2018年5月7日月曜日

【NHKマイルC回顧】出遅れが逆に良かったケイアイノーティック/タワーオブロンドン、ミスターメロディらは不完全燃焼

続いてNHKマイルCを見ていこう。

■ケイアイノーティック【出遅れを利しての初戴冠】
案外人気がなかったけど、追い切り診断で記したようにデキ自体は人気上位陣と比べても遜色なかった。スタートは多少遅かったものの、前がごちゃつく展開だったことを考えると、出遅れは逆にいい方に出たね。直線も狭いインを避けて、大外から悠々と差し切りV。こういう極端な競馬もできるとわかったのは収穫だね。まだまだ成長途上だけれど、今後も楽しみな存在だと思うな。

■ギベオン【道中落ち着かない競馬も力は出し切った】
道中は好位中ほどで脚を溜める競馬。3コーナーの入り口でインに入ったり、直線でも斜行したりと終始落ち着かない感じだったけど、この馬自身は終始行きたいところに行けたんだから、何にせよ力は100%出し切っていると思う。あの感じで最後差されたとなると、もう相手をほめるしかないかな。まあ、良くも悪くもまだ3歳。今後に期待でしょう。

■レッドヴェイロン【9人気3着はフロックじゃない】
外枠から出たなりで中団外めに待機。枠のせいでどうしても内に入れなかったけど、このレースの流れを考えるとむしろ外の方がゆったり乗れて良かったね。勝ち馬と同じく意外に人気がなかったけど、調教の動きは前走以上だったし、そもそも相当な良血馬。このぐらい走れても全然不思議じゃない。古馬になって伸びる血統でもあるから、今後の成長が楽しみでならないよ。

タワーオブロンドンはルメールらしくないぎこちない競馬。もともとマイルはギリギリと言ってたけれど、今回みたいに道中消耗すれば力があってもああなってしまうのはしょうがない。今後はスプリントに舵を切って活躍してくれるんじゃないかな。ミスターメロディはテンションの高さが敗因だろう。ハナまで行かなかったのが逆に不思議なくらいで、祐一(福永祐一騎手)はよく抑えた方だよ。それに、直線入り口先頭で終いまで粘るんだから、素質は相当だと思う。パクスアメリカーナあたりも直線窮屈だったし、能力を発揮しきれた馬が少なかったのは残念かな。

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