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☆馬場考察
[先週の芝の伸び所&馬場差の傾向 (※馬場差は[S超高速~C並~F超低速]の7段階表記) ]
東京…土日共にイーブン/A
京都…土はやや内有利、日はイーブン/土はB、日はA
新潟…土日共にイーブン/B
[今週の芝の伸び所&馬場差の予想]
東京…3週目/Aコース/伸び所はイーブン~やや内有利/馬場差はA
京都…3週目/Cコース/伸び所はやや内有利~イーブン/馬場差はA
新潟…2週目/Bコース/伸び所はイーブン付近/馬場差はB
【NHKマイルカップの有力馬診断(前篇)~[桜花6着プリモシーン]記者取材にも競馬ラボ自身コラム上でも「騎乗ミス一切触れず」で「馬のせいに終始」という…騎乗ミス無視コメ率高い戸崎J~】
※印は[★激走候補~△やや有力~▽やや軽視~―無印」を表します
▽プリモシーン 牝3 戸崎 55 美北 木村
ここ最近の戸崎騎手について…個人的にはヘグリ騎乗で人気馬を飛ばした後に出す敗因コメントにかなり違和感を持っています…そこでは「騎乗ミスを認める」のではなく「馬の状態面・精神面の問題を指摘する」のがあまりに多いので。
その代表例が桜花賞プリモシーンのケースで、それの敗因としては恐らく大多数の意見としては戸崎Jの騎乗ミス(詰まり)は避けて通れない最大要素だったと思いますが、当の戸崎Jはその部分を避けたコメント出しを出しています。
競馬ニュースマニアの私が見てきた限りでは、自身の騎乗が不味かったコメントは一切出されていません。
巷に出回る騎手の敗因コメントというのはレース直後の記者取材で聞きだされるモノなのですが、どうもそこでは自分のミスを隠す傾向は否めません。
また、競馬ラボ(競馬サイト)での自身コラムでも桜花賞プリモシーン回顧を長々展開しているのですが、そこでも『どんどんテンションが上って嫌な感じ』『集中力も欠いた雰囲気』『精神的な課題が出て』などと馬の問題を指摘するばかりで、自身の騎乗云々については一言も一文字も触れていません。
流石にクラブコメント上では触れざるを得ないはずなので触れていますが、それを除けば自分の騎乗云々がメディア上に乗るのを避けているのではないかと思える様な…そもそもコメントしない横山典Jは除いて戸崎Jが騎乗ミス無視コメント率はトップクラスという印象です。
いや、もちろん私よりも戸崎Jの方がプリモシーンのコトを何倍も何十倍も把握しているワケで、もしかしたら別に戸崎Jの一見騎乗ミスも実はあの着順への影響はゼロに等しくて、どんなに上手く乗っても馬の精神状態が悪くてあれ以上は着順が上がり様がなかったのかも知れません。
ただの戸崎Jへの悪口になってしまいましたが…つまりは元リーディングジョッキー戸崎Jは、公に対しては桜花賞の着順は自分の騎乗ではなく馬の問題と言っているというコトです。
戸崎Jが言うコトが正しければ、桜花賞で少し詰まった様に見えたからと言ってココで再評価は不正解というコトですね。
一応私の見解としても、当時の有力馬診断では『初西下がいきなり本番桜花賞というのはやっぱり嫌な材料です(特にこの難しい血統馬だけに)』と書いた通りで、そして戸崎Jも無いものを有ると指摘するコトはしないはずで…桜花賞は馬と騎手が半々の責任で着順を下げたもので、連戦ローテで馬が良い方に変わる可能性可能性もどうかですから一変期待はしません。
―ルーカス 牡3 ボウマン 57 美北 堀
前走スプリングS(2人9着)では危険人気馬とした馬で、その前のホープフルS(2人6着)でも結構ディスった馬です。
まずは前々走ホープフルS後の回顧文を参照↓
『ルーカスは堀調教師は予ねてから、鞍上ムーアも調教で乗った感触として散々完成度不足を口にしていたが、やはり実際のレースでもフラフラしたり真っ直ぐと走れなかったりと集中力不足や未熟さが目に付くパフォーマンスであった。
