日程:2018年1月6日(日)
第67回 中山金杯(GIII) 中山芝内2000m
予想用・出走予定馬一覧
3歳クラシック戦線ではスプリングステークスを制し、秋には福島記念を先行策からしぶとく粘って重賞2勝目を果たしたウインブライトが中山金杯に出走予定だ。なかなかクラシック本線では結果が出なかったが、それでも秋にようやく力の証明を成し遂げた。府中の上がり勝負よりは中山の方が良いはず、2018年こそ名前の通り輝かしい一年とすることができるか。
結局はポテンシャル戦の方が良いというのは間違いないと思う。福島記念のレベルが微妙かなと思うところもあるし、今回はなかなか骨っぽい相手も多い。その中で前走のような先行策が打てるかどうか。良い位置から長く脚を使ってこれれば面白い存在だ。
●福島記念(GIII) 1着 15頭2枠3番
福島芝内2000m良 2:00.2 61.6-58.6 S^3
12.5 - 11.9 - 11.7 - 12.8 - 12.7 - 11.4 - 11.6 - 11.6 - 11.5 - 12.5
まずは前走の福島記念を見ておきたい。この時のペースは3秒で超スロー、ラップ推移的に見るとL5の向こう正面の段階で速いラップを刻む超絶早仕掛け、いわゆる『ミラノの競馬』である。出し切った方が良いタイプが強いパターンになった。
3番枠からゲートは五分という程度だがそこから促して二の足は悪くなく結構楽に2列目のポケットを確保する。そこからはスローということもあって少し折り合い面で苦労していた感はあるが前に壁を置いて我慢し1角の下りで掛かるのをコントロール、2角辺りで外に持ち出す。向こう正面でマイネルミラノが行ったのでペースあップの流れを2列目の外から3角に入っていく。緩やかな3角地点で4頭分外から馬なりで取り付く。4角で2番手に押し上げながら直線。序盤でしぶとく伸びて先頭に立つと、流石にL1はしんどくなってヒストリカル、スズカデヴィアスに決定的な伸びを見せられるが何とか踏ん張って勝利をものにした。
結構強い競馬といっていい。3~4角では4頭分ぐらいのロスがあったし、向こう正面最速とはいえ3~4角でも11秒半ばを連続して入っているのでここでのロスは結構響いているはず。コーナー地点で速いラップを連続しながら最後まで踏ん張れるポテンシャル面の高さを見せてきたなという感じ。この辺りは正統派のステイゴールド産駒らしい感じで、スプリングSで見せていた素質の高さをここでようやく見せられた。前半ゆったりからの5Fのロンスパなので比較的ステイヤー色が問われた中で結果を出せたのも良い材料だが、相手関係は結構楽だったと思うので今回のメンツでここまで強気の競馬で勝てるかどうか。
●皐月賞(GI) 8着 18頭8枠17番
中山芝内2000m良 1:58.3(+0.5) 59.0-58.8 M
12.1 - 10.8 - 12.2 - 11.7 - 12.2 - 12.4 - 11.9 - 11.4 - 11.4 - 11.7
元々の期待が高かった馬なので個人的には皐月賞8着というのは残念なんだが、今振り返ると決して悪くはない。超高速馬場でペースは平均ペース。ラップ推移的には中盤少し緩んで、3~4角で外からファンディーナが動いたところでペースが上がって仕掛けのタイミングは速かった。
17番枠からやや出負けして後方からの競馬、クリンチャーの後ろぐらいで進めながら1角でコントロールしてダンビュライトの後ろぐらいで落ち着く。向こう正面でもダンビュライトの後ろで折り合わせようとするが少し掛かり気味で我慢しながら外々で3角。3角からじわっと仕掛けてダンビュライトの外に並びかけていく、4角最速地点でかなり外を回す羽目になってここで少し置かれて好位列で直線。序盤でそこからジリジリと伸び切れず、L1でもばててはいないが伸び切れずの8着完敗だった。
まあもちろんクラシックで期待していた馬なのでこの8着で個人的には結構ショックはあったんだけど(ファンディーナにもっと期待していたからそっちが大きすぎてあれだけど)、今見た時にそんなに悪くはない。全体のペースが速い中で大外枠から出負けからリカバー気味で掛かりながら、3~4角でダンビュライトの外から勝ちに行く形で内を我慢した馬が上位なので少なくともこの時点ではレイデオロやスワーヴリチャードとはそんなに差はなかったと思うし、距離自体も延びた方が良いだろうというのもあるので。スワーヴリチャードなんかはここでロスを小さく進めながらも甘かったし、それでも距離延長で結果を出してきた馬が多いというのは個人的には今後の希望にはなると思う。というかダンビュライトはこういう競馬で世代屈指に強いと思うんだよなあ…。なんだかんだ言って結構速いラップを4角以降で問われていた中でそこで大外から押し上げなきゃいけなかったのが辛かった感じはある。
