2017年8月25日金曜日

【キーンランドカップ2017の有力馬診断(後篇)】~[シュウジ]もしも雷神モレイラ騎乗で一変するなら…武豊の前走騎乗は一体何だったのかという死活問題(?)にも…~

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【キーンランドCの有力馬診断(後篇)~[シュウジ]もしも雷神モレイラ騎乗で一変するなら…武豊の前走騎乗は一体何だったのかという死活問題(?)にも…~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
▽エポワス セン9 ルメール 56 美北 藤沢和
近年は夏の北海道スプリント路線に照準を合わせた使い方がされている馬。
3走前大阪ハンブルクCはその足慣らしも兼ねての出走だった面もあるだろうが、それでも勝ち切る辺りは9歳馬でも決して侮れぬ存在と言える。ただし、逆にそこから結果を出したせいで今期3戦目(前走UHB賞)で早くも息切れ結果を迎えてしまったとも言えるか(条件クラス所属馬に何頭も先着を許す凡結果は状態面に何か問題あったとしか考えられない)。
毎年この辺りで結果を出しているのは間違いないが、かと言って全部が全部好走を決めてきたというワケでもなくて、それぞれ他の敗因もあるとは言えども[3年前も北海道ラスト1戦では5着止まり]・[2年前もラスト一戦では9着止まり]・[昨年もラスト一戦では6着止まり]となっていた。
今期は初めてラストから2戦目で沈む結果となったワケだが、果たして馬体減からの中2週ローテで持ち直してこられるのかはあまり楽観視はできないかと。


▽シュウジ 牡4 モレイラ 58 栗東 須貝尚
前走函館SSで刻んだ前半3F32.2は仮に超高速馬場だとしても文句無しに速いラップであるし、そもそも函館1200コースは前半時計が出ないコース設計なのでやはり相当速いラップだったと言えて、そのペースで逃げて失速は完全に止む無しと言える敗戦だ。
ただし、休み明けローテの分なのか滞在効果なのか、自滅した前2走(阪神カップ→高松宮記念)当時とは違って戦前イレ込み面では大きく改善していた。それでいながらも暴走逃げの手を武豊Jに選択させる辺りは今の精神状態が正常でないコトの裏返しであろうし、3走前も前々走も前走もワケ有り敗戦だとしてもこんなペースで逃げる競馬をさせた後のレース(させるしかなかった後のレース)で今度こそ上手く行くとは到底信じられない…とても買い辛い馬になってしまった・・・。
そこで調教工夫と切り札の雷神モレイラ起用というコトなのでしょうがここまで来てしまった馬にはあまり関係ない様な(逆にモレイラ騎乗で素行一変とかなったら、前走の武豊Jの騎乗は一体何だったのかとなりますが個人的にはそれはあまり見たくないですが…)。


▽ソルヴェイグ 牝4 川田 54 栗東 鮫島
前走VMであわやの激走(9人気5着)で、距離1200戻りで世間では改めての期待が懸けられそうな一頭。
ただし、前から何度か『正直な所ではコノ馬はスプリンターらしからぬ薄手でやや胴長で路線頂点を窺う馬だとは決して見えない様な馬体をしていて、スプリント路線の頂点を極められるような素材だとは信じ切れない面もあったりする。』と書いている通りで、この路線での大変身というのはどうだろうか。
また、前走VM5着についても距離マイル克服して偉い好走というよりは、例年のVM傾向の通りスピード馬優勢のレースに乗じるコトができた恵まれ系の好走だったと見ます。
つまり、あんまりココ(この条件替わり)でこそ買いだと言える材料を欠く印象で…。

▽イッテツ 牡5 藤岡佑 56 美南 斎藤誠
過去の良績は[夏場][洋芝][滞在競馬]に集中しており、毎年必ずこの条件でパフォーマンスを上げてきた経緯の持ち主でもある。
本年シーズンも例に違わずに走る度にパフォーマンスを上げて行って、遂に前走UHB賞で約1年振りの勝利を収めた。
そのUHB賞は3着以下馬の殆どが条件クラス馬という超低調な一戦なだけに大した評価はできないが、それでも毎年このタイミングで連続好走を決めている馬だけにその上昇度には多少警戒が必要だろう。


危○○○○○○(←キーンランドCの危険人気馬)の馬名は人気ブログランキングへランキングで公開中!
コノ馬は四位J騎乗時代の大外ブン回し一辺倒には幾らか批判もあったが、いざ横山典J起用で正攻法を試みた3走前にそれに応えられる馬ではないコトが明確になった…内目に拘る騎乗をして、結果的には馬群内では脚を使えない馬の性格が全てという負け方。
その後の2走は引き続き横山典騎乗でそれなりの結果を出しているが、前々走は一転して逃げるという大外ブン回し戦法と通じる所ある極端な形で、前走については正攻法克服とも言えなくはないが半分条件戦の薄い面子で鞍上の巧みな操縦術で難なく道中外目に持って行く形ができたのが大きかった様に思える。
今回は鞍上横山典ではないし、前走とは段違いにメンバー揃う一戦且つHペース替わりで道中に楽はできないだろうし、外差し嵌まり以外の形では=内中枠からの並の競馬では無理が生じる可能性が高い場面だと見る。
無題s7kl5t
(東スポ記事…この厩務員は今回鞍上が[どんな競馬もした前任J]から[一つの競馬しかしていない四位J]に替わるコトを把握してなかったのでしょう…)

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