIKKEI賞(GIII) 福島芝1800m
予想用・出走予定馬一覧
ラジオNIKKEI賞2017の予想用・出走予定馬一覧

 前走の江の島特別で古馬を相手に1000万下を突破、力をつけたクリアザトラックがラジオNIKKEI賞に出走予定だ。毎日杯では後の皐月賞馬アルアインを相手に成功法で果敢に挑むも6着と苦杯を舐める形。しかしそこから立て直してきっちりと勝ち上がってきた。重賞初制覇を狙って今の力をこの舞台でぶつけたい。


 タイプ的にはこの馬が一番信頼しやすいかなというのはある。前目からTS持続力もなかなか高いが、ペースを引き上げてとなると若干不安はある。絶対的な信頼は置けないと思うけど、ある程度自分のペースに持ち込む競馬ができればというところかな。


江の島特別(10下) 1着 9頭8枠8番
東京芝1600m良 1:34.0 48.1-45.9 S^2
13.0 - 11.5 - 11.7 - 11.9 - 11.7 - 11.1 - 11.0 - 12.1

 前走の江の島特別から。ペースバランスは2.2でかなりのスロー、ラップ推移的には最序盤が遅くそこからは終始11秒台なのでイメージ程遅くはない。そこからもじわじわと上がってL2最速もL1で減速度合いが大きくTS持続戦。L3の地点で11.1と準最速のラップを踏んでいるし仕掛けのタイミングは早かったと思う。ヤングマンパワーが勝った時の富士Sみたいな感じ。


 8番枠から五分のスタート、そこから無理はせずにじわっと楽に2列目の外につけていく。ただ中盤以降は終始それなりには流れていて、3~4角でも2列目の外でロスもそれなりにあるところを通しながら直線。序盤で各馬が馬場の良い外に回してくる中でその外から追いだされてしぶとく伸びる。がL2の段階ではストーミーシーの脚色が良い。それをL1で交わして内から来るキャプテンペリーの強襲を退けての勝利だった。


 内容的に見てもコーナーで中目で我慢していたキャプテンペリーがラストに食い込んできているしラップ推移的にもL3で速い、L4の4角地点でも11.7とそこそこ速いのでこれを外から正攻法で捻じ伏せたのは立派。ただ前半は2秒を超えるかなりのスローなわけで、ゆったり入って中盤~後半にかけて長いスパンで進めてトップスピードを維持できたとみるべきかな。瞬間的にはストーミーシーの方が上だったけどこの馬は切れ味だけなら東京新聞杯でもある程度やれてしまうレベルなのでこれに見劣るのはある程度仕方ない面もある。


毎日杯(GIII) 6着 8頭4枠4番
阪神芝外1800m良 1:47.3(+0.8) 47.4-46.4 S^1
12.5 - 11.1 - 11.6 - 12.2 - 12.7 - 12.0 - 11.1 - 11.3 - 12.0

 ただ、結果的に同世代のライバルに真っ向勝負を挑む形となった毎日杯では力の差を見せつけられる格好となった。ペースバランスは1秒のスロー程度だが、これは単騎逃げのもので離れた2列目にいたアルアインやこの馬の位置では大体48秒ぐらいなので2秒以上のかなりのスローだろう。そこからL4の地点でかなり差を詰めてきているのでTS持続特化戦のような感じの競馬になった。


 4番枠からまずまずのスタートを切ってそこからじわっと出していく、内からリカバーしてきたアルアインとともに2列目で競馬するが序盤は少し掛かり気味。道中もアルアインを見る形で少し我慢しながら3角に入っていく。3角地点で一気に来前との差を詰めてアルアインの外から勝負に行く形で先頭列で直線。序盤で追い出されるがここで後退、最後まで良いところなくの完敗だった。


 内容的に見ても外から勝ちに行く形になるので苦しくなったのはラップ推移からも間違いない。差を詰めたL4からL3最速地点ということを考えるとコーナーで相当脚を使わされていると思うし、これでアルアインの外から勝ちに行くとなると簡単ではなかったかなと。ただ、単純にプラチナムバレットも伸びあぐねていたのもあるし、アルアインやサトノアーサーが強かったというのもある。


2017ラジオNIKKEI賞に向けての展望

 基本的にはスローで結果を出してきている馬ではあるが、瞬間的な切れ味で勝負するというよりはトップスピードの持続力の高さを引き出したいタイプ。そのうえでゲートも安定していて常にいい位置を狙える立場というのは強み。また相手関係と比較してもサトノクロニクルはコーナーで加速の段階で置かれがち、ライジングリーズンはどうしても後ろから捲っていく形になると思うので有力馬の中では一番不安要素は少ない。早い段階で前に入ってしまってペースをコントロールできれば3~4角で加速していく中で前受けしつつコーナーでのロスもできるだけ小さくできる。その点ペースさえ落ち着けば不安は小さいし重い印を打ちやすい。兄がカミノタサハラやマウントシャスタといったところになるが、上記の2頭よりは要所で動ける方だと思うし、両馬ともペース自体は上がっても大丈夫だった。この馬もペースが上がっての不安はあるだろうが、血統的にはこなしてくる要素はあるので現時点では重い印、本命~対抗候補の一頭かな。ただ圧倒できるほどではないし基礎スピード型で要所で鋭く脚を使える馬が強いレースのイメージ、枠の並びにもよるが穴馬を狙っても良い面子だと思っているのでもうちょっと考えたい。一応現時点ではこの馬を中心に比較していきたいかな。


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