QE2のパキスタンスターはK・マケヴォイ騎手からW・ビュイック騎手へと乗り替わりです。
なかなかスケールの大きな?乗り替わりで、そもそもK・マケヴォイ騎手は香港におりません。
オーストラリアから出国していませんので、他の騎乗も全てキャンセル。
頭数もそこそこいたので、新聞は再作成しておきました。
→ 沙田競馬場 4/29分
今回は手抜きなので外国馬の馬柱が抜けております。
香港馬のみしか表示されておりません。
JRAにもありますし、そちらを参考にして下さいませ。
沙田8R THE AUDEMARS PIGUET QEII CUP
G1 芝2000m・公式サイトの出馬表
過去の成績やレース映像も見られます。
ワーザーが現在休養中で宝塚記念に向けて準備しているとの事。
同馬が出ないと、実質香港馬は3頭ほど。
5・ピンハイスター
今年のダービー馬です。
香港は3歳では無く4歳がクラシック年齢なのでご注意を。
だからこそ、ダービーの次走QE2で通用するのです。
ワーザーも、デザインズオンローム、アンビシャスドラゴンも4歳でこのレースの勝ち馬は前走でダービーを勝っております。
ニュージランドで3戦2勝。
その後香港に来てからは2着が続き勝ちきれず、いよいよ勝つか?とJ・モレイラ騎手が騎乗して単勝1.5倍の時にぶっ飛び。
でも今年の1月に香港初勝利を挙げると一気に3連勝。
・・・全部1400mですけれども。
そして前走のダービー。
J・モレイラ騎手はクラシック初戦の香港クラシックマイルの勝ち馬、ナッシングアイライクモアに騎乗のため他の騎手を用意する事になります。
で、呼んできたのがR・ムーア騎手!
この日、1日のためだけに香港に来ました。
勝ちました。
馬も凄いけれども、R・ムーア騎手もすげぇなと。
レース映像は → コチラ
道中は最後方から直線だけでひっくり返しましたね。
これで4連勝。
デザインズオンロームはこんなダービーでした。
2着がエイブルフレンドだったので、あまり差はつけられず。
競馬振り自体はピンハイスターと似ているのが分かるかと。
道中は少しはなれた最後方から2頭目。セカンドラストから、直線も同じくらい外目を回っての勝利。
比べるとややエンジンの掛かりが遅い感はあります。
その分直線の伸びは上。
1・タイムワープ
昨年暮れの香港カップの勝ち馬。
2000mで勝って1600mで負けて、そして今回再び2000m。
このような馬でも最初は1200mや1400mを使い続けておりました。流石は香港。
だって、香港に移籍する前のレースではフランスのサンクルー競馬場で1600mのリステッドをC・デムーロ騎手で勝っていた馬なんですよ。
んー、同じく香港に移籍したディープインパクト産駒のアキヒロももしかして1200mデビューだったりして…。
鞍上はZ・パートン騎手。
同馬が今の香港長距離路線のトップです。
1・パキスタンスター
キャラで言えばナンバーワン。
能力で言えば、ちょっと落ちる。
それでももう1度香港で走れるようになって良かった。
賢すぎるのが災いしてか、レースを途中で止めるクセが付いてしまい、コースのある特定の地点にさしかかると…歩き出した後に止まるようになってしまいました。
それが例え調教であろうともな!
昨年はネオリアリズムの2着で、以降は4・5着をウロウロした状況。
昔は訳分からない競馬をして、離れすぎた最後方から、無駄に超大外を回してぶっちぎるなんて競馬。
そこから徐々に常識的なレースを教えて行くと、イマイチな感になってもうた。
故に、前走はちょっと冒険して後方からの競馬を試してみました。
レース映像 → コチラ
どうなったか?
3~4角の中間で画面から消えちゃったよ。
後過ぎて…。
でもJ・モレイラ騎手が押し押しで何とか画面内に復活すると、以前のように1頭だけ離れた外を回して前には迫ってきました。
そこまでが前走。
今回、もう一度それをやって、同馬が走る気になっていれば、今度は届くんじゃなかろうか?
を予感させる競馬はしてくれた。
けれども残念。
J・モレイラ騎手は上記の通りピンハイスターに騎乗です。
W・ビュイック騎手がアレをやってくれれば。
◎5・ピンハイスター
○1・タイムワープ
▲2・アルアイン
注3・パキスタンスター
△4・ダンビュライト
アルアインも調教で一悶着ありました。
パキスタンスター同様にレースでは未知数の存在化。
であれば、自分の力分は走れる上位2頭の評価が上になります。
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