●毎日王冠(GII) 10着 12頭8枠11番
東京芝1800m良 1:45.6(+0.6) 47.8-45.6 S^2
12.8 - 11.0 - 11.8 - 12.2 - 12.2 - 12.1 - 11.1 - 10.7 - 11.7
毎日王冠もダービーもだが、極端に速いラップを要求されるとダメ、というのは感じるところかな。ペースは2.2でかなりのスロー、ラップ推移的に見ても3~4角では12秒台で直線に入って半ばのL2で最速10.7と極端に速いラップを要求されてしまっていると。明らかにキレ負けを喫していた。
11番枠から好発を切っての先行策、そこから無理せずにじわっと控えて好位で進めていく。道中は2列目の後ろから最終的に上手くダイワキャグニーの後ろで2列目の中で入る。3~4角でも2rつ目の中で前にスペースを置きながら4角でも内目で我慢して出口で外と理想的な運び方からスッと手前を換えて直線。序盤で追い出されるがイマイチ伸びず、上り坂の付近の最速地点で明らかに置かれる。そこからL1では離されずに食らいついてはいたが10着完敗だった。
明らかに坂の地点で速いラップを問われたときに苦しそうだった。10.7と極端に速いラップを問われていたし、この馬としてもそこまで速い地点ではそもそもこれまでの実績的にも動けていなかったので質的に足りなかったんだと思う。力自体は福島記念で強い勝ち方ができているわけで足りるとまではいわないがここまで惨敗するはずはない。これまでのこの馬のパフォーマンスから考えてもトップスピード戦で適性的に足りなかったとみる方が自然だろう。
●2018中山金杯に向けての展望
ひとまずいえるのはトップスピード戦がダメでポテンシャル戦での性能の高さは結構良いものを持っている。どちらかというとステイヤー色が強いかなと思っていて皐月賞でも結構流れてそこで脚を使った面とコーナーで速い脚を問われて速度的に苦しくなったかな?という感覚。その点でも本質的には時計がかかる馬場の方が良いんだろうと。紛れのないポテンシャル戦だった福島記念で強かったし、今回も同様に同じマイネル・ウイン軍団からマイネルミラノのアシストがあると思うので、ミラノの仕掛けにミラノの後ろぐらいで進めて3~4角で福島記念ほど外を回さない状況ならば当然面白い。またここ2走はゲートも良くなってきているのでこの辺りも良い材料か。まともならカデナは結構厄介だと思うけど、春の出来にあるかどうかはカデナはちょっと読めない。またセダブリランテスは後半勝負にシフトするとまだ微妙だと思うし、ダイワキャグニーはこの馬とは逆でトップスピード戦には強いが右回りでのポテンシャル戦への適性は微妙な面もある。有力馬にそこそこ不安があるし、ミラノが動いていく流れについていってポテンシャルで捻じ伏せるという競馬ができればチャンスは再度あるだろうと。後は急に高速馬場になってL2最速11秒前後とかそういった感じにならなければ。
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うまコラボ:3月18日(土)的中率結果
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単勝:75% 複勝:100% 馬連:58.3%
ワイド:83.3% 三連複:37.5%
三連単37.5%
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うまコラボ:3月12日(日)的中率結果
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単勝:79.2% 複勝:95.8% 馬連:45.8%
ワイド:75% 三連複:29.2%
三連単41.7%
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うまコラボ:3月11日(土)的中率結果
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単勝:79.2% 複勝:100% 馬連:54.2%
ワイド:83.3% 三連複:37.5%
三連単37.5%
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一般的に三連単は平均10%と言われているので、
平均の約3~4倍、、
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