それでは今週も重賞の追い切り診断をしようか。まずは新潟2歳Sからだね。
エングローサーは、走りが柔らかくて新潟の軽い馬場はあいそうだけど、ちょっとパワー不足な感じだね。
オーデットエールは、走りが重苦しく映る。
キボウノダイチは、体は使えているので順調そうではあるけど、これといってほめるところも見当たらないかな。
グランデウィークは、クビの使いがイマイチ。
コーディエライトは、体は使えているものの力強さに欠けるね。
シンデレラメイクは、体は使えているんだけど、追われてからの反応が物足りないかな。
ダンツセイケイは、追われてからクビが使えなくなって走りが上に上に行ってしまう。トモも弱いし、今は気持ちだけで走っているような印象を受けるね。
テンクウは、荒っぽい気性と馬体が小さいのは気になるけど、体とクビをいい感じに使ってキビキビとした走りができている。まずまず順調そうだね。
トッカータは、追われてからの反応や伸びがひと息。
フィルハーモニーは、体やクビを十分使えているし、走りが柔らかいのもいいね。
プレトリアは、これが一番よく見えたよ。体やクビは使えているし、追われてからの反応も上々。いたって順調だね。
フロンティアは、体は使えているものの、トビの大きさのわりにパワーがひと息。ゆったり走れる新潟は悪くなさそうだけど、現時点の完成度という点ではイマイチかな。
マイネルサイルーンは、体やクビの使いは上々。反応も良かったし、状態としては文句ないね。
ムスコローソは、クビが高くて走りが硬い。もう少し短いところのほうが良さそうな感じだね。
ラインギャラントは、体やクビの使いは良かったし、力強さも十分。後々の伸びしろという点では何といえないけど、現時点でソコソコ程度仕上がっている印象を受けるな。
一番良かったのはプレトリア。続いてテンクウ、フィルハーモニー、ラインギャラント、マイネルサイルーン、エングローサー。この6頭だね。
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