そもそもスクリーンヒーロ牡駒自体にそこ傾向があるのだが、また全兄モーリスだって古馬になってから確変した馬であるし、2歳時に新馬勝ち&重賞2着という時点で将来性を大いに楽しみにできるだけの期待以上の結果を出していると捉えるべきかも知れない。
現時点では並のOP級馬…全ては成長力に懸かっているが、そこの面では大きな期待ができるバックボーンある馬だけに長い目で注目していきたい。』
・・・
コノ馬の唯一の拠り所ある実績である東京スポーツ杯2着も、つまりは3着以下の相手関係が軽すぎた分での好走結果で、それも4着まで0.1秒差という紙一重の重賞好走です。
その後は八百長昇格の低レベルG1ホープフルS6着・スプリングS9着というのは全く以て評価できない戦績になります。
全兄が強くなったのは古馬になってからであり、現に晩成色を醸し出している全弟に対して“血”を根拠に大人気に祭り上げるのは…まだ今(3歳春)ではないでしょう。
相変わらず堀調教師の手腕を以てしても順調な満足な調教過程を踏めない様な現状の完成度です。
―ミュージアムヒル 牝3 ○○ 55 美南 古賀慎
―リョーノテソーロ 牡3 吉田隼 57 美南 武井
ミュージアムヒルのOP実績(スイートピーS1着)・リョーノテソーロのOP実績(クロッカスS1着)は共にレースレベルDEで重賞よりも500万下に近い様なレベルのレースです…ルーカスの東京スポーツ杯2歳S2着も同じくですが、2歳3歳世代限定の乱立している重賞OP戦というのはレースの格に実態が伴わないレースが多々ありあますので…そこの見極めは何よりも出発点にしなければならない点です。
―ミスターメロディ 牡3 福永 57 栗東 藤原英
―フロンティア 牡3 内田博 57 栗東 中内田
ミスターメロディは前走ファルコンSでは◎推奨した馬。
当時の推奨根拠としては『今回の出走メンバーは約7頭が重賞orOP好走歴有り馬という一見粒揃いメンツによる一戦に見えるかも知れないが、それは昨今の2歳夏~3歳2月までの重賞OP競走乱立の新番組編成の功績(功罪)と言うべきで、実際には本来の重賞OP競走好走級の能力を保有していない馬ばかりの一戦である』というのが基幹にありました…それなら初芝でも質的に一段上の戦績を持つコノ馬の方が上でしょうと。
結果的には読み通り…そういう名だけ前走OP好走実績人気馬全滅して、非上位人気の前走朝日杯FS10着馬&8着馬が2着3着に食い込んだという一戦でした…つまりはファルコンSはそういう朝日杯FSに当てはめれば掲示板外で争っている様なレベルの低いレース結果であったという。
そこでの好走結果を引っ提げていざ芝マイルG1挑戦というコノ2頭については…足りないという見方になります。
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前走は中間に一頓挫あったという話。実際に中間調教過程は違和感ある軽い内容でしたし、それで当日には特殊蹄鉄での出走だったのですからそれを尾を引いた状況での出走だったのは間違いないです。更には当初から不安視されていた輸送馬体減もありました。
そんな状態での好走は元値が違ったというコトも言えますが、それ以上にそこから中3週しか空かないNHKマイルCに向けても上昇ムードを作れるのかという点での怪しさを読み取るべきと思います。
脚部は完全状態ではなく、1週前まで調教は手控えて、そして鬼門の可能性ある輸送が控えており…そう考えると楽観視はできないG1挑戦となりそうです・・・最終追い切り(軽め)と当日馬体重(マイナス)次第では危険人気馬になります。
☆先週のレースレベル(暫定値)(ブログでは土曜分のみ)
(※C以上[高水準以上]-CD[水準超]/D[水準(以下)]/DE[低水準]-E[最低水準])
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