2017 9/3(日)
第53回 新潟記念(GIII) 新潟芝外2000m
予想用・出走予定馬一覧
今年はオープン特別で安定、そして前走のエプソムカップでは1番人気ではあったものの2着と安定感が出てきたアストラエンブレムが新潟記念に出走予定。これまではマイルから1800mを使ってきていただけに、1F延長の2000mという舞台がカギになるが、持ち味の末脚に新たに身につけてきた先行力を重ねてもう一段上のステップを踏みたい。
ゲートがそんなに安定していない割にここ最近は結構良い位置で進められているというのはあるかな。ただ前走は五分に出て積極策を取って行けたし、距離も延長するので前半の進め方は比較的楽かもしれない。後は純粋に2000mがどうかかなあ。ダイワメジャーの仔って1800と2000では結構別の馬になったりするから。新潟でも1600~1800だとそこそこやれるイメージだけど、2000となるとイメージ的にわかないし。その点は不安としてはある。無理のないペースで、しかしいい位置を狙いたい。
●エプソムC(GIII) 2着 18頭5枠10番
東京芝1800m良 1:46.0(+0.1) 48.2-46.2 S^2
12.8 - 11.4 - 11.9 - 12.1 - 11.5 - 11.7 - 10.8 - 11.6 - 12.1
まずはエプソムカップ2着から。この時は開催終盤の府中ではあったが内外の馬場差はともかく時計自体はかなり出ていた。ペースは2秒でかなりのスローだが、L5から11秒台半ばに入ってのL3最速2段階加速戦。後半特化に近い競馬でポテンシャルとそこからのトップスピードの質・持続力を高いレベルで問われている。出し切って良さが出るタイプの馬が上位に来た。
10番枠から五分には出てそこからじわっと楽に2列目まで押し上げていく。そこからはしばらく様子を見ていた感じだが、掛かりながらになったので2列目の外で抑えながら3角。3~4角でも2列目の外でマイネルハニーを見ながら直線。序盤でそこから仕掛けを待つような感じでマイネルハニーの直後で風よけ、L2地点でそこから外に持ち出してしぶとく伸びを見せてくるが内からダッシングブレイズに来られる。それでもL1までしぶとく食らいついてマイネルを捕えて2着を確保した。
内容的にはやはり強い競馬だったと思う。ペースは遅かったので楽に前半のポジションを取れたというのはあるが、それでも後半5Fの競馬になって前受しながらもL1までしぶとく粘っていた。勝ったダッシングブレイズがTS持続の高い馬なので、これに減速地点で差し込まれるのは仕方がないし、番手からこの競馬でマイネルハニーを捻じ伏せることができたのは評価しないといけない。これまでマイル路線で末脚を引き出す形で進めていたがそれだと届かず、後半特化だけでは難しかった。それがスローが前提であるとはいえポジションを取って進めることで結果を出してきたのがここ2走と言えそう。
●メイS(OP) 2着 11頭7枠9番
東京芝1800m良 1:46.0(+クビ) 48.7-45.3 S^3
12.8 - 11.8 - 12.0 - 12.1 - 12.0 - 11.8 - 11.1 - 11.0 - 11.4
2走前のメイSではタイセイサミットを捕えきれなかった。結論から言うとやはり後半勝負に特化するとこの距離で末脚勝負ではちょっと甘くなるという感じはある。ペースは3.4で超超スローに肉薄するレベルで遅く、そこからのL2最速戦。L1も落ちていないのでトップスピードの質を高いレベルで問われている。もちろん最序盤でのポジショニングも重要だった。
9番枠から五分には出てそこからじわっと促しつつ2列目の外。道中もドスローの中でコントロールしながらタイセイサミットの後ろで3角。3~4角でも体制の後ろから促して直線。序盤で2馬身ほどの差があったがここで追い出されてジリジリとした伸び。L2の地点でもジリジリと伸びてくるが前も止まらない。L1まで頑張って食らいつくが結局クビ差で凌がれてしまった。
この馬はトップスピードの質、持続力ともにマイル~1800のオープンレベルまでなら高いレベルで見せていた馬で、最後までしぶとく伸びてきたのは評価できる。敗因としてはあの位置でタイセイに運ばれてしまうと苦しかったというのが大きいし。逆に言えばあの位置にまでポジションを取れたから際どいところまで詰められたともいえる。1800まで延ばせば五分のスタートからそれなりに良い位置を取れるようになっていて、ここ2走はどちらかというと前半のポジショニングの成長が大きいのかなと。
●京都金杯(GIII) 4着 18頭7枠14番
京都芝外1600m良 1:33.1(+0.3) 45.9-46.9 H^1
12.2 - 10.6 - 11.1 - 12.0 - 11.7 - 11.9 - 11.5 - 11.8
厳しいペースとなった京都金杯でも一定のパフォーマンスを見せてきた。ペースは1.0でハイ、ラップ推移的にも中盤少し息が入ってそこからのL2再加速という競馬。前半の基礎スピードを高いレベルで問われてそこからの一足、総合力が問われた競馬だったといえる。
14番枠からやや出負けという程度。そこからじわっと促すが後方からの競馬で進めていく。道中も後方馬群のうちに入り込んで3~4角では仕掛けを待たされる形でもロスなく進めて直線。序盤で進路確保スムーズ、楽に外に出すがそこからの伸びはいまいちで、最後までジリジリとなだれ込む形での4着完敗だった。
少なくとも前にいた3着フィエロとの比較で優位とまでは言えなかったわけなので、この馬の持ち味が前半要素で少し削がれている可能性が高い。もちろんレースレベルが高かった可能性もあるんだが、マイルで基礎スピードが問われてとなると最序盤のポジションも難しいし、ロスなく立ち回って直線序盤では進路確保も縦の位置取りも良い状況で入れて、それでも伸び切れなかったという事実は受け止めたいところ。なので距離が延びたことで前半が楽になって縦の位置を良くしながら、直線でのトップスピードの質・持続力で勝負できるようになったことが安定してきた要素なのではないかという推測に繋がる。
●2017新潟記念に向けての展望
このレベルまで来るとポジショニングが非常に重要だと思う。TS持続力という点で見ればダッシングブレイズの方が上だったわけで、その辺りを考えると後ろになるとこの距離のこの面子で末脚の絶対量ではメイSのタイセイサミットとの比較でみても圏内まで届ききらない可能性の方が高いと思う。勝ち負けまで絡むならやはりスローならば前半2列目までを取ってしまいたいし、仮に平均で流れる中でも中団ぐらいでは勝負したいと思う。今年は混戦模様ではあるが、マイネルフロストとの比較で見た時に前半のポジションに関しても多分簡単ではないし、新潟大賞典で2着したパフォーマンスをされてしまうとそれ以上の脚を使って差すのは難しいかなと。ゲートも上手い方ではないので枠順の並びは重要になるし、新潟外回りのミルコは個人的には信頼しているのでそこでフォローできればというところだが、人気しそうな割には結構リスクはあるなという評価。まだ何とも言い難いが、枠の並びで判断したい。最序盤後ろで包まれてとなるとそこから直線勝負で差し込むのは難しいとみている。
【先々週】北九州記念⇒1万5940円的中!
→14番人気ナリタスターワンをスクープ!←
【先 週】キーンランドC⇒4570円的中!
→12番人気エポワスをスクープ!←
―――――――――――――――――――――――
新潟記念でアツく買えるのはこの馬だ
【新潟記念】自信の情報馬を特別無料で教えます!!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
《先週》◎メイショウキリマ(10人気)
【16万4630円】的中!
《先々週》◎メイショウサチシオ(6人気)
【41万0370円】的中!
《3週前》◎アポロノシンザン(4人気)
【10万2190円】的中!
【毎週他ではマネできないスクープ情報を公開中】
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
先週はそれ以外にも
《土曜札幌11R》◎クロコスミア
【6万6840円】的中!
――――――――――――――――――――――
《土曜新潟9R》◎バイタルフォース
【4万5990円】的中!
――――――――――――――――――――――
《土曜札幌6R》◎ミナミ
【4万1850円】的中!
――――――――――――――――――――――
《日曜小倉9R》◎ブライトムーン
【3万9570円】的中!
――――――――――――――――――――――
《土曜新潟12R》◎ショウナンアエラ
【3万6490円】的中!
――――――――――――――――――――――
《土曜新潟8R》◎グッドスカイ
【2万9860円】的中!
★★★★★★★★★★★★★★★★★
【新潟記念】自信の情報馬はコチラ
see more info at 敗因分析のバイブル~競馬をやって何が悪い。