2018年6月29日金曜日

CBC賞 展望

夜分遅くに失礼します。先ほどまでW杯の日本-ポーランド戦を見ていました。0‐1で負けるも、得失点差で並んで、フェアプレーポイントでのベスト16進出、まずはおめでとうございます、と言いたいです。第1戦、第2戦から6人のメンバー入れ替えや、負け試合でのパス回しと、試合内容、作戦については、賛否両論あると思います。Yahoo!コメントを観ると、「あんな終わり方するなら、負けた方がまし」とか、「ポーランドをなめすぎ」など、厳しいコメントも多くありました。多くの方が思っているのは、「0‐1で負けたとしても、1、2戦のメンバーでの戦いを見たかった」、「もし、予選敗退だったら、悔いの残る大会になっていた」だと思います。

大会2ヶ月前に監督交代があって、親善試合3戦だけでのぞまなくてはいけなかった西野監督。これまでしたことのない組み合わせで、しかも、予選突破を賭ける大一番。その中でのメンバー入れ替えの意味を推測すると、今回、新たにスタメンで出場した6名に対しては「試合に対するモチベーションの高さ」や「コンディションの良さ」があったのだと思います。強豪国のように先を見据えてのメンバーチェンジよりも、「チームで戦うこと」を優先した結果、また、監督の中で、「新たに出しても、チーム全体のプレーの質は落ちない」との見立てがあったのではないかと予測します。結果的には叩かれるような試合内容にはなりましたが…。良くも悪くも、これらは選手への信頼の形であり、前監督のときはなかったものと言えるでしょうね。というか、日本の立ち位置を考えて、第3戦での大幅メンバー入れ替えは普通考えないですからね。また、1、2戦で勝ち点を積み重ねていたからこそ、取れた策だとも思いますし、最終的には「持っていた」ということなんだろうなと。

そもそも、出場32ヵ国中、下から数えて何番目という日本がベスト16入りすると本気で予想した人はどれだけいたでしょうか。良い形で1、2戦を終えたことで、錯覚した部分もあったと思いますが、相手はすべて格上。その中で、結果を残したことは本当に素晴らしいことだと思います。4年に一度のW杯は、結果がすべて。良い試合をしても、惜しい試合をしても負けは負け。次に進めなければ何もなしですからね。日本人は、勝負事に対しては独自の美学をもっており、潔さ、透明性を好む傾向があります。ただ、勝負事ってそれだけではない訳で。このあたりは競馬も同じで、結果オーライであろうと、G1勝利はG1勝利ですし、馬券で何点買おうが大きな配当を得れば的中は的中です。今回の試合を通して、勝負に対してシビアに考えることも大切だなと、改めて感じました。

最後に一つ。過去2度、予選を突破したときは、ベストメンバーで3戦して、決勝トーナメントで、そのつけが回って勝ち切れなかったというパターンでした。それに対して、今回は主力温存というアドバンテージがあります。さすがにそこまで考えて西野監督がメンバーを入れ替えたとは考えづらいですが、結果的にはそういう形になりました。先ほども言いましたが、勝負事には「(運を)持っていること」、やはりこれが大きいなと。そして、この「運」を持つためには、ひたむきにやるしかないのかなと思います。

ということで、本題へ。冒頭トークで、力を使いつくした感じはありますが(笑)、簡単にCBC賞の展望をすることにします。